壊れたものも、必ず元通りに…はならなかったお話です。
みのりんと楽しくクリスマスを過ごす!プレゼントでバッチリキメる!あわよくば告白!!と勢い込んだ竜児ですが、実際には話を切り出す事すらみのりんに拒否される=失恋という結果に終わってしまいました。
(/_;)/~~
もちろん、竜児の意志だけでなく、大河の強力な後押しもあった訳ですが、その大河が竜児への恋心を完全に自覚し、思わず裸足で飛び出したという決定的瞬間をみのりんが目撃してしまったことが、致命的なまでにみのりんの心に影響を与えてしまったのは皮肉ですね。
その時みのりんが大河のマンションに居合わせたのは、大河に会うためだったのか、それとも隣のアパートに用があったのか、と考えると、今回の結末以外にも多数の選択肢があったように思えてなりません。
みのりんが抱いていた罪悪感は、やはり大河に対するものであったと。
そう考えれば、うちひしがれる大河を見て、竜児とUFOや幽霊を探しに行ってはいけないと、自分の中にある感情を押し殺すような行動に出たのも無理からぬところでしょう。
『みのりんはきっと竜児のことが嫌いじゃないはず。』と大河が感じていたように、大河が竜児にただの友人レベルではない好意を抱いていることもまた、みのりんには感じられていたに違いありません。
竜児が自分に対して寄せてくれている思いにも薄々気付きながら、竜児と大河の間にある信頼以上の関係をいつも間近で見て来たみのりん。
例え自分の中で竜児の存在が大きくなっていったとしても、それは親友である大河に対する一種の裏切りであると悩み続けていたみのりん。
そんな3人の関係をいびつだと指摘したのは、客観的な視点で見る事が出来た亜美でした。
早々にこの関係の矛盾に気付いていた亜美は、北村の写真が大河の生徒手帳に挟まれていた事実や、大河が北村と良好な関係を築けている様子を見たみのりんに対して、『罪悪感は無くなった?』と問い掛けた訳ですね。
図星をつかれたみのりんは激しく動揺し、部活の不調からクリスマスツリー倒壊までの大失態をやらかした、と。
それだけみのりんにとって、竜児も大河もかけがえのない存在であるということも出来るでしょう。
しかし、亜美は亜美でクリスマスを盛り上げるために大河と歌を歌ったり、と周囲のとりまとめ役として頑張っているのに、肝心の竜児には全く自分を見てもらえていないというところがまた、切なすぎますね。
自分の歌の感想を聞いているときに、大河の話題を悪気無く話し出す竜児もさすがにいかがなものかと。
唯一『ほんとの自分』を見てくれる、また見て欲しいと願う相手が、自分以外の女の子を気にしているという様子を目の当たりにすれば、亜美が怒り出すのも当然ですね。
いつも気丈に振る舞っている亜美ですが、それだけ周囲に気を配れるということは、彼女の心がいかに繊細であるかという証明の裏返しでもあるのではないでしょうか?
関係をやり直して、私も1からそこに加えて欲しいという前回のセリフは、彼女の本心が発した悲痛な叫びだと言えると思います。
竜児はみのりんの為に、みのりんは大河の為に、大河は竜児為に、亜美はそんないびつな関係をただすために、それぞれが良かれと思って行動しているのに、誰もが幸せになれていないという矛盾。
クリスマスぐらいは誰かを幸せにしたいと頑張ったエンジェル大河でしたが、この時点ではその思惑通りには行かなかったのが残念です。
(孤児院に届いたサンタクロース名義のプレゼントが子ども達を幸せにしていたカットが挟まれていたのは、対比を浮き彫りにする見事な演出でした。)
多少、それぞれのやり方に問題があった部分はあるでしょうが、だからと言って誰が悪いと決めれば良い問題でもなく、高校生という年齢から来る恋愛経験に対する未熟さもあり、事態はどんどんややこしいものになってしまっています。
だからこそ、恋愛に対して必死になる姿に一喜一憂させられる訳で、次回からの展開にも目が離せませんね。
次回、第20話、『ずっと、このまま』
原作を読んで展開を知っていても、演技と演出の両面で毎回グッと来てしまう今日この頃です。
アニメも最終回まであとわずか。
原作も3月の10巻で完結と、Wでクライマックス!
