polepole safari

わたしの旅の思い出たち

カニ!

2006-12-31 01:04:58 | マダガスカル
インド洋は真っ青で美しかったです。
この辺りには工場もなさそうだし、海を汚すものがないからでしょう。
風が強く、波立っていたので海岸にはほとんど人がいなくて、泳ぐ人もいませんでしたが、穏やかな日なら泳いでみたい海でした。

シーフードレストランでの昼食は、このカニ君とのご対面でした
下手に料理されていなくて、素直にゆでてあったので素材の美味しさを味わうことができました。
マダガスカルは素材の持ち味を生かした料理が多かったので、全体的に想像していたよりも美味しかったです。



国内線でフォール・ドーファンへ

2006-12-28 12:13:47 | マダガスカル
首都アンタナナリボから国内線で、インド洋に面した南の端フォール・ドーファンという町へ飛びました。
フォール・ドーファン=強いイルカ(仏語)らしいのでイルカがいる海なのかもしれません。
真っ青で美しい海が見えたときには「わぁ、きれいな海だなぁ!海岸で遊びたい」と思いましたが、降りてみるとかなり風が強くて、海は波立っていました。
昔から船がよく難破したそうで、浅瀬には錆びた船の残骸がありました。

飛行場のまん前の景色です。
日本の飛行場前ではありえない風景ですネ。



旅人の木

2006-12-22 21:48:09 | マダガスカル
日本航空のシンボルマークが、鶴が羽を広げた日本らしいものであるように、マダガスカル航空のシンボルはマダガスカルらしい「旅人の木」です。
飛行機の尾翼にある孔雀のようなマークが「旅人の木」です。

「旅人の木」は、大きな扇状の葉を開く背の高い熱帯性高木状観葉植物です。
名前の由来は、葉と茎の間にある葉柄に穴をあけると水が流れ出し旅人が喉を潤せるということや、日照を好む植物で葉が南方向を向くように東西に葉を開らくことで方向が分かることから付けられたと言われます。
別名の オウギバショウ(扇芭蕉) とは、バショウ科に属し、葉が扇のように開いていることから来ています。


田んぼの向こう側に見えるのが「旅人の木」です。
思ったよりも背の高い木でした。




こじんまりした(?)首都

2006-12-19 23:16:37 | マダガスカル
首都だというのにアンタナナリボの街は、どこかこじんまりした田舎町でした。
かつてフランスの植民地だったので、そんな雰囲気もあります。
朝、通勤の人々が歩いていましたが、どこかのんびりしているように感じました。

キオスクというか、あちら風のコンビにというか…
首都といってもこんなもんです。

ちょっと、お土産屋に!

2006-12-18 23:38:26 | マダガスカル
国内線乗り継ぎまでの時間、空港から出てちょっとお土産屋さんに足を伸ばしました。
こんな小屋のようなお土産屋さんが何軒も並ぶ一角です。
ほとんどが手作りの民芸品で楽器もありました。

これはジェンベという太鼓です。
カン!という乾いた音がします。


これはヴァリハという楽器で
竹に細い針金が張ってあり、
琴の柱(じ)のような物で
調弦してあります。
指で弦を弾いて演奏します。
これは持って帰れそうだったので
お土産に買いました。



マダガスカル スタート!

2006-12-17 18:34:57 | マダガスカル
本日からマダガスカル編を始めます。
「マダガスカル?聞いたことあるような…あっ、映画だね!」というのが多くの方の第一声でした。
「ア…ハハハ…そういう映画がありましたね。でも、私が言っているのはアフリカ大陸の右下にある、ちょっと大きめの島のことです。」
「ああ、そういえばそんな島があったっけ。で、どうしてまたそんな所へ?」

どうして?と言われても困るけど、マダガスカルは行く前の予想を遥かに超えた面白い所でした。
皆さんにマダガスカルのことを少しでも知っていただけたらいいなぁ、と思っています。

