今日夜、田本集落第一班の常会(寄り合い)がありました。
毎月一度、一班に所属する全戸から1人ずつが集まり、ご近所の課題をみんなで知恵を絞って解決する場です。
その場で、夏に引き続き冬にもこの手紙(文書)が泰阜全戸に配布されました。
「あんじゃね支援学校」の校長(座長)、木下藤恒さんからの手紙(文書)です。
まずは見てください!
泰阜村民の皆様
平素は私どもの教育活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
伊那谷あんじゃね支援学校とは、文字通り「あんじゃね自然学校」への支援を通して、村のこどもたちの体験教育について議論する有志の機関でございます。
今夏、村民の皆様のご厚意と、泰阜村、NPOグリーンウッド、あんじゃね支援学校が協働し、東日本大震災で被災した福島県のこどもたち47名を、「信州こども山賊キャンプ」(NPOグリーンウッド主催)に招待することができました。
福島県のこどもたちは震災から9ヶ月経った現在も、放射線量の高さから「土に触るな、草花の臭いを嗅ぐな、深呼吸をするな、水に潜るな」と、自然との接触を極端に制限される環境で暮らしております。少しの間だけでもこどもらしく思う存分遊んでもらいたいと、夏休みに引き続き、冬のキャンプにも19名のこどもたちを招待する運びとなりました。
つきましては、村民の皆様にも、下記のとおり協力を要請させていただきますので、福島県のこどもたちが「あんじゃねぇ」と安心して暮らせるための支援について、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、キャンプの様子などは随時ケーブルテレビや広報無線などでも報告させていただきます。
1. 福島のこどもへのお米の提供について
福島のこどもは、左京川キャンプ場で開催される「信州こども山賊キャンプ」(12月23日~1月6日まで全7コース)に参加します。ぜひ、福島のこどもに泰阜村のお米を食べさせたいと思います。
ご協力いただける方は、1月16日までにNPOグリーンウッド:だいだらぼっち(田本)、泰阜村役場、役場支所までご持参いただけますようお願い申し上げます。(いただきましたお米はキャンプの食事としていただきます。また余剰米は福島のこどもたちへお土産として後日送付します)
2. 招待キャンプ経費の募金について
今回19名の福島のこどもを招待するにあたり、経費を集めるための「あんじゃね震災支援基金」を開設しております。つきましては、募金箱を、泰阜村役場、役場支所、NPOグリーンウッド・だいだらぼっちの3箇所に1月16日まで設置しますので、村民の皆様にも募金の協力をお願い申し上げます。
▼これが木下藤恒さん。私の師匠です(笑)
夏に引き続き、「あんじゃね支援学校」が「あんじゃね震災支援基金」への募金や、お米集めを呼びかけて、冬の信州こども山賊キャンプに招待する福島のこども(18名)を支えます。
すごいでしょ~。
「あんじゃね」とは、南信州の方言で、「大丈夫だ」「心配するな」という意味合いで使われます。
まさに泰阜村民が、福島のこどもに「あんじゃねぇっつうことよ!」と激励します。
つつましく年末を過ごし、ささやかに新年を迎えようとしている南信州のへき地山村泰阜村のひとびと。
そのひとびとが、強い想いで福島のこどもたちを支えます。
泰阜村の「お互い様・支え合い」の文化が持つ教育力が、今、改めて発揮されようとしています。
福島のこどもが、冬もまた「あんじゃねぇ」と安心して暮らすことができますように。
代表 辻だいち
毎月一度、一班に所属する全戸から1人ずつが集まり、ご近所の課題をみんなで知恵を絞って解決する場です。
その場で、夏に引き続き冬にもこの手紙(文書)が泰阜全戸に配布されました。
「あんじゃね支援学校」の校長(座長)、木下藤恒さんからの手紙(文書)です。
まずは見てください!
2011年12月20日
泰阜村民の皆様
伊那谷あんじゃね支援学校
校長(座長) 木下 藤恒
校長(座長) 木下 藤恒
福島のこどもの招待キャンプにおける協力の依頼について
平素は私どもの教育活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
伊那谷あんじゃね支援学校とは、文字通り「あんじゃね自然学校」への支援を通して、村のこどもたちの体験教育について議論する有志の機関でございます。
今夏、村民の皆様のご厚意と、泰阜村、NPOグリーンウッド、あんじゃね支援学校が協働し、東日本大震災で被災した福島県のこどもたち47名を、「信州こども山賊キャンプ」(NPOグリーンウッド主催)に招待することができました。
福島県のこどもたちは震災から9ヶ月経った現在も、放射線量の高さから「土に触るな、草花の臭いを嗅ぐな、深呼吸をするな、水に潜るな」と、自然との接触を極端に制限される環境で暮らしております。少しの間だけでもこどもらしく思う存分遊んでもらいたいと、夏休みに引き続き、冬のキャンプにも19名のこどもたちを招待する運びとなりました。
つきましては、村民の皆様にも、下記のとおり協力を要請させていただきますので、福島県のこどもたちが「あんじゃねぇ」と安心して暮らせるための支援について、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、キャンプの様子などは随時ケーブルテレビや広報無線などでも報告させていただきます。
記
1. 福島のこどもへのお米の提供について
福島のこどもは、左京川キャンプ場で開催される「信州こども山賊キャンプ」(12月23日~1月6日まで全7コース)に参加します。ぜひ、福島のこどもに泰阜村のお米を食べさせたいと思います。
ご協力いただける方は、1月16日までにNPOグリーンウッド:だいだらぼっち(田本)、泰阜村役場、役場支所までご持参いただけますようお願い申し上げます。(いただきましたお米はキャンプの食事としていただきます。また余剰米は福島のこどもたちへお土産として後日送付します)
2. 招待キャンプ経費の募金について
今回19名の福島のこどもを招待するにあたり、経費を集めるための「あんじゃね震災支援基金」を開設しております。つきましては、募金箱を、泰阜村役場、役場支所、NPOグリーンウッド・だいだらぼっちの3箇所に1月16日まで設置しますので、村民の皆様にも募金の協力をお願い申し上げます。
以上
▼これが木下藤恒さん。私の師匠です(笑)
夏に引き続き、「あんじゃね支援学校」が「あんじゃね震災支援基金」への募金や、お米集めを呼びかけて、冬の信州こども山賊キャンプに招待する福島のこども(18名)を支えます。
すごいでしょ~。
「あんじゃね」とは、南信州の方言で、「大丈夫だ」「心配するな」という意味合いで使われます。
まさに泰阜村民が、福島のこどもに「あんじゃねぇっつうことよ!」と激励します。
つつましく年末を過ごし、ささやかに新年を迎えようとしている南信州のへき地山村泰阜村のひとびと。
そのひとびとが、強い想いで福島のこどもたちを支えます。
泰阜村の「お互い様・支え合い」の文化が持つ教育力が、今、改めて発揮されようとしています。
福島のこどもが、冬もまた「あんじゃねぇ」と安心して暮らすことができますように。
代表 辻だいち