感想

バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

8月31日  大晦日   滞在2日目

2008年09月02日 | おわら風の盆
朝より晴れる。井田の宮脇書店で「ベートーベンの交響曲」金聖響+玉木正之(講談社現代新書)を買い、読んで時間をつぶす。フルトベングラーやトスカニーニなど大指揮者の時代は指揮者自らの解釈による過大な演出、楽譜にない音までの出す演奏方法であったが、現在はベートーベンの時代の音色の再現が主流となり、演奏方法も変化してきている。けれどもどんな解釈にもびくともしないベートーベンの偉大な交響曲は200年経った今も普遍的な響きで我々を魅了しています。
 午後7時30分から西町が八尾小学校で明日から始まる舞台演舞の練習を行うということなので見に行く。各支部所作の練習ではなく、舞台での立ち位置の確認が主な目的。西町の女子はほとんどが自前の浴衣で参加。近頃各地の夏祭りでゆかたを着る若い子が増えてきており、それ自体はいいことかもしれないが、着崩れているのは良くない。男子も同じことが言えるが、さすがに八尾の子は皆、自前の浴衣も綺麗に着付けている。舞台演舞は広いステージの上で、各支部独自のフォーメーションで踊るので、それぞれの所作所作が綺麗に見える位置を先輩指導者に指示で確認し、各自何かの目印を見つけて覚えて行く。
西町が終了する頃、ステージの裏手から別の団体が降りてきてスタンバイしている。聞くと今町支部の青年団。せっかくなのでこちらも見て行く。その後上新町が続き、最後の鏡町が終わったのが10時30分頃だった。どの支部も踊りを指揮しているのは、まだ若い先輩で地方に入るような人はおらず、どの支部も年長者を立て見ていて気持ちがいい。一時鏡町の雲の浴衣を着る人が減ったということで、何人いるか数えてみると、今回は指導者の女性も含め9人もの編成で、本番も見ごたえがあると思った。
 その後車に戻り、午前0時になるのも待つ。
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