polepole safari

わたしの旅の思い出たち

華麗なレリーフ

2005-08-31 23:38:08 | モロッコ
モザイクに続いてレリーフを紹介します。
下半分がモザイク、上半分がレリーフです。
これはカサブランカの昔裁判所だった建物の装飾です。
まあ、なんと複雑な模様でしょう!
日本の職人さんの伝統工芸はかなりのものですが、モロッコの職人さんもやるねぇ~!


このレリーフは「アラー」という文字をデザインしてあるそうです。






フェズの旧市街(メディナ)の水場で柱のレリーフを修理している職人さん。
漆喰を削って模様を浮き出させています。

ローマ時代のモザイク

2005-08-30 22:44:24 | モロッコ
今日のモザイクはヴォルビリス遺跡に残る、ローマ時代のモザイクです。
これはアクロバットのモザイクというそうで、馬に逆向きで乗るアクロバットのシーンです。

海の生き物達。
左下のタコがユニークです。



動物たち。
中央上にゾウが描かれています。


ローマ時代のものが、今でもこんなに鮮やかに残っているのには驚きます。
でも、屋根もかけず、野ざらしだったのには別の意味で驚きました。
は大丈夫なのでしょうか…?
日本だったらすっぽりと屋根で覆うか、UVカットのガラスケースをつけてしまうことでしょう。



モザイクの美しさ

2005-08-29 23:44:43 | モロッコ
これはフェズにある王宮の門のモザイクです。
とても美しくて、しばらく見とれました。
イスラム教では神様や人間、動物の姿を描くことを禁じているので、建物は植物をモチーフとした幾何学模様で飾られています。
その制約がかえって、色彩やデザインの多様さを引き出しているような気がします。
沢山の建物を見学しましたが、どこに行ってもモザイクの美しさは素晴らしかったです。

左は首都ラバトにあるムハンマド5世の霊廟の中のモザイクです。
写真では暗くて判りにくいですが、ここのモザイクも色彩といい、細かい模様といい、ため息ものでした。


アラブ式トイレ

2005-08-28 23:01:32 | モロッコ
ハッサン2世モスク内のアラブ式トイレです。
旅行中、アラブ式トイレもありましたが、私たち観光客が使うトイレは洋式の方が多かったです。
ただ、水が貴重だからなのか、設備が不備なのか(私はこっちだと思いますが)水の出が悪いトイレが多かったのには閉口しました。
いつも、ここのトイレはちゃんと水が流れるだろうか…?と心配でした。
もうひとつ困ったのは、トイレを使う時に1ディラハム(約12円)のチップを払わなければいけないところが多かったことです。
いつでも小銭を持っているわけではないので、トイレに行く前には「1ディラハムあるかなぁ。」と財布の中を覗いていました。

さてこのモスクでは、まずここで水を汲んで個室に入ります。

中の足をのせる所にしゃがんで(つまりこちら向きになります)、済んだら汲んできた水を流します。
よく見ると中にも蛇口がありましたし、正面に見える水道管にあったコックを回してみたら水が流れました。
トイレットペーパーがないので、多分こちらの人は水でお尻を洗うんだろうな、と思います。
どのように使うのが正しいのだろう???



ハマム

2005-08-25 23:31:25 | モロッコ
ここはハッサン2世モスクの中にあるハマムです。
ハマムというと「お風呂」を連想しますが、イスラムの人達はモスクで祈りをささげる前に体を清めるためにもハマムを利用するそうです。
日本のお風呂のように湯ぶねはなく、お湯を汲んできて体を洗うそうです。
「日本人がお風呂に入るときは裸になりますが、イスラムの人達は裸にはなりません。男性も下着を一枚はいたままです。」とガイドさんが教えてくれました。



お湯を汲んできたら、それぞれが柱のあたりに陣取って体を洗うそうです。


ここはトルコ式ハマムだそうで、ここにはお湯(だと思いますが触っていないので水かも…?)をはったプール(湯ぶね?)がありました。



ハッサン2世モスク

2005-08-24 22:48:26 | モロッコ
モロッコをイメージすると、ラクダと砂漠、ターバンとワンピースの長いような民族衣装を着た人々、スーク(市場)、カスバとモスク、映画カサブランカ、などが思い浮かびます。
建物は本当にイメージどおりでした。
以前訪ねたエジプト、トルコ、ヨルダン、シリアといったイスラムの国々でモスクや宮殿のモザイクやレリーフの見事なことに驚きましたが、モロッコも素晴らしくて改めて感動しました。
これはカサブランカにあるハッサン2世モスクです。
1993年に完成した新しいモスクで、イスラム教徒でなくても入ることができる数少ないモスクのひとつです。

ミナレット(塔)のモザイクの部分をズームしてみると、とても美しいことがよくわかります。
モロッコのモザイク職人は「これだけ素晴らしいモザイクが作れるのは、世界中でモロッコがNo.1だ。」と自負しているそうです。


モロッコ到着!

2005-08-22 23:58:09 | モロッコ
本日から同じアフリカでも全然雰囲気の違うモロッコを紹介します。
動物の写真はまだまだありますが、それは次の機会にまた紹介します。

フランスのパリ、未来都市のようなシャルル・ドゴール空港から約3時間でモロッコのカサブランカに到着です。
空港から町の中心までは、閑静な住宅街やビルが建ち並ぶ景色が続いていました。

その景色の中に突然、ロバが荷車を引いている姿が飛び込んできました。
大都市カサブランカとロバの荷車…「わぁ~い!モロッコへ来たんだ!」と実感した瞬間です。

ビクトリアの滝 その2

2005-08-21 23:24:05 | アフリカ
今回は空から見たビクトリアの滝です。
日本の滝は線のように流れ落ちていますが、この滝は壁のように流れ落ちています。
日本の滝は涼やさわやかさを感じますが、この滝はスケールが大きすぎて自分の小ささに唖然とします。


手前の切れ込んだ谷は、かつて滝が流れ落ちていたところです。
長~い年月の間に、滝つぼがだんだんと後退していったそうです。

ビクトリアの滝

2005-08-18 22:17:18 | アフリカ
昨日モロッコから帰ってきました。
いや~、暑かった…!!
その話は近いうちに書きます。

久しぶりの更新は「ビクトリアの滝」です。
滝を遊歩道とヘリコプターの二つの角度から見ることができました。
まずは歩いて滝を見に行くと、いきなりの雨です。

でもそれは雨ではなく、滝の水しぶきがまるで雨のように降りそそいでいたものでした。
合羽を着てびしょびしょになりながら滝の近くまで行くと、虹が出ていました。
底を見ると落ちてゆく水の勢いに目がくらみそうでした。
遊歩道には柵もなく、見学者の自己責任に任せているところが日本とは違うなぁ、と思いました。
あの雄大な自然を私ごときの文章で表すことなんて到底無理です。

チャンスがあったら、ぜひ実際に見て圧倒されてください。

モロッコへ行っております

2005-08-07 14:40:20 | アフリカ
polepole safariを見てくださっているみなさん、私はただ今、モロッコを旅行中です。
帰ってまいりましたらまた始めますので、その時はよろしくお願いします。
8月16日帰国予定です。
猛暑の折、みなさまお体を大切にお元気でお過ごしください。