わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【イキのいい言葉が飛び交う】 ~小さな村に暮らして手にする実感~

2017年04月07日 | 泰阜村長からのメッセージ
辞令交付の際、今年度の方針をスタッフに伝える。

俗にいう、代表講話というものだ。

そんなことおこがましい限りではあるが、代表だからしょうがないので、講話する。

今年度は、その場に、泰阜村長が来てくれた。






大事なことは、この泰阜村がどこに向かおうとしているのか、それを村長の口から直接聞くこと。

そして、泰阜村のビジョンと、わがNPOグリーンウッドのビジョンが、どのように関係しているのかを、スタッフ自身が感じ取ること。







小さな村では、政治が圧倒的に近い存在だ。

なにせ人口が1700人しかいない。

それゆえ発生する「役割の大きさ」を負担だと想ってしまえばそれまで。

しかし、それを醍醐味と想えるかどうか。

村の未来づくりに、若手スタッフ自らが参画していると“実感できる”場面が多いのが、小さな村のリアル現状である。




若手スタッフが、手作りの懇親会で、泰阜村長を囲む。

その場でも、確かな未来を語る「イキのいい」言葉が飛び交った。





NPOと村が同じ方向性を持つために、いいスタートを切ったぞ。


代表 辻だいち


【こうして子どもたちは、山の子になっていく】 ~32年目の挑戦を支えよう~

2017年04月05日 | 泰阜村のソコヂカラ
「東京から来ました! 小学6年の・・・」

泰阜村役場に元気なこどもたちの声が響く。

暮らしの学校「だいだらぼっち」(1年間の山村留学)のこどもたちが、村役場の職員の皆さんに「村の子になります」とあいさつ。

泰阜村長も出迎えてくれて、こどもたちに激励の一言。

こどもたち、緊張である(笑)





そして住民票を移して泰阜村民になったこどもたち。

今度は、ご近所のおじいま、おばあま(おじい様、おばあ様の意味の方言)に挨拶周り。

引っ越しするとどこでもやるよね。

30年前には猛反発していた住民も、今は快く迎えてくれる。

こうしてこどもたちは、少しずつ山の子になっていく。










全国からチャレンジャーが集まり、32年目が始まった。

暮らしから学ぶこどもたちの挑戦を支えよう。




というわけで、「村の子になります!」が地元新聞に紹介された。

興味ある方は、ご笑覧いただきたい。



南信州新聞 2017年4月8日(土)

小中18人が暮らし体験
山村留学入村あいさつ
泰阜村


 泰阜村の山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」の小中学生が5日、村役場に「1年間お世話になります」と新年度あいさつに訪れた。今年は継続4人、新規14人の計18人が村での暮らしを体験。村民として生活していく中での目標などを松島貞治村長ら職員らに力強く語った。

 同山村留学はNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが主催して31年目。1年間、村の学校に通いながら毎日のご飯づくりや薪を使った風呂たき、掃除など生活に必要な仕事はすべて子どもたちが主体となって行う。また米や野菜づくり、登山、川遊び、野宿などの遊びの計画も子どもたち自身が考え、生きる力を育んでいく。

 本年度は県内1人をはじめ、多くは関東方面や愛知県、京都府、兵庫県、和歌山県などから参加。村役場を訪れた子どもたちは、自己紹介した後「川遊びをしたい」「村の良いところを探したい」など1年間の決意を発表した。東京都品川区出身の中学1年生で初参加の長谷川一球さん(12)は「木など自然のものを使ってものづくりをしたい。仲間との共同生活も楽しみ」と期待に胸を膨らませた。

 出迎えた松島貞治村長は「ずっと住んでいる我々村民には分からない村の素晴しいところを発見して教えてほしい」と子どもたちに呼び掛け、学校責任者の森久哲(ひさのり)さん(34)は「子どもたちの力で暮らしていくことを大事にしていきたい」と話した。






代表 辻だいち