polepole safari

わたしの旅の思い出たち

よいお年をお迎えください

2005-12-31 00:01:32 | その他
今年はこんなつたないblogを見ていただいて、
ありがとうございました

PC音痴の私が思い切ってblogを始めました。
下手ながらもやり始めると面白くなりました。
旅の思い出を忘れないように、そして読んでくださる皆様に、少しでもその土地の紹介ができれば…と来年も続けてみるつもりです。

みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
そして、来年もよろしくお願いします。

アラスカの夕日

2005-12-29 21:32:31 | アラスカ
アラスカのツンドラ地帯に沈む夕日です。
空気がきれいだからなのか、色がはっきり鮮やかに見えました。
以前のアマゾンの夕日の時のように、やはりこの時も「今、私はアラスカに来ているんだなぁ。今日もいい一日だった…」と思いながら眺めました。
オーロラはまた見たいと思いました。
今度は北欧で見たいな

再びオーロラ

2005-12-28 22:48:11 | アラスカ
3度目の夜はフェアバンクス郊外のスキー場で、再びオーロラを待ちました。
「ん?あの辺りから出そう…。」と思える前兆があります。
星が出ている晴れた空に、少しもやがかかったように霞む場所ができます。
雲じゃないといえるのは、そのもやから星が透けて見えるからです。
「あ、あの辺り、もやもやしてきたよ。」と話しているうちに、だんだん光が増し動き始めました。
後はカーテンが風に揺れるように、青緑の光が形を変えて動いていきます。
一旦見えなくなって「もう終わりかな?」と思ったらまた現れる、というくり返しでした。

ずっと見ていても飽きません。
自然はなんて美しい光景を見せてくれるのだろう…

パイプライン

2005-12-27 22:54:15 | アラスカ

アラスカの原野を走る、石油パイプラインです。
これを見たとき、「え?こんな裸のままでいいの?」とちょっと驚きました。
悪いことを考えたら、これでは破壊しようと思えばすぐにできちゃうじゃない
石油のパイプラインといえば重要施設でしょ?
と余計な心配をしてしまいました。




実際のパイプの大きさはこのくらいです。
中に入っているのは身長178cmくらいの男性です。
ふ~ん、このくらいの大きさなんだ…もう少し太いパイプかと思ってたなぁ。



夜のロッジ

2005-12-25 21:05:40 | アラスカ
夜のロッジです。
夜はオーロラを待ってずっと起きていて、早朝から昼近くまで寝ている、という昼夜逆転の日々でした。
このロッジ以外に近くには何もないので、夜のイルミネーションがくっきりと目立っていました。

部屋の中はシンプルでしたが、とても暖かでした。
日本の私の部屋よりも暖かかったカモ
外から入ってくると、メガネは一瞬で曇ってしまいます。
カメラを建物に入る直前にシリカゲル入りのビニール袋に入れて、結露から守りました。

吹雪だった…

2005-12-24 23:18:22 | アラスカ
翌日の夜は、雪上車に乗って山の上まで行き、山小屋でオーロラを待ちました。
が!なんと吹雪になってしまい、空が見えない状態に…
「天候は変わることがあるから。」という言葉に望みをかけて待ち続けましたが「残念ですが時間です。」となってしまいました。

結局この日の夜は、雪上車に乗って山の上でココアを飲むために徹夜したようなものでした
天気に文句を言っても仕方がないので、朝になって寝ました
(朝も10時ごろまで暗いので丁度良かったです)

でた~~~!!!

2005-12-23 18:05:35 | アラスカ
防寒態勢万全で、いよいよオーロラを待ちます。
屋根がガラスになった休憩所でひたすら待つ…まだかなぁ、まだかなぁ…
外に出たり、中に入ったり、カメラに取り付けたベンジンで暖めるカイロを点検に行ったり(フィルムのカメラを持っていったので)そわそわして待ちました。
今思えば誰かが「出た!」と教えてくれたらしく、みんな慌てて外に出るので「出たらしいゾ!」とつられて私も外へ
なんだかもやもやしていた光が渦になり、波のようにうねり、くねくねと曲がり、激しく頭上で動き始めました。
それは想像していたよりもずっと早い動きで、どんどん形を変えていきます。
光の嵐のようだし、波のようだし、何と表現したらいいのかわかりません。
その時は丁度、オーロラの真下にいたようで、垂れ下がったカーテンのような部分は見えませんでした。
私はてっきり、光のカーテンがゆっくりとうねるのだと思っていたので、こんなに激しく早く動いたことにまず驚きました。
出てくる言葉は「すご~い!」「うわぁ~!」ばかりで、とても現場中継のキャスターにはなれないな、と思いました

北極圏

2005-12-21 23:25:38 | アラスカ
チェナ温泉の滑走路からセスナに乗って、北極圏に飛びました。
地上の景色は産毛のような針葉樹が生えている雪山ばかり。
やっとポートユーコンという町(村?)に着きました。
飛行場で待ち構えていたイヌイットのガイドさんは、実にローカルな案内をしてくれました。
「Post Office」「Higt School」などと、「他に案内するところはないの~
というような「トホホ」な観光でした。
唯一良かったのはユーコン川です。
といっても、川は全て凍り、その上に雪が積もって、どこが川なんだかわかりませんでしたが…。
なんか、「北極圏にきたぞ~!」と言う気持ちになり、浮かれています。

防寒服

2005-12-20 21:52:41 | アラスカ
この時は-30℃程の気温でしたが、地元の人の話では「今日は温かい」ということでした。
「え?-30℃で温かいの???」
さてこの日のいでたちは、肌着、厚手の綿シャツ、ウールセーターにダウンのオーバーオール、ダウンジャケットという、もこもこの厚着です。
まるでお相撲さんの着ぐるみでも着ているような気分でした





足元はストッキング、ハイソックスにもう一枚ソックスを履いて、写真のようなムートンの中履き入りの靴を履きます。
あ、靴用のホカロンも入れました
手袋も二枚重ねです。
空気が冷たいので、マフラーとマスクを付けて直接吸わないようにしました。
でも、吐いた息がマスクやまつ毛で凍ってバリバリになったのにはまいりました

チェナ温泉リゾート

2005-12-19 22:17:41 | アラスカ
チェナ温泉リゾートは、白樺林の中にログハウス風のロッジが何棟も並んだところでした。
ロッジのはずれに温泉の池?がありますが、日本人が思い描く「温泉」とはちょっと違っていました。
なにしろお湯がぬるい
ふれこみでは「露天風呂に入りながらオーロラが見える」でしたが、(入った人の話では)ぬるくて体が温まるほどではなく、お湯から出るのに相当な覚悟が必要だったそうです。
日本の温泉なら体の芯から温まりますが、そうはいかなかったようです。

部屋とレストランが違う棟だったので、食事に行くのにも何枚も重ね着をして出かけました。
しかし、建物の中は暖房が効いているので、中では脱ぐ、といった具合でした。