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銀の匙13巻の感想レビュー(コミック)

2015年06月17日 23時14分37秒 | コミック・雑誌
小学館のコミック、『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘先生原作)の13巻が発売中です。

表紙は、最強のジャーマンピザプロジェクトを成功させるべく、試食会をひらいた八軒達の様子を描いた一コマ。
これが本当のはい、チーズ!ですね、わかります(・∀・)ニヤニヤ

お話的には、3年生になって、それぞれの進路が見えてきた八軒達が、高校最後の馬術部インターハイに出場したり、今までのものを超える美味しいピザ作りを目指したりするチャレンジ展開です。

仲間とともに過ごした日々が、着実に彼ら自身の血肉になっている事が感じられて良かったですね。
知識的、技術的なノウハウを身につけただけでなく、お互いの得意分野を把握しているからこその、適材適所な役割分担や計画作りもばっちり♪
とても自然にチームとして、組織として動くことが出来るようになっていたのに驚かされました。
プロジェクトに対する熱意といい、最高の食材を吟味するプロ顔負けの判断力といい、次代の農業を担う即戦力になれそうで頼もしい限り(;゜∀゜)=3ムッハー
手間ひまかけて育てた野菜やお肉が美味しくなるように、エゾノーで充実した高校生活を送ってきた八軒達も、卒業という名の出荷を前にいよいよ脂がのってきた!という感じでしょうか(*´∀`*)ポワワ
それにしても、最強のイモと最強のチーズと最強の肉でつくる最強のジャーマンピザ、うまそ~過ぎィ!
どの組み合わせも甲乙つけがたい感じですが、その中からベストを見つけ出す手間を惜しまないからこそ、真の最強レシピが完成するわけで。
そんな真摯な姿勢こそが、農業を志す若者にとって、最も求められる資質なのかも知れませんね。

馬の甲子園こと、インターハイに関しては、自分のタイムよりも、ゆっくり着実に跳んで団体戦のタスキを繋げることを優先した八軒に応えるべく、プロ騎手を目指すアキが好成績を残して全国大会に出場!と、公私ともに息のあったところを見せてくれて良かったです。
出来ない事を無理に何とかしようとして失敗してしまうより、出来る人に任せられるところは任すという判断は、チームスポーツでは大切ですし、社会に出て仕事をするようになれば、そういう判断が何度も必要になってくるのだと考えると感慨深いものがありますね。
特に今回は、自分たちがいつも触れ合っている馬ではなく、借り物の馬に乗っての出場だったわけですが、初対面の相手と一緒に仕事をする機会というのも実社会ではままありますから、相手の立場に立ってものを考えたり、相手の良いところを上手く引き出して成功を目指すことが出来るか、という試金石にもなっていたかも。
見知った仲であるエゾノーの仲間達と絆を深め合い、その人脈を資産として有効活用してきた八軒ですが、今後も新たな出会いを大切にして出来る事を増やしながら、お互いを高め合い、自分も相手も幸せに出来るように頑張って欲しいですね。

さて、ひとり東京でバイト出稼ぎ状態の駒場くんもいよいよ動き出しそうですし、次号予告にはクライマックス目前と語られていますし、やはり卒業と同時に完結という形になるのかしら?
個人的には、その後の会社経営編も気になるところですが、まずは八幡達の門出までをしっかり見届けたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。

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