磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

「二心の楕円です」

2016年06月08日 20時48分46秒 | オフ・ビジネス

湯飲みだと思い、蓋を開けると、中にはグラノラのようなカラフルな
物体があれこれ入っているだけ。

と思ったら、そこにお湯を注ぎにウエイターがやって来たんですが、
かれの持っているのは、嘴(くちばし)の部分が1メーターくらいある
銅製のような急須をです。

      

そこから私の湯飲みにお湯を注ぐんですが、それがわざわざ急須の嘴の
先を湯飲みから50センチくらい離した上空から曲芸のように注ぐん
です。



お湯が滝のように流れ落ちると、湯飲みの中にパッと花が咲きました。



きれいですね~ 
でも、決して上海雑技団ではありません。
ここは四川豆花飯荘という歴とした中華料理店です。


そこで花王の元・社長を務めた常盤さんと、一橋大学の古川先生という、
みんきゅう ものづくりオフサイトでお世話になったお二人と4年ぶりに再会しました。
(古川先生とはそれほどお久しぶりではないんですが 笑)

4年ぶりでしたが、まったく変わらず、常盤先生は本当にかくしゃくと
していらっしゃいました。歩くのだって、私より速いくらいです 汗


『学び方』が話題になって、

 「『学び方を創る、学び方を開発する』というのが
  本当の勉強ですよね。

 「MBAでやるケース・スタディーは死体解剖の様な
  ものもです。
  後からなら、いくらでも理屈付けできます。
  生きた人から学ばなければ意味がありません。

  事前調和性などありえません。
  やってみなければ分からない。やってみて
  初めて分かることがある。」

という話になったので、ついついうれしくなって、

 「そうですよね、やってみなけりゃ分かりません
  よね。

  我われは、戦略ストリー化ミーティングで、
  ISOWA独自の戦略立案スタイルを開発している
  みたいなものです。

  そしてそこで立てた仮説を実際に実施しつつ、
  走りながら考えることにチャレンジ中です。

 「先生から最初『陰陽』という考え方を聴いた時、
  正直ピンと来ませんでした」

というと、

 「古川さんだって最初はそうでしたよ。
  でも今はすっかりね・・・ 笑」

と常盤先生にかかっては、古川先生もタジタジです 笑

 「でもミーティングで話している内に、辿り着いて
  みたら、そこに『陰陽』があったんです!」

 「そうでしょう、そうでしょう」

と常盤先生大喜びです。


ちょうど前日、スコラさんとISOWAの若手の他流試合があって、
そこで、

 「自分と会社を分けては考えていません」

と入社6年目のMさんが、常盤先生が唱える『自他非分離』と同じ
発言をしたことを紹介すると、またまた大喜びで、

 「会社と自分を対立させるような西洋的な考えは
  面白くない。
  会社と自分は二心の楕円なんです」


 「行動して初めてわかる。
  行動して得られる反応が次の行動のヒントになる。
  とにかく行動してみることですよね」

戦略ストーリー化ミーティングで実践して、いい結果を報告したいと
思います。


根っこが同じメンバーでの議論は本当にワクワクします。

常盤先生、そしてこの場を設営してくれた古川先生、ありがとうござい
ました。


  

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