磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

長~く、楽し~ 一日でした

2022年05月07日 19時31分20秒 | オフ・タイム
 
イカ丼を食べ損なって、結局、ホテル近くで、水月湖を眺めるテラスのある場所で遅めの
ランチを済ませ、久々子(くぐし)湖の北にある瑞林寺を訪ねました。
 
ここはしばらく前に観た、さだまさしさんの小説を映画化した『サクラサク』のロケ地です。
 
 
    
 
実際にさださんのお父さんが子どものころに住んでいた場所だそうです。
 
 
 
ラストシーンで重要な意味を持った「一本桜の丘」は瑞林寺の脇の高台に立っていました。
のどかな早瀬の漁村と若狭湾、久々子湖が眺望できます。ただお寺は大改修中で、風情を
感じることはできませんでした。
 
 
そこから三方五湖に別れを告げ、海岸線を北上して、写真の奥に写っているすぐ東の
敦賀半島へ。 初日に行きそびれたお寿司屋さん 寿し波さんで特上寿しをテイクアウト
して、早めの夕食です。

 
これが美味しかった~ ネタがぶ厚い! おまけにお値打ち!! あきらめずによかった~
 
ただ目の前の海の方へ振り返ると・・・
 
 
 
そう、ここ敦賀半島は原発銀座。これは美浜原子力発電所です。
なんでこんなところに・・・
 
寿し波のご主人に、
 
 「原発がすぐ目の前なんですね」
 
 「そうなんですよ~」
 
この浜辺が夏はたくさんの子ども連れの海水浴客で賑わうと思うと、すごく複雑な
気持ちになります。
 
 
さらにもう少しクルマを北に走らせて、夕陽がきれいだという門ケ崎へ。
 
 
 
ここには 高速増殖炉もんじゅ がすぐ脇に。半島の反対側にもまだあります。
どうしてもこの美しい海辺には似合いません。 すごく悲しい現実です。
 
 
門ケ崎で夕陽を見るためには「白木漁港の突き当りからも登れるが、手前の遊歩道を
使った方が安心」とあったので、遊歩道を利用しました。
ところがこの遊歩道、遊歩道という名前とは似ても似つかず、とても『遊』びながら
『歩』けるような『道』じゃなかった。
 
狭い、足場は悪い、メチャ急。 そして見晴らしがいいところに出ると、突然断崖絶壁。
それなのに崖側には柵が無く、山側の柵にしがみつつ、へっぴり腰で前へ進む。
 
そうすると、
 
 
こんな景色が楽しめます。
 
しかしこの景色、せいぜい同時に数名が見るくらいの空間しかなく、そこであっても。

 
こんな風に写真に納まっていますが、足場らしい足場の無いところでの撮影です。
それが証拠に、ツノ坊の顔、ちょっとひきつってません? 
 
ところがしばらくすると地元の若者二人がぺちゃくちゃおしゃべりしながら、後から
すごいペースで上って来ました。足元を見ると、何と二人ともビーチサンダルです。
それなのに私たちはここまでと思っていた地点にある大きな岩にひょいっと上って、
さらにその岩の向こうまで行ってしまいました。
 
あんなに楽しそうだったから、決して身を投げるというような心配は無いから、そういう
意味では安心ですが、また別の意味で、転落するんじゃないかと心配です。
 

そうこうしてるとて徐々に日が傾いてきて、空と海が茜色に染まっていきます。



本当は完全に陽が沈むまで見ていたいのですが、そうすると遊歩道の帰り道で転落して、
遊歩道ならぬ、幽霊歩道になってしまいそうなので、ここらで漁港まで下りました。
 
その後は、まだまだ釣り人で賑わっている漁港でさらに沈みゆく夕陽を眺めました。
 
 
名神高速は一宮ジャンクション付近で渋滞とのことだったので、北陸自動車道などの
サービスエリアの度に休憩し、渋滞が解消した後、23時過ぎに帰宅しました。
 
 
長い、長~い一日でしたが、ものすごく充実した一日でした。
 
翌日、光に「三方五湖へ行った」と話したけど、「三方五湖? それ、どこ?」。
こんなにすばらしいところなのに知名度が低いのがとっても残念です。
 
イカ丼も食べなきゃいけないので、もう一度行ってみたい。
みなさんもぜひ!
 
 
 

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