polepole safari

わたしの旅の思い出たち

エフェソス

2007-09-30 20:55:12 | トルコ
ローマの遺跡、エフェソスを訪ねました。
今は崩れた石や僅かな柱が立っているだけですが、この広い遺跡にどのくらい立派な建物が立ち並んでいたのかと想像すると、当時の繁栄が偲ばれます。
この道をクレオパトラも歩いたのだと聞くと、歴史の中の物語が急に身近に感じられました。
クレオパトラ?どんな気持ちでどんな表情でここを歩いたんだろう…?

かつての人々はこんなステキなアーチをくぐって、どこを訪ねたのだろう。
貿易で富を蓄えた人々は、華やかな生活を送っていたのだろうか。
いろんな国のいろんな民族が行き交っていたんだろうなぁ。
活気のある都市だったのだろうな。

道路脇の葡萄屋さん

2007-09-24 21:59:41 | トルコ
日本でも道路脇で果物の即売をしていることがありますが、この時は葡萄屋さんが出ていました。
おやつに買おう、ということになって車を止めてもらいました。
味は甘くて美味しいのですが、見かけが日本とは大違いです。
日本ほど果物も野菜も、きれいで大きさが揃っていて形の良いものばかりの国はないんじゃないかな…。
いろんな国で、自然そのままの不揃いの物を見ると、「これが本来の野菜だよねぇ。」と感じます。
普段の料理では、少々不揃いでも形が悪くても支障はないと思うんだけど。
日本っていい意味でも悪い意味でも、懲りすぎですネ。

葡萄屋さんのボクちゃんです。
ほっぺも手もぷくぷくでかわいかった~

結婚式(前夜祭?)にとび入り参加!?

2007-09-23 23:20:01 | トルコ

パムッカレ観光を終えて、ホテルで夕食を取っていた時のこと。
外から、なにやら賑やかな音楽が聴こえてくるなぁ~とは気づいていました。
だって、スピーカーを通して大音響で鳴らしているんだもん。
食事中、ずっと聴こえていたので、ガイドさんに「お祭りでもやっているのですか?」と訪ねたら、「あぁ、これは結婚式の前夜祭です。」と教えてくれました。
以前TV番組で花嫁、花婿両家の親戚、友人、近所の人が集まってパーティーをする様子を見たことがあったので「それかぁ~」と思い当たりました。
食事の後に、散歩に出たとき、そのパーティー会場のそばを通りかかりました。
ガイド「覗いてみますか?」
私「いいんですか?私たちが行っても?」
ガイド「いいですよ。喜びますヨ。」
私「行きたい!」
ということになり、大音響のパーティー会場へ入っていきました。


空き地に照明、バンド演奏のステージ、テーブルと椅子などがセッティングされ、みんな食べたり飲んだり踊ったりで盛り上がっていました。
花嫁もウエディングドレスで踊っていました
外国人(日本人)のとび入り参加でさらに盛り上がり、みなさんニコニコ顔でした。
気持ちだけご祝儀を渡して、退散しました。
あのお二人、幸せに過ごしているかなぁ~


パムッカレ

2007-09-17 21:00:54 | トルコ
パムッカレとは「綿の城」と言う意味だそうです。
山の上から温泉が流れ、温泉に含まれている石灰分が沈殿してやがて階段状に成長した自然の造形です。
温泉と言っても日本のような温かいものではなく、ぬるま湯でした。
行く前は“露天風呂”のイメージがあったのですが、私たち日本人にとっては“温泉”と言うにはぬるすぎてちょっとがっかりでした。
欧米からの観光客は水着で楽しんでいましたけど…。

「綿の城」というだけあって、真っ白な石灰の階段が続く景色はとても綺麗でした。
最近は山の上のほうに建ったホテルがお湯を汲みすぎて、湯量が減ってしまったそうです。
そのため水が濁り、お湯を流す期間や立ち入りを制限して保護していると聞きました。
自然が長い長い時間をかけて造ったこの景観を、私たちの時代にだめにしてはもったいないですね。

ナッツ屋さんのお兄さん

2007-09-10 22:53:27 | トルコ
学校に入るとき、入り口に店を出していたナッツ屋さんのお兄さんが盛んに買ってくれとアピールしていました。
見学前だったので「後でね、後で。」と日本語で答えて中に入ったのですが、そのときのお兄さんは誰も買ってくれなかったのでガッカリしていました。
ところが、見学が終わって出てきた沢山の日本人観光客が何種類もナッツを買ってくれたので、お兄さんの顔はたちまちニコニコ顔になりました。
お兄さんから買ったピスタチオやアーモンドはバスの中でのおやつになりました。
日頃日本で食べるそれらのナッツに比べると、粒が小ぶりだったり太ってなかったり…。
いかに日本に輸入されている物が、高い品質の物なのかがわかりました。
でも、お兄さんの笑顔のお陰で美味しく感じましたよ~


星座の勉強

2007-09-05 22:44:06 | トルコ
古都コンヤという町に、昔の学校だったという建物がありました。
ドーム状の屋根の天辺が開いています。
それは…

屋根の開いた部分から見える空の星座を勉強するためだったのです。
屋根の下にあるこのプールに水を張って、そこに季節ごとに動いて変化する星を写して先生が解説したんだそうです。
頭いいなぁ~!
いつも同じ条件で、屋根の開いている部分だけの星を比べて学ぶことができるものね。
どんな授業だったのだろうなァ。



トルコのトイレ

2007-09-01 23:11:19 | トルコ
今まであちこちのトイレを紹介しましたが、本日はトルコのトイレです。
といっても、以前モロッコ編で紹介したトイレとあまり変わりはありません。
アジアとヨーロッパの境目にあるトルコは、アジアのしゃがむタイプと欧米の座るタイプの両方がありました。
日本でも和式と洋式の両方があるのと同じですね。

ただ、一番困ったのが水が流れない洋式トイレが多かったことです。
流れないというのでは正確ではなく、水がタンクに溜まるのがすご~く遅いのです。
だから前の人が水を流すと溜まるまでに時間がかり、自分が流そうとしてハンドルを引いてもチョロチョロとしか水が出てこなくてあせりました。
その点この写真のようなアジア式トイレは、水が溜まりにくい時にはそばの蛇口から入れ物に水を汲んで流すことができたので助かりました。
そんなトイレなのに、入り口にオバサンがいて「トイレチップ」を取るので、なんか納得いきませんでした。
「水が流れないトイレに、なんでチップなのぉ~