日本からバンコク経由で約15時間、マダガスカルの首都アンタナナリボに着きました。
丁度日の出の頃、6時の気温は10℃。
夏休みの日本から来た身としては「うっ、寒い!」と震えました。
国内線で移動する前に少し時間があったので、市内に出かけました。

空港から車が出てすぐ、田んぼが続く景色になりました。
え?田んぼ?
知らなかったのですが、マダガスカルの主食は私たちと同じでお米だったのです。
とはいってもあの細長いインディカ米ですが。
田んぼの風景に、一気に親しみがわきました。

大雁塔

2006-12-09 23:08:33 | 中国・シルクロード
大雁塔は慈恩寺というお寺にある塔です。
中国らしい絵になる塔なので写真は撮ってみたものの、このお寺がどういうお寺なのか全然知りませんでした。
ただ、例のNHK「シルクロード」で見て何となく記憶には残っていました。
ガイドブックで見ると、「大雁塔は玄奘がインドから持ち帰った経典や仏像を保存するために建てられた」と書いてありました。
中国ってそこら中に“歴史”の舞台があるんだなぁ~


ウルムチから西安まで、2週間の旅でした。
見所が沢山あり、食事の心配がなく、特に身の危険も感じない良い旅でしたが、引っかったのは「人」でした。
プロにしてはサービス精神のないホテルの従業員、愛想のない店員、公共マナーの意識が薄い市民…
全員がそうだとは言いませんが、まだまだこれからの国だなぁ、と感じました。
シルクロードの旅は今日で終わりです

一本が二本、二本が四本…

2006-12-04 23:44:24 | 中国・シルクロード
兵馬俑を見た後、すぐ近くで昼食を取りました。
中華料理のバイキングでした。
…中国だから当たり前といえば当たり前なんですが、中国では中華料理しか出なかったのは、今思えばちょっと不思議です。
2週間もの旅ならば、日本なら和食、中華、イタリアンetc.とお客を飽きさせない工夫をするでしょう?
そんな心遣いが、な~んにもないのだもん!
…で、バイキングですが、まぁ、いつもと変わりばえしないメニューを適当に食べて、麺のコーナーに行ったら、この写真のお兄さんが麺の種を一本を二本、二本を四本、四本を八本…というように引っ張って伸ばしながら、どんどん細い麺を作っていました。
私たちは「ほぉぉ~」と感心して写真を撮ったり、拍手をしたりしながら出来上がりまで見ていました。
お兄さんは照れながらも嬉しそうで、ちょっと得意げな表情でした。
伸ばした麺はその場ですぐに茹でて、ラーメンにしてくれました。
お兄さん、今日も頑張っているかな?

兵馬俑

2006-12-03 12:37:24 | 中国・シルクロード
西安観光の目玉は「兵馬俑(へいばよう)」です。
花壇や芝生できれいな公園のように整備された中に、体育館のような建物がいくつかあります。
この大屋根の下に遺跡が保存されています。
TVや本で知ってはいたものの、中に入って驚きました。
想像以上の規模で、きれいな状態の兵馬俑が整然と並んでいます。
「ほぉぉ~」と声にならない声が出ました。
写真を撮りたかったけれど、撮影禁止の張り紙があっちこっちに貼ってあったので、真面目で素直な(?!)私はちゃんと約束を守りました。
ところが!中国の観光客は誰も守らず、平気でフラッシュをたいていました。
もう!自分の国の遺跡でしょ!世界遺産でしょ!ちゃんときまりを守りなさいよっ!
正直言って、中国の人の公共マナーや接客サービスはまだまだレベルが低いです。
真面目で素直な(!?)私は外の撮影OKな兵馬俑を記念に撮ってきました。
このような人や馬の人形がアリーナいっぱいに勢ぞろいしているのだから、壮観でした。
まだ発掘されたのは一部分だというのですから、スケールの大きさにもびっくりです。
通訳の張さんに「あなたの国のご先祖はすごい!!」というと先祖を代表して「ありがとうございます」とお礼を言われちゃった…