愛知教育大学の教授で、前愛知教育大学附属名古屋中学の校長先生だった
中野靖彦先生が、
「読んで、PRして下さい」
とこの本をお送り下さいました。本の帯に、
「子どもの気持ちがわからないと嘆く前に、先生や親は自分が子どもの前で
どんな顔をして話しているか鏡を見てほしい。大人が楽しければ子どもも
楽しくなるし、その逆もまた真である。いま、大人が変わらなければ!」
とあります。
「親は自分たちの過去を振り返り、子どもに伝えたいと思っていることが
ある。でも時代が変化し、子供の価値観とずれてくる。そのずれのなかで、
何とか糸口を見いだそうとやっきになっている。」
親なら誰でも思うことですね。しかし一方で、
「もう30年以上も前から、子どもたちは『いけません』の檻の中に閉じ
こめられてきたのである。その時代の子どもたちが大人になり、同じ
嘆きをしていても始まらない。この檻から何とか子どもを解き放たねば。」
そう言われてみれば、返す言葉もありません。
子どもは社会を映す鏡。
「『いまの子どもたちは・・・』と嘆く前に、大人自身がわが身を振り返って
みることも必要である。『いまの大人たちは』と子どもたちに言われない
ために。」
子供はまだいないので・・・私の場合は、
出会う人、すべて自分の鏡だと思うと、自分を正さねば・・・と反省。
「子供が、精神的に未成熟のまま身体的には大人に成長し、親になっている」のが今の世の中ということでしょうか。ボクは独身で子供がいませんが、もしも子供がいたら未成熟な父親をやっていることでしょう^^;
庄内通りのお店のツアーで郡上に遊びに行った時、ママの弟とその友だち(中学生)も一緒だったのですが、その中にグレまくりの不良中学生が1人がいました。ツアー中、帯同した弟にひどい暴力を何度も与えるんで、何度も説教したんですが、全く聞き入れてもらえませんでした。^^;
両親が離婚していて父親が引き取ったものの、その父親が養育放棄して、寺が預かっている子だと聞きました。
自分の鬱憤を晴らすのに精一杯で、弟のことを考えてあげられる余裕がないんでしょうな。せめて、「親は万能じゃなく、自分にできないことは親だってできないんだ」くらいの意識でも芽生えてくれれば、おとなしくなるとは思うんですが・・・・・。
一緒に焼き鳥屋に行って、親は焼酎のお湯割りで、僕はコーラにねぎ間。たまに家で食事を作っても、子供用の料理は一切出なかったです。
親が、おいしいものを食べて、楽しく仕事をして、家でまったりとくつろいで、大人の社会の話題で子供と会話をしていれば、良い家庭になると思います。
無理に子供に合わせすぎずに、子供に大人の社会の素晴らしさを教えて、「早く大人になれよ」と教えるのが正しい教育だと思います。
「出会う人、すべて自分の鏡」と思えるなんて、えらいね。
子どもがいても、未熟な父親です。
一度オフ会やろうか?
私も、子どもが赤ちゃんの頃から、大人の
ように話しかけてきた。
まだ言葉をしゃべれない頃から、子どもに
向かってギャグを連発してきました。
こんなんじゃ、ダメだったのかな~
タイトルだけでハッとさせられるメッセージを感じました。大人同士も同じですよね、鏡は先に笑わない
相手の表情は自分を映す鏡。どこかで読んでから心にとめていた言葉ですが、今日からはこっちにします
みんな言うように、いいタイトルですよね。
こんなにたくさんの人からコメントもらったので、
ブログのことを中野先生にも知らせます。