修学旅行のエピソードでは、ついに大河のアレも飛び出すはずなので楽しみです。
みのりんと楽しくクリスマスを過ごす!プレゼントでバッチリキメる!あわよくば告白!!と勢い込んだ竜児ですが、実際には話を切り出す事すらみのりんに拒否される=失恋という結果に終わってしまいました。
(/_;)/~~
もちろん、竜児の意志だけでなく、大河の強力な後押しもあった訳ですが、その大河が竜児への恋心を完全に自覚し、思わず裸足で飛び出したという決定的瞬間をみのりんが目撃してしまったことが、致命的なまでにみのりんの心に影響を与えてしまったのは皮肉ですね。
その時みのりんが大河のマンションに居合わせたのは、大河に会うためだったのか、それとも隣のアパートに用があったのか、と考えると、今回の結末以外にも多数の選択肢があったように思えてなりません。
みのりんが抱いていた罪悪感は、やはり大河に対するものであったと。
そう考えれば、うちひしがれる大河を見て、竜児とUFOや幽霊を探しに行ってはいけないと、自分の中にある感情を押し殺すような行動に出たのも無理からぬところでしょう。
『みのりんはきっと竜児のことが嫌いじゃないはず。』と大河が感じていたように、大河が竜児にただの友人レベルではない好意を抱いていることもまた、みのりんには感じられていたに違いありません。
竜児が自分に対して寄せてくれている思いにも薄々気付きながら、竜児と大河の間にある信頼以上の関係をいつも間近で見て来たみのりん。
例え自分の中で竜児の存在が大きくなっていったとしても、それは親友である大河に対する一種の裏切りであると悩み続けていたみのりん。
そんな3人の関係をいびつだと指摘したのは、客観的な視点で見る事が出来た亜美でした。
早々にこの関係の矛盾に気付いていた亜美は、北村の写真が大河の生徒手帳に挟まれていた事実や、大河が北村と良好な関係を築けている様子を見たみのりんに対して、『罪悪感は無くなった?』と問い掛けた訳ですね。
図星をつかれたみのりんは激しく動揺し、部活の不調からクリスマスツリー倒壊までの大失態をやらかした、と。
それだけみのりんにとって、竜児も大河もかけがえのない存在であるということも出来るでしょう。
しかし、亜美は亜美でクリスマスを盛り上げるために大河と歌を歌ったり、と周囲のとりまとめ役として頑張っているのに、肝心の竜児には全く自分を見てもらえていないというところがまた、切なすぎますね。
自分の歌の感想を聞いているときに、大河の話題を悪気無く話し出す竜児もさすがにいかがなものかと。
唯一『ほんとの自分』を見てくれる、また見て欲しいと願う相手が、自分以外の女の子を気にしているという様子を目の当たりにすれば、亜美が怒り出すのも当然ですね。
いつも気丈に振る舞っている亜美ですが、それだけ周囲に気を配れるということは、彼女の心がいかに繊細であるかという証明の裏返しでもあるのではないでしょうか?
関係をやり直して、私も1からそこに加えて欲しいという前回のセリフは、彼女の本心が発した悲痛な叫びだと言えると思います。
竜児はみのりんの為に、みのりんは大河の為に、大河は竜児為に、亜美はそんないびつな関係をただすために、それぞれが良かれと思って行動しているのに、誰もが幸せになれていないという矛盾。
クリスマスぐらいは誰かを幸せにしたいと頑張ったエンジェル大河でしたが、この時点ではその思惑通りには行かなかったのが残念です。
(孤児院に届いたサンタクロース名義のプレゼントが子ども達を幸せにしていたカットが挟まれていたのは、対比を浮き彫りにする見事な演出でした。)
多少、それぞれのやり方に問題があった部分はあるでしょうが、だからと言って誰が悪いと決めれば良い問題でもなく、高校生という年齢から来る恋愛経験に対する未熟さもあり、事態はどんどんややこしいものになってしまっています。
だからこそ、恋愛に対して必死になる姿に一喜一憂させられる訳で、次回からの展開にも目が離せませんね。
次回、第20話、『ずっと、このまま』
原作を読んで展開を知っていても、演技と演出の両面で毎回グッと来てしまう今日この頃です。
アニメも最終回まであとわずか。
原作も3月の10巻で完結と、Wでクライマックス!
