プロセスを味わうのも楽じゃない

 

10月末に広島のとびしま海道をドライブした時、岡村島でご縁があった

おじさんから「売り物にはならない」みかんを分けてもらいました。

 

とびしま海道へ - 磯輪日記

 

　「今年は暑さが長く続きすぎたせいか、実が大きくならない。

　　でも本当に美味しいみかんは小さいみかんだからね。

　　小さいけど、味は濃いよ。まだ酸い～から、２週間経って

　　から食べてよ」

 

 

自宅へ持ち帰って、１週間くらい経ったので、もういいんじゃないかと思い、食べて

みたら・・・　　　す、す、す、すっぱーい！

１週間経ってもまだこんなに酸っぱいって、あと１週間経っても美味しくならないんじゃ

ないか・・・

 

で、３週間くらいおいてから、もう一度トライしてみました。

 

 

本当に小さいでしょ。おまけに皮が薄い！　だからちょっと皮を剥こうとすると、

すぐ皮がちぎれてしまい、剥くのに時間が掛かります。

苦労して剥いて、限りなく小さいひと房を口に入れてみると・・・

 

あ、あ、あ、あま～い！　そして味が、こ、こ、こ、こ～い！　

 

みかんにはとってもうるさいツノ坊ですら、

 

　「こんなに味の濃いみかんは、食べたことがない！」

 

と驚くほど。

 

でも、口に入れるまでのプロセスの長いこと、長いこと。

そして口に入れてからのプロセスの短いこと、短いこと。

 

 

 

おじさんに二言は無し　でした。

写真のおじさん、「だろ！」　と　ちょっとドヤ顔に見えてきた！　（笑）

 

ご馳走様でした！