polepole safari

わたしの旅の思い出たち

寝台車で敦煌へ

2006-08-31 21:29:06 | 中国・シルクロード
トルファンから敦煌へは寝台車での移動です。
私たちは1等車で、2段ベットが2つ、つまり4人で1室のコンパートメントでした。
1等車に乗る人は貴賓室に案内され、そこで列車を待ちます。
飛行機のファーストやビジネスクラスの特別室みたいなものです。
列車でも料金の差でこんなにサービスが違うのか~、と実感しました。

中にはお茶のポットがあり、いつでも飲めるようになっていました。
音がうるさいし、かなり揺れるのでぐっすり眠ることはできませんでしたが「中国の寝台車に乗った」といういい経験になりました。
「また乗りたいか?」と言われたら「嫌じゃないけど飛行機で行けるならその方がいいな」というところかな。


デパート

2006-08-30 21:29:49 | 中国・シルクロード
観光を終えてデパートに案内してもらいました。。
ショーウインドウに陳列してあるものを店員さんに出してもらって品物を見る、という方法でした。
品数も少なかったです。
ここで薄い緑色の干しぶどうを買いました。
ガイドさんによると、観光地で売っている干しぶどうは、洗剤で洗ってきれいにしているものがあるのだそうです。
「ここの品物は洗剤で洗ってはいません。大丈夫です。」という言葉を信じることにしました。
それにしても干しぶどうを洗剤で洗うって…なにすんねん

これはブリキのオモチャではありません。
ラジカセやコンポのコーナーです。
オーディオのコーナーには、このような派手なデザインのものが並んでいました。
日本では誰も買わないよねぇ、このデザインじゃ…
好みの違いにちょっとびっくりでした。

カレーズ

2006-08-29 21:37:34 | 中国・シルクロード
ブドウ畑を潤しているのは、カレーズを流れる天山山脈の雪解け水です。
蒸発を防ぐために砂漠の地下に水路を掘り、トルファンまで水を引いています。
時々町の人達が水路に入り、中を掃除しているそうです。

観光客のために地下の水路が見学できる場所を設けてありました。
階段を降りていくと少しひんやりしていて、きれいな水が流れていました。

ぶどう棚

2006-08-28 22:35:49 | 中国・シルクロード
からからの砂漠地帯から一転して、緑溢れる場所に移動しました。
これはぶどう棚です。
さっき見てきた、崩れかけた日干し煉瓦の砂の色とは全く逆の濃い緑です。
ほっとしました。
それに、ぶどう棚の下は日差しが遮られて涼しいのです。
やっぱり緑はいいわねぇ~。

このぶどうを家の屋根の上や乾燥用の小屋で乾かして、干しぶどうを作っていました。
薄い緑色の干しぶどうは甘酸っぱくて美味しかったです。


交河故城

2006-08-27 22:32:22 | 中国・シルクロード
読んで字のごとく、河が交わる高台に残された都の跡の遺跡です。
ここも暑い!
とにかくトルファンはどこに行っても暑い…!
ここの見学をしている頃には頭がゆで卵状態になり、今思い出そうとしても詳しく思い出せません。
見学を終えて休憩場所のお土産屋さんに入ったら、お店の人がスイカを切ってサービスしてくれました。
その美味しかったこと!
口中にスイカの果汁が広がり、喉を潤しました。
遺跡よりもスイカに感動してしまった…

燃える山

2006-08-23 22:22:32 | 中国・シルクロード
この場所は「火焔山」です。
あまりの暑さに、赤土で刻みの入った山肌がまるで炎が立ち昇っているように見える、ということでついた名前だそうです。
「西遊記」でも玄奘法師や孫悟空の行く手を阻む燃える山として登場します。
名前の通り本当に暑くて、熱気でたった陽炎の向こうに見えました。
写真ポイントがあって、観光客はそこでバスを降りて記念写真を撮るのですが、みんな写真を撮るとそそくさとバスに戻って行きました
昔の人はこんな所を徒歩やラクダで旅していたなんて…すごすぎ…
ホントに命がけだったんだなぁ、と実感しました。


ベゼクリク千仏洞

2006-08-21 23:08:10 | 中国・シルクロード
町から離れた谷間に沿うように、ベゼクリク千仏洞がありました。
川沿いの崖に穴を開けて部屋を作り、中に仏を安置して壁じゅうに仏の絵を描いています。
とはいっても現在は仏がすでになかったり、壁画は外国人によって剥がされていたり、年月によって消えていたり…。
特に、外国人によって壁を切り取られ持ち去られてしまったために、そこだけ四角くすっぽりと絵が抜けている部分を見て、当時のヨーロッパ人の自分勝手さに少々腹がたちました

さて、ここも暑くて暑くてたまりませんでした。
太陽は「これでもかっ!!!」というくらいギラギラとパワフルに照りつけていました。
写真ではわかりませんがその暑さにたまらず、首筋には“冷えピタ”を貼っています



マダガスカルに行ってきます

2006-08-11 00:21:11 | その他
本日からマダガスカル(アフリカ大陸の右横の大きな島)に行ってきます。
バンコク経由で約17時間かかるそうです。
待ち時間、etc.で結局一日がかりになりそうですケド…。
蚊に刺されないように気をつけながら(マラリアが心配)、楽しんできます
暑い毎日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしください!

高昌故城の少女

2006-08-08 00:33:51 | 中国・シルクロード
遺跡を見学して帰ってくると、バス乗り場で少女がお土産を売っていました。
オバサンたちのように付きまとって買わせようともせず、恥ずかしそうに佇んでいました。
夏休みで家のお手伝いでしょうか。
日本のかすりに似た模様の民族衣装が良く似合っています。


高昌故城

2006-08-04 22:21:11 | 中国・シルクロード
炎天下の中、高昌故城という遺跡の見学に出かけました。
写真から目がくらむような暑さが伝わるでしょうか。
むか~し、三蔵法師も立ち寄ったという豊かな都は、今はほとんど形を残さず、砂の中です。

仏教を尊び貿易の中継点として栄えた都だった頃、ここで人々はどんな暮らしをしていたのだろう?
この壁のへこみの一つ一つに仏像が飾られていたというけれど、どんな仏様だったのかな?
オアシスではどんな作物をつくり、どんな料理を食べていたんだろう?
想像は尽きません。