polepole safari

わたしの旅の思い出たち

ローマ時代の水道橋

2008-01-08 22:15:11 | トルコ
イスタンブールの町の中に今でもローマ時代の水道橋が残っています。
その下を幹線道路が走っているので、ローマの石組みの下をひっきりなしに車が通っていました。
それが現実だと言ってしまえばその通りですが、これを作ったローマ人は、橋の下をこんな物が走り抜けていくとは想像もできなかっただろうな、と考えると妙な気がしました。

現代の私はこのローマ時代の水道橋を車でくぐり抜けて飛行場へ行き、帰国しました。


トルコ編は今回で終わります。
次は帰ってきたばかりのカンボジアを紹介します。

ヒサール

2008-01-06 18:00:14 | トルコ
ヒサールとは砦のことです。
ボスボラス海峡は戦略上重要な場所なので、このような砦が築かれました。
トルコの地名に○○ヒサールという場所がありますが、そこは昔、砦があった名残です。
海峡は狭い所では川幅くらいしかないところもあります。
両岸の砦から行き交う船を厳重に監視していたのでしょう。
今でも海岸沿いのドルマバチェ宮殿には海峡に向いて、銃を持った兵士が立っていました。
船からその兵士に向かって思いっきり手を振ったら、兵士はちょっとだけ笑って、小さく手を振り返してくれました。
そんなところがトルコらしくていいなぁ~

頭上にはボスボラス大橋が…。
これは日本の援助で作られたものです。


高級住宅街

2008-01-03 17:35:21 | トルコ
ボスボラス海峡沿いに、お屋敷が建ち並ぶ一角がありました。
映画にでも出てきそうな高級住宅街です。
お金持ちが住んでいるんだろうなぁ~

クルーザーが泊めてあるお宅。
イスタンブールからマルマラ海やエーゲ海まで
このクルーザーでお出かけかな?

ボスボラス海峡クルーズ

2008-01-02 21:43:53 | トルコ
〝ボスボラス海峡クルーズ〟と言っても船で小一時間、北からイスタンブールへ戻ってくるだけのものです。
とはいっても、「あぁ、北へ行くと黒海なんだ。」とか「コンスタンチノープル攻略の時に、オスマントルコ軍がここを渡ったのかぁ。」などと思うとちょっとだけ歴史のロマンを感じたりして…

トルコの国旗(裏返しだけど…)

ボスボラス海峡沿いで昼食

2007-12-24 22:16:06 | トルコ
クルーズはいっても、ボスボラス海峡沿いに車で黒海の方へ北上し、そこから船でイスタンブールまで戻ってくる短いコースです。
船に乗る前にシーフードレストランで昼食です。
ここで美味しかったのが写真中央にある、魚の燻製でした。
何の魚なのか判りませんでしたが、脂がのってなかなかのお味でした。



グランドバザール

2007-12-23 22:05:42 | トルコ
トルコはエジプトに次いで2回目のイスラム圏の旅行でした。
エジプトではバザールには行けなかったので、このトルコのグランドバザールが「バザール初体験」です。
大屋根の中に小さな店が立ち並び、道が入り組んで…という光景を初めて見たので、目移りがしてキョロキョロしていました。
ただ、バザール周辺の食べ物やごみの匂いに少々へこたれていたので、長くはいませんでした。
今思うともう少し根性を出して、奥のほうまで行ってもよかったかな、という気がします。

いろんな店から「ワリビキ!」「ヤスイネ!」「バザールデゴザール!」と日本語で声をかけられ、中には「モッテケ ドロボー!」なんていうのも…
金銀の宝飾店が並ぶ通りは、辺り中キンキラしていてまばゆいばかりでした。

地下の貯水池

2007-12-20 23:45:36 | トルコ
トプカプ宮殿の近くに、地下の貯水池がありました。
昔スルタンが、敵に毒を川に流された時に備えて地下に貯水池を作ったそうです。
神殿の柱のように列柱が並び、地下空間はかなりの広さでした。
まるで地下鉄の駅のようです。
これだけの空間に水を溜めたら、街の人たちも水の心配がいらないナ、と思うくらいです

髪の毛が蛇で、その姿を見たものを石に変えるというメドゥサの頭が、ある柱の土台にされていました。
まるでメドゥサの魔力を封じ込めているように見えます。
本当のところは地下貯水池を作るときに、何処かの遺跡にあったものを持ってきて使ったのだろうと言われています。
柱の下になって魔力が失せたのか、私は石にはならなかったよ~

アヤ・ソフィア内部 3 モザイク画一挙公開!

2007-12-17 23:20:14 | トルコ
内部の階段を登って、ドーム天井の近くまで行くと聖母子像のモザイク画がよりハッキリと見えました。
アヤ・ソフィアの内部には他にも美しいモザイク画が残っていました。


天使の絵。羽も衣のひだも緻密です。



そして、一番心に残ったのがキリストのモザイク画です。
少し悲しみをたたえたような表情が印象的でした。
とても微妙なニュアンスで頬がほんのりピンク色に見えるように表現されています。

アヤ・ソフィア内部 2

2007-12-16 23:01:50 | トルコ

廊下の突き当りにも聖母マリアのモザイクが…。
しかも光を反射して、金色に輝いているように見えます。

かつての信者たちが教会に入ったとき、
頭上に聖母マリアが輝くように現れたら
尊い気持ちになったでしょうねぇ。
演出効果バツグンだ…!


アヤ・ソフィア内部

2007-12-15 23:54:11 | トルコ
アヤ・ソフィアはオスマントルコによってモスクに改装されてしまいましたが、元々は教会でした。
1900年代になって、漆喰で塗り固められた壁の下に東ローマ帝国時代のモザイク画が発見され、今は復元されています。
中に入るとドームの天井に聖母マリアのモザイクがありました。
窓のステンドグラスも美しいです。

見ているうちに厳かな気持ちになりました