轍の跡

通りには轍（わだち）の跡がありました。
石畳がこんなにへこんでしまうほど、頻繁に馬車が行き来していたのですね。
商品を積んだ馬車や人を乗せた馬車が走り、活気にあふれていたことでしょう。
ここには確かに人の営みがあったんだなぁ、と実感します。

通りに面したお宅の床です。
きれいなモザイクが一面に施されていました。
きっとお金持ちの家ですヨ。

ポンペイのメインストリート

ここがポンペイのメインストリートです。
両側にちゃんと歩道が造られているところがすごい！



すごいのは、それだけではな～い！
この飛び石状のものは「横断歩道」です。
1900年も前に車道と歩道の区別や横断歩道があったなんてねぇ！



そして、歩道のある部分はこんなにきれいな石で飾られていました。
基本的なセンスは今と変わらないね。

ベスビオ山とポンペイ遺跡

遠くに見えるのがベスビオ山、手前がポンペイの遺跡です。
あの山の大噴火によって、ポンペイの街は一夜で廃墟と化したのでした。
でも、火山灰によって一瞬で街が埋まったおかげ（？）で街並みが当時のまま、きれいに残っています。
皮肉なものです…。

この辺りは役所や裁判所などの官公庁街だそうです。

ポンペイ遺跡へ

ローマからナポリを通り（ナポリは夜泊まるために戻ってきます）ポンペイ遺跡へ向かいました。
遺跡の近くにあるレストランでボンゴレを食べて、いざ、ポンペイ遺跡へ！
でも、外は太陽がサンサン…というよりギラギラ
「う～暑そう」

サルティンボッカ

夕食はローマ名物（？）のサルティンボッカでした。
仔牛肉のワインソテーで美味しいけど…
日本のちゃんとした牛肉のほうが遥かに美味しいと思いました。


お野菜とお豆がたっぷり入ったスープ。
野菜好きの私にとってこれは嬉しかったです。



ドルチェはラズベリーのタルト…素朴だけれど美味しかったです。

アッピア街道の松

ナポリに向かうバスの車窓から見えた、アッピア街道の松並木です。
日本の松とは形が少々違います。

「全ての道はローマに通ず」と言われたように、ローマからは各地へ延びる街道が発達していたそうですが、中でもアッピア街道は有名です。
レスピーギの「ローマの松」（第３曲目が“アッピア街道の松”）でその名を知っている人が多いかも？
現在はローマからは高速道路が網の目のように広がり、アッピア街道を横切っていました。

ローマにもこんなトイレがあった!?

レストランでトイレに行ったら、大都会ローマなのにこんなトイレがありました。
「えっ？世界一の観光地と言ってもいいローマのレストランでこれですか…？」と目がテンになりました。
アフリカや中国なら判るけど…。
日本だったらドアに“使用できません”って張り紙をするよねぇ。
さすがラテン系～


やっと仕事に一区切りつきました。
まだ今年度中にやることは沢山ありますが、精神的にひと山越えたかな。
今日は1ヶ月ぶりの休日で、すごく嬉しかった

遺跡の上の家

街を歩いていたら、面白い建物がありました。
ローマの遺跡の上に建物が建っていて、現在でもそこに人が住んでいます。
ローマの遺跡に住んでいるってどんな気持ちなんだろう？
住み心地はどうなんでしょうね。