polepole safari

わたしの旅の思い出たち

大雁塔

2006-12-09 23:08:33 | 中国・シルクロード
大雁塔は慈恩寺というお寺にある塔です。
中国らしい絵になる塔なので写真は撮ってみたものの、このお寺がどういうお寺なのか全然知りませんでした。
ただ、例のNHK「シルクロード」で見て何となく記憶には残っていました。
ガイドブックで見ると、「大雁塔は玄奘がインドから持ち帰った経典や仏像を保存するために建てられた」と書いてありました。
中国ってそこら中に“歴史”の舞台があるんだなぁ~


ウルムチから西安まで、2週間の旅でした。
見所が沢山あり、食事の心配がなく、特に身の危険も感じない良い旅でしたが、引っかったのは「人」でした。
プロにしてはサービス精神のないホテルの従業員、愛想のない店員、公共マナーの意識が薄い市民…
全員がそうだとは言いませんが、まだまだこれからの国だなぁ、と感じました。
シルクロードの旅は今日で終わりです

一本が二本、二本が四本…

2006-12-04 23:44:24 | 中国・シルクロード
兵馬俑を見た後、すぐ近くで昼食を取りました。
中華料理のバイキングでした。
…中国だから当たり前といえば当たり前なんですが、中国では中華料理しか出なかったのは、今思えばちょっと不思議です。
2週間もの旅ならば、日本なら和食、中華、イタリアンetc.とお客を飽きさせない工夫をするでしょう?
そんな心遣いが、な~んにもないのだもん!
…で、バイキングですが、まぁ、いつもと変わりばえしないメニューを適当に食べて、麺のコーナーに行ったら、この写真のお兄さんが麺の種を一本を二本、二本を四本、四本を八本…というように引っ張って伸ばしながら、どんどん細い麺を作っていました。
私たちは「ほぉぉ~」と感心して写真を撮ったり、拍手をしたりしながら出来上がりまで見ていました。
お兄さんは照れながらも嬉しそうで、ちょっと得意げな表情でした。
伸ばした麺はその場ですぐに茹でて、ラーメンにしてくれました。
お兄さん、今日も頑張っているかな?

兵馬俑

2006-12-03 12:37:24 | 中国・シルクロード
西安観光の目玉は「兵馬俑(へいばよう)」です。
花壇や芝生できれいな公園のように整備された中に、体育館のような建物がいくつかあります。
この大屋根の下に遺跡が保存されています。
TVや本で知ってはいたものの、中に入って驚きました。
想像以上の規模で、きれいな状態の兵馬俑が整然と並んでいます。
「ほぉぉ~」と声にならない声が出ました。
写真を撮りたかったけれど、撮影禁止の張り紙があっちこっちに貼ってあったので、真面目で素直な(?!)私はちゃんと約束を守りました。
ところが!中国の観光客は誰も守らず、平気でフラッシュをたいていました。
もう!自分の国の遺跡でしょ!世界遺産でしょ!ちゃんときまりを守りなさいよっ!
正直言って、中国の人の公共マナーや接客サービスはまだまだレベルが低いです。
真面目で素直な(!?)私は外の撮影OKな兵馬俑を記念に撮ってきました。
このような人や馬の人形がアリーナいっぱいに勢ぞろいしているのだから、壮観でした。
まだ発掘されたのは一部分だというのですから、スケールの大きさにもびっくりです。
通訳の張さんに「あなたの国のご先祖はすごい!!」というと先祖を代表して「ありがとうございます」とお礼を言われちゃった…

楊貴妃のお風呂

2006-11-29 22:55:38 | 中国・シルクロード
先日、楊貴妃のお墓を紹介しましたが、今日は楊貴妃のお風呂です。
ここは玄宗皇帝が楊貴妃を連れて出かけた温泉で、今でもお湯が沸いていました。
中には石でできたミニプールのような湯ぶねがあり、昔楊貴妃は召使いたちに世話をされて、花の浮いたお湯にでも入っていたのだろうなぁ、と想像しました。
くたくたに疲れた体をお湯につけて、「はぁぁ~」とため息をついている私とは大違いだワ。

