感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

9月1日 元旦   滞在3日目

2008年09月02日 | おわら風の盆
風の盆は9月1日の午前0時より始まります。観光案内には午後3時からと書いてありますが、それは観光客向けの行事で、地元に人にとっては午前0時が元旦なようなもの。前日の午後11時頃、上新町通りを西新町方面に行くと、「からんからん」と鐘を手にした女性が時を知らせるがごとく通りを進んでいる。さながら「除夜の鐘」のようである。11時40分に西新町公民館を通ると、すでに地方が揃い準備万端。そこには留まらず、上新町公民館へ向かう。こちらも自前の浴衣を着た地方が勢ぞろいしている。上新町は公式行事から引退したベテランの地方が多く集まり、皆さん名人。午前0時になると同時に、公民館の外へ出て、おわらの演奏。年が明ける。
 この午前0時の始りというのは、昭和40年代頃からで上新町の大西さん達が始められたのが最初。それが各支部に行き渡り、今に至っているが、近年までは地元の人と関係者しか知らなかったことなのであるが、いつ間にか一般の人に有名になりつつあり、上新町公民館前には数十人の人山が出来ている。胸の振り子さんと会う。一行は上新町通りをゆっくりとした歩調で下り、おたや階段方面に曲がり、おたや階段は下りず左に曲がり、合同の坂を横切り曳山会館方面へ向かう。
 自分は、一団から離れ、諏訪町通りに行く。まだ提灯をあまり点燈せず、ほとんど真っ暗な中、諏訪町の地方が東新町方面へ流して行く。その集団を見送った後、西町通りに行く。通りでは、地方の演奏のもと、去年、おととしと踊り子を卒業した子が踊っている。しばらくこちらで写真を撮らせてもらい、解散したので、鏡町の公民館へ。鏡町もほぼ片付けをしている状態であったので、しばらく公民館の縁側で休ませてもらい帰途に着く。午前3時30分。途中、若手の地方が流しているもどこの支部かは不明。
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9月1日 5

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9月1日 4

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9月1日 3

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9月1日 2

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9月1日 1  

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8月31日  大晦日   滞在2日目

2008年09月02日 | おわら風の盆
朝より晴れる。井田の宮脇書店で「ベートーベンの交響曲」金聖響+玉木正之(講談社現代新書)を買い、読んで時間をつぶす。フルトベングラーやトスカニーニなど大指揮者の時代は指揮者自らの解釈による過大な演出、楽譜にない音までの出す演奏方法であったが、現在はベートーベンの時代の音色の再現が主流となり、演奏方法も変化してきている。けれどもどんな解釈にもびくともしないベートーベンの偉大な交響曲は200年経った今も普遍的な響きで我々を魅了しています。
 午後7時30分から西町が八尾小学校で明日から始まる舞台演舞の練習を行うということなので見に行く。各支部所作の練習ではなく、舞台での立ち位置の確認が主な目的。西町の女子はほとんどが自前の浴衣で参加。近頃各地の夏祭りでゆかたを着る若い子が増えてきており、それ自体はいいことかもしれないが、着崩れているのは良くない。男子も同じことが言えるが、さすがに八尾の子は皆、自前の浴衣も綺麗に着付けている。舞台演舞は広いステージの上で、各支部独自のフォーメーションで踊るので、それぞれの所作所作が綺麗に見える位置を先輩指導者に指示で確認し、各自何かの目印を見つけて覚えて行く。
西町が終了する頃、ステージの裏手から別の団体が降りてきてスタンバイしている。聞くと今町支部の青年団。せっかくなのでこちらも見て行く。その後上新町が続き、最後の鏡町が終わったのが10時30分頃だった。どの支部も踊りを指揮しているのは、まだ若い先輩で地方に入るような人はおらず、どの支部も年長者を立て見ていて気持ちがいい。一時鏡町の雲の浴衣を着る人が減ったということで、何人いるか数えてみると、今回は指導者の女性も含め9人もの編成で、本番も見ごたえがあると思った。
 その後車に戻り、午前0時になるのも待つ。
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8月31日 6

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8月31日 5

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8月31日 4

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8月31日 3

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西町支部
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8月31日 2

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8月31日  1

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8月30日 前夜祭最終日  滞在1日目

2008年09月02日 | おわら風の盆

午後1時に八尾へ到着。小雨。明日香へ。今年は曜日の関係で前夜祭の最後が土曜日でしかも鏡町なので、今日から4日まで滞在する人が多い。すでに福島県のAさんは朝8時に着いて場所取りをしたとのこと。明日香へ行く途中鏡町の階段にはいくつもレジャーシートが広げられていた。夕方になっても雨はやまない。町民広場からは曳山会館までの、片道だけの無料シャトルバスが運行され、バスや自家用車で来た人が次々に乗っていた。曳山会館でのおわらステージの前売券は早い時間に完売の看板が出ている。午後7時30分になって鏡町が中止を決定。おたや階段で待っていた人が大挙して曳山会館前の特設ステージに向かう。午後8時20分過ぎに鏡町支部のおわら演舞。鏡四季。地方は若手中心。ステージが終わり、再び階段下で待つが、踊り手は解散したとのこと。同時開催の西町へ向かう。西町公民館は町内でもっとも古く、風の盆終了後建て替えられるとのこと。雨は止むが、町流しはなく、公民館の1階で地方と踊り、同時に2階の窓を開けて踊りの披露がある。古い建物のお座敷での踊りは優雅で美しい。写真を撮っていると、営業時間が終了した明日香のKさんが見に来ていた。地元にいても、期間中は店から離れられず、他支部はなかなか見ることができないとのこと。西町公民館は、一階のたたきの部分を開放し、見物客を中に入れてくれていた。入替制で演奏が一通り終了すると次の観客を入れてくれるので、自分も中に入り最前列で見ることができた。午後10時で前夜祭は終了。公民館前を離れると近くの店前に名古屋のKさん、Aさんが、集まりなにやら撮影中。見ると着物姿の看板娘のYちゃんを撮っている。自分も撮らせてもらう。その後町民広場に戻り、八尾滞在1日目終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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