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エヴァンゲリオン14巻の感想レビュー(コミック版完結巻)

2014年11月20日 23時33分46秒 | コミック・雑誌
角川書店から『新世紀エヴァンゲリオン』(カラー原作、貞本義行先生漫画)の14巻のプレミアム限定版が発売中です。

表紙は、チルドレン達とエヴァ。
シンジの眼差しがとても前向きなのが印象的ですね。
貞本先生版エヴァもこれで見納めかと思うと感慨もひとしおですね。
心が原始に還っちゃうんじゃあ~(´;ω;`)ブワッ

お話的には、人類補完計画もいよいよ大詰め、多数の綾波によって人間が生命の海に還っていく中、シンジが選んだ未来とは?というクライマックス展開です。

基本的にアニメに則した期待通りの展開でありながら、未体験の驚きも随所に盛り込まれていたコミカライズ版ですが、今巻でも幻想的な名場面が多数収録されていて、記憶の中のエヴァのページを更に補完することが出来て良かったです。
本放送の後も何度も映画化され、その度に社会現象化してきたエヴァですが、1995年から約20年の時を経てコミカライズ版が完結とか、それだけで一大イベントという感じですね。
何回か休載もありましたが、単行本が出る度にまだ続いてたんだなぁ…と思いながら買い続けたのも良い思い出w

シンジの性格がアニメ版よりやんちゃだった印象のコミカライズ版ですが、一度は望んだ他人の居ない世界ではなく、みんなの居る世界で生きていくことを自らの意志で選びとってくれて良かった良かった。
エヴァの中に残ることを選んだユイの真意が全て語られ、シンジによってそれがきっちりと果たされたという意味でもベストなエンディングだったと言えるでしょうね。

ユイに会いたい一心で無茶を続けてきたゲンドウも、最後の最後でシンジから逃げ続けるのではなく、生きろというメッセージを残したあたり、ようやく積年のわだかまりを解消できて良かったです。
というか、ほとんどユイに諭されたからなわけで、母は強しですなぁw
ぶっちゃけ、ゲンドウ自体は死んでしまうわけですが、碇家の親子問題がスッキリ解決出来たことで、アニメ版や映画版のクライマックスよりも、一つの物語が終わったなぁというカタルシスを強く感じることが出来たので満足♪

最終話で、新たな世界を生きるシンジ達の様子が描かれているのもファン必見かと。
シンジがこの先、自身が満足出来るだけの答えを得られるのかどうかは神のみぞ知るといったところですが、使徒に脅かされることもない無限に広がる未来の中で幸せに過ごしていってくれると良いなと思います。
また、コミカライズ版は新劇場版とは直接繋がりが無かったと思いますが、巻末に生前のユイとあのマリが共に過ごした大学時代を描いた番外編が収録されているのも見所。
短いながらも色々と驚かされる情報アリなのでお見逃しなく。

とにもかくにも貞本先生完結おめでとうございます&長年に渡って楽しませて頂きありがとうございました。
早速新作に取り組まれるということで期待しておりますm(_ _)m


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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