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『ひぐらしのなく頃に解~皆殺し編~』2巻の感想レビュー(コミック)

2009年06月23日 13時37分11秒 | コミック・雑誌
スクウェア・エニックスから『ひぐらしのなく頃に解~皆殺し編~』(竜騎士07先生原作・監修、桃山ひなせ先生作画)の2巻が発売中です。

表紙は憂いを帯びた表情が神秘的な羽入。
梨花と共に長い年月を繰り返し生き続けて来た羽入ですが、ようやく巡って来たこの幸運な世界を前にして希望に燃える梨花とは対称的に、どこか冷めた様子で事態の推移を見守り続けます。

新たな協力者というカードを引き当て、いかにも順風満帆な滑り出しに満足していた梨花ですが、彼女の一番大切な親友である沙都子の元に、叔父の鉄平が現れた事で状況は一変。
果たして、今回の世界はどの様な結末を迎えるのか?という展開です。

幸福の絶頂から絶望のどん底へ突き落とされる梨花の苦悩と悲嘆の叫びが痛々しいです。
普通の人間以上の力を持つ彼女達でさえどうしようもない、悲劇的な運命の再来を前に打ちひしがれる梨花。
しかし、そこに手を差し伸べたのは、普通の人間である圭一やレナだった…という所に、今までのお話を見て来た方なら、グッと来るのではないでしょうか?

沙都子を救うために立ち上がる仲間達。
行動は大きなうねりとなって、立ちはだかる運命を打ち破る事が出来るのか?

アニメを見た方や原作ゲームをプレイされた方なら、結末がどうなるかは既にご存知だと思いますが、忠実に流れを追った展開は、丁寧にキャラクター達の心理を描写しており、何度もぶつかり合いながらも、前に進み続ける圭一達の様子が最高に熱いです。
チラッと登場の亀田くんも爽やかでニヤニヤでした。

とある人物の介入で、次巻の状況はまたややこしくなりそうな気配です。
沙都子を無事に救い出し、運命にあらがう事が出来るのか、次巻も目が離せませんね。

ファンの方は是非、チェックなさってみて下さいませ。



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