餃子三昧 その2

2006-11-27 23:03:59 | 中国・シルクロード
次々といろんな餃子が運ばれてきます。
このような春巻きタイプの焼き餃子などもありました。

これは水餃子です。
水餃子といっても、とても小さなかわいい餃子でした。

ホラ、このお箸の先にのっている小さなものが、一個の餃子です。
こんなに小さく皮で包むのは面倒くさいだろうなぁ~
食べる方も、ツルッと口に入ってすぐに飲み込めちゃうので、イマイチ食べた気がしない…


餃子三昧

2006-11-22 22:34:43 | 中国・シルクロード
夕食は鐘楼の近くの店での餃子三昧でした。
蒸し餃子、焼き餃子、そして水餃子…皮がほうれん草のグリーンやかぼちゃの黄色など、いろんな餃子を堪能しました。

中でも可愛かったのがコレです。
アヒルだよねぇ。
ちょっと不細工だけど、何だか食べるのが可哀想になりました。
まぁ、そう言いながらも食べたケド…


とうとう西安(シーアン)に到着!

2006-11-20 21:27:06 | 中国・シルクロード
シルクロードの旅の最後の訪問地、西安(シーアン)に着きました。
この写真は西安の中心部にある鐘楼です。
ずっとずっと昔、NHKの「シルクロード」という番組を見たときには、取材班はここからローマへ出発して行きました。
毎週楽しみに見ていたものです。
石坂浩二さんのナレーションも、喜多郎の音楽も魅力的でした。
こんな所があるんだ、こんな人々がこんな暮らしをしているんだ、こんな遺跡が見たいな、などと好奇心はどんどん膨らみました。
まさか将来、同じ道をたどる旅をするとは思いもしませんでしたが、今思うと、この番組の影響は大きかったと思います。





楊貴妃のお墓

2006-11-16 23:32:42 | 中国・シルクロード
西安(シーアン)では楊貴妃の墓に案内されました。
「え~、ホントに?」という思いもありましたが、あれだけの有名人なので写真を撮っておきました。
美人になりたい(?)という人が墓石を削ってしまうので、柵が設けられたそうです。
いくら楊貴妃だといっても、墓石削って何になるねん!とあきれました。
まぁ、どこに行ってもそういう人はいるんですねぇ。


吸い込むだけでも

2006-11-14 23:14:40 | 中国・シルクロード
市場の一角にある唐辛子屋です。
山積みの唐辛子のために、近くで息を吸うだけで鼻の奥がひりひりしました。
売っている人は毎日のことなので慣れてしまったのでしょうか。
粉を吸ったり、目に入ったりしないのだろうか…と人事ながら気になってしまいました。
あれ?でも、この旅行ではあのわざとらしい火焔麺以外は辛い物はなかったなぁ。
麻婆豆腐の山椒がピリリと効いていたけれど、辛いというほどではなかったし。
この唐辛子は何の料理に使うのだろう?


のどかな村

2006-11-12 21:50:14 | 中国・シルクロード
院(ゲン)さんの村はのどかな田舎の村でした。
しかし、パッと見では豊かには見えない暮らしぶりです。
写真のように門は立派ですが、崩れかけた壁や傾いた家が並び、地震でも起きれば村ごとなくなってしまいそうな様子です。
家の佇まいや人々の服装などから、ここでの暮らしはきつそう…と思いました。
もちろん、村の人達が幸せだと思って暮らしていれば、何も言うことはありません。
きつそう、なんて思うのは私の勝手な優越感なのかもしれない

話は変わって、門には「福」の字が入った紙が貼ってありました。
きっと家に福を呼び込むのでしょう。
道端の日陰では牛の親子がのんびりと休んでいました。
のどかだなぁ~