ドライブ気分で

わが社の重要仕入先の１社である孟鋼鉄さんの案内で、メトーカケフさんという
会社を見学させてもらいました。

社名がとても変わっていますよね。　そもそもこの社名、どこで区切って呼ぶのかすらも
分かりません。それにこれ一体何語？ドイツ語？

ＩＳＯＷＡ側でこの見学をアレンジしてくれた購買のＴくんに、

　「メトーカケフさんってどういう意味の社名？」

って聞いても、

　「元は掛布金属さんって言ってたそうですから、
　　メトー・カケフさんですが、カケフの前のメトーって
　　いうのは何のことか分かりません・・・」


そんな疑問を抱きつつ、メトーカケフさんがある岐阜県可児市在住のＴくん、ほぼ
幹線道路を利用せず、中にはこれってけもの道に毛が生えたような細い道ばかりを
運転していきます。

ゴルフ場の脇は通るし、ちょっとしたリゾート気分。ドライブを楽しみつつ、
メトーカケフさんに到着。


仲介の労を取ってくれた孟鋼鉄のわが社の担当のＵさん、そしてＳさん、Ｋさんも
一緒に、メトーカケフさんのＳ工場長の案内で見学させてもらいました。

見学に先立って、会議室で会社の概要について説明を受けました。
ぜひ社名の謎を質問しようと思っていたら、先にＳ工場長から、

　「メトーというのは、旧社名の掛布金属の金属の英語である
　　メタル『ＭＥＴＡＬ』の発音をそのままカタカナ表記
　　したものです」

と説明がありました。面白い発想ですね。


見学させてもらった工場では、工場や住宅の屋根材を加工しています。
原料は、鋼板と紙と違うとはいうものの、何となく段ボールの加工工程と似た
ところがあり、興味深く見学させてもらいました。

また案内をしてくれたＳ工場長のトークがとても明るく、分かり易いので、見学が
盛り上がりました。


メトーカケフさんでは、超軽量の太陽光パネルや、プロジェクタのスクリーンにも
なり、ホワイトボードの様に書いたり、消したりできる、内装ボードも手掛けて
いて、オフィスのレイアウト改善に取組んでいる我われには、そちらも大変興味
深いものでした。

早速試しに導入してみようという話になりました。


　「最後に記念撮影をしたいのですが」

とお願いしたら、

　「ウチで一番撮影が上手な社員に撮らせます」

ということに。確かに出来上がった写真は構図もバッチリでした。


帰りには、孟鋼鉄さんの小牧工場も見学させてもらいました。


いつも思うのですが、段ボールにも段ボールを作る機械があるように、何物にも
それを作る機械が必ずあり、それぞれに知恵、工夫がある。

今日も勉強になりました。

メトーカケフさん、孟鋼鉄さん、お世話になりありがとうございました。