湯飲みだと思い、蓋を開けると、中にはグラノラのようなカラフルな
物体があれこれ入っているだけ。
と思ったら、そこにお湯を注ぎにウエイターがやって来たんですが、
かれの持っているのは、嘴(くちばし)の部分が1メーターくらいある
銅製のような急須をです。
そこから私の湯飲みにお湯を注ぐんですが、それがわざわざ急須の嘴の
先を湯飲みから50センチくらい離した上空から曲芸のように注ぐん
です。
お湯が滝のように流れ落ちると、湯飲みの中にパッと花が咲きました。
きれいですね~
でも、決して上海雑技団ではありません。
ここは四川豆花飯荘という歴とした中華料理店です。
そこで花王の元・社長を務めた常盤さんと、一橋大学の古川先生という、
みんきゅう ものづくりオフサイトでお世話になったお二人と4年ぶりに再会しました。
(古川先生とはそれほどお久しぶりではないんですが 笑)
4年ぶりでしたが、まったく変わらず、常盤先生は本当にかくしゃくと
していらっしゃいました。歩くのだって、私より速いくらいです 汗
『学び方』が話題になって、
「『学び方を創る、学び方を開発する』というのが
本当の勉強ですよね。
「MBAでやるケース・スタディーは死体解剖の様な
ものもです。
後からなら、いくらでも理屈付けできます。
生きた人から学ばなければ意味がありません。
事前調和性などありえません。
やってみなければ分からない。やってみて
初めて分かることがある。」
という話になったので、ついついうれしくなって、
「そうですよね、やってみなけりゃ分かりません
よね。
我われは、戦略ストリー化ミーティングで、
ISOWA独自の戦略立案スタイルを開発している
みたいなものです。
そしてそこで立てた仮説を実際に実施しつつ、
走りながら考えることにチャレンジ中です。
「先生から最初『陰陽』という考え方を聴いた時、
正直ピンと来ませんでした」
というと、
「古川さんだって最初はそうでしたよ。
でも今はすっかりね・・・ 笑」
と常盤先生にかかっては、古川先生もタジタジです 笑
「でもミーティングで話している内に、辿り着いて
みたら、そこに『陰陽』があったんです!」
「そうでしょう、そうでしょう」
と常盤先生大喜びです。
ちょうど前日、スコラさんとISOWAの若手の他流試合があって、
そこで、
「自分と会社を分けては考えていません」
と入社6年目のMさんが、常盤先生が唱える『自他非分離』と同じ
発言をしたことを紹介すると、またまた大喜びで、
「会社と自分を対立させるような西洋的な考えは
面白くない。
会社と自分は二心の楕円なんです」
「行動して初めてわかる。
行動して得られる反応が次の行動のヒントになる。
とにかく行動してみることですよね」
戦略ストーリー化ミーティングで実践して、いい結果を報告したいと
思います。
根っこが同じメンバーでの議論は本当にワクワクします。
常盤先生、そしてこの場を設営してくれた古川先生、ありがとうござい
ました。
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