修学旅行のエピソードでは、ついに大河のアレも飛び出すはずなので楽しみです。
告白シーンで、なぜみのりんは先制攻撃&逃げを取ったのか。これは竜児の言葉によって、みのりんの理性が抑えられなくなりそうだったから、と信じてみたいです。
gurimoe自身もみのりんが竜児に対してどのような感情を持っているのかについては、原作でココを読んでいるときに理解しきれて無かった感じなのですが、以前の河川敷での竜児との会話シーンなど、それと匂わせるような箇所がアニメでは多かったので、このようなまとめ方にさせて頂きました。
同じ人を好きになってしまった友人に対し、どのように振舞うのが正解なのかについては一概に言えそうにありませんが、みのりんの先制攻撃&逃げが、今後どのような波紋を広げるのか見逃せませんね。
亜美に言われて罪悪感にはじめて気付いたのではなく、罪悪感に悩んでいたところに亜美から指摘された、という感じでしょうし、midoku55様のご意見通り、やはり竜児への気持ちは抑えきれないものになっている気がします。
アニメだから許されると思ってるんですかね。俺は許さなかったですね。イライラしすぎて初めてこういうコメントに書き込みしましたわ。このブログの方すみません。書き込みできたので洗いざらい書き込みします。
まず、大河。なんなんですかあれ。親友にクリスマス会竜児が来て欲しい感めっちゃだして。それをあみに言ったら伝わるだろう。それを伝えたら、竜児は大河のところ行くだろ。それを期待してる感、そして悲劇のヒロイン感半端なくイラつきました。
そして竜児。お前はどっちが好きなんだ。男してイラつきました。お前はみのり好きなんならそれでいいのに。貴様はなんなんだ。他の人に優しさを見せるならそれなりの覚悟が必要なのをこの高校生は知りませんね。本当に。イライラしました
ただ、竜児にしても大河にしても恋愛に関して百戦錬磨なわけではない、むしろ完全に素人なので、戸惑い、間違い、傷つきながらも手探りで進んできたことは忘れないであげて欲しいなと。
ひょんなことから始まった二人の共同戦線が、思いがけず二人の距離を縮めて来たという経緯を視聴者は知っているわけですし、かといって自分の気持ちの移り変わりをそのまま認めることも出来ず悩み続け、ようやく素直になった時には既に手遅れというタイミングだからこそ、すれ違いの悲劇がドラマチックに演出されていると考えることも出来ると思います。
最初から大河を女の子として意識しながら優しくして来たわけでは無かった竜児が、最終的には大河を誰よりも大切な女の子だと思うように変わったのは、まさしく愛の力によるものでしょうし、クリスマスという特別な日だからこそ、いつもよりも勇気を出そうとした大河の健気さも際立つというもの。
みんながみんな自分の感情を持て余しているので心に余裕がありませんし、傷付け合ってしまってままならないですが、そんなもどかしさこそが恋愛の甘酸っぱさであり、青春っぽさだと認識&解釈している自分としては、ご指摘のイラつく部分すら初々しく感じるポイントです。
まあ、あくまで劇中のお話であって、これが現実の自分の身に降りかかるような事件&状況であれば話も変わってくる(美少女と関わるような事自体無いけどもw)とは思うのですが、ここまでアニメなりラノベなりで見守ってきた人なら共感してもらえる部分はあるかと思います。