わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

一番強いのだ

2014年05月14日 | 全国のなかまたち
福島県鮫川村にいます。


盟友の進士徹(しんし とおる)さんがいる村です。

山賊キャンプに参加したこどもたちがいる村です。

泰阜村少年野球クラブと交流試合試合をした鮫川村少年野球団のこどもたちがいる村です。



進士さんの家で、コーヒーを飲みながら、いろんなことを語りました。

共に話すことは、現況へのうらみつらみではなく、これからの未来をどう創るのか、という前向きな話。

前向きで生産的な姿勢は、次々と社会を変革するアイディアを産み出すものです。

少ない時間ですが、次への「縁」、見つけました。



鮫川村教育委員会にも立ち寄りました。

アポなしでも立ち寄って話ができる関係性が構築されつつあります。

ここでも、現況をマイナスにとらえることなく、プラスにとらえる話題ができました。




今回は、鮫川村の少年野球関係者とお会いすることはできませんでした。

でも、3月にお会いしたときには、「いつかまた再戦しよう!」と固く握手しました。

一昨年のこどもたちの交流試合は、最終回の引き分け劇。

まだ決着がついていません。

いつか必ず決着をつける! と、信州と福島の小さな山村が吠えるのもまた面白い。



この鮫川村の皆さんと、10数年つきあってきました。

放射線量はそんなに高くない村だけれど、この村にはこの村の悩みと葛藤がある。

それが、肌で感じるほど、わかります。

その声なき声に耳を傾けられるかどうか、その小さな心に寄り添えるかどうか、それが試されています。



また来よう。この鮫川村に。

また話そう。この鮫川村の人々と。

私たちには、それしかできない。

でも、それが一番強い。


代表 辻だいち