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進撃の巨人15巻の感想レビュー(コミック)

2014年12月09日 23時34分34秒 | コミック・雑誌
講談社のコミック『進撃の巨人』(諫山創先生原作)の15巻が発売中です。

表紙は、主人公のエレン。
やたらと驚いた表情なのは、今巻で遂に失っていた記憶が戻る!?という重大な局面が訪れたからなんでしょうね。
意味深なフラッシュバックがめっちゃ気になる!続き早よ!(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、指名手配されたリヴァイ兵長達が潜伏を続けていた頃、王と首脳陣の前で最後の申開きの機会を与えられるエルヴィン団長。
彼の必死の説得も聞き入れられず、調査兵団も解体で万事休すかと思われたその時、巨人襲来の急報に事態は大きく動き出す…という展開です。

人類同士でいがみ合っている場合では無いのに!という痛々しい状況だったわけですが、並々ならぬ覚悟で現実と向き合い続けた調査兵団自身の努力と、家族や仲間を守るために一致団結する市民や駐屯兵団の支持もあって、見事にクーデター成功&王の一派を失脚させる事が出来て良かった良かった(*´∀`*)ポワワ
偽りの平和を拒否した代わりに、更に困難な道のりを突き進まなければならなくなったのはツライところですが、どちらにせよ巨人を全て駆逐しないことには人類に未来はないわけですし、市民の損害をなんとも思っていなかったクズ支配層がいなくなったことで、真面目に頑張っている兵士達の苦労が報われやすくなると良いですね。
実戦での戦闘技術が重要なのは間違いないですが、巨人相手のいざという時に市民を守って踏ん張ることが出来るかどうかは、己の信じる正義や信念、守るべき大切な人々への想いといったものをどれくらい持っているかによると思うので、今後は兵も市民も助けあいながら巨人たちに立ち向かっていって欲しいところです。

前巻の様に人と人との対人戦が続いてくようだと、精神的にも泥沼化しないか心配でしたが、普通の憲兵相手なら不殺の手加減をしていても圧倒出来るリヴァイ班マジ強えェ!
日頃から厳しい判断を下すことが多かったリヴァイに苦手意識のあったジャン達ですが、今回の一件で彼の正しさと厳しさの中に垣間見える思いやりを理解し、絆を深めながらも戦士として成長する流れが胸熱でした。
なんだかんだで理想の上司かも知れませんねw

全体的に、私利私欲を肥やすいやみったらしい特権階級にズバズバ切り込んでいくシナリオ運びが爽快で、閉塞感に息詰まりそうな壁の内側で生きてきた市民達にもかなり風通しが良くなりそうで良かったです。
旧体制に上から押さえつけられて来た重石がとれた今、新しい時代に向かって進むのはとても勇気のいることだと思いますが、その道をはるか以前から歩み続けてきたのが調査兵団達だと思うと感慨深いものがありますね。
エレンとクリスタの消息にも目星が付いたようですし、しっかり救出&新王政樹立から巨人対策を進めていって欲しいですね。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。


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