富士見ファンタジア文庫のラノベ、『ロクでなし魔術講師と禁忌教典7』(羊太郎先生原作、三嶋くろね先生イラスト)が発売中です。
TVアニメ化&シリーズ累計100万部突破と、飛ぶ鳥を落とす勢いにテンション上がってきた!!(;゚∀゚)=3ムッハー
表紙は、グレンと、新ヒロインのイヴ。
勝ち気そうな表情が如何にも実力者という感じで魅力的!
拙者も出来る美人上司の元で働きたいでござるw
お話的には、特務分室時代の元上司・イヴから、近日学院で行われる社交舞踏会で、天の知慧研究会によるルミア暗殺が計画されていることを知らされたグレンが、彼女を秘密裏に守るべく、ダンス・コンペのパートナーとして舞踏会に参加する事になって……というボディガード展開です。
暗殺を事前に阻止するのではなく、ルミアを囮とすることで逆に敵を生け捕りにしようとするイヴと、謎の暗殺者「魔の右手」ザイードとの裏のかき合いが今巻の大きな見所。
互いが強力な魔術の使い手であり、個性派揃いの部下を率いて戦うという流れに、どちらが「将」として格上なのかハラハラさせられました。
イヴ以外にも、グレンのかつての同僚であるバーナードとクリストフが参戦、ここにアルベルトとリィエルのふたりも加わって過去最大級の戦力になっているのは心強かったですが、顔見せしつつもなかなか手札を晒さないザイードと、頭のネジが飛んでいてヤバそうな彼の配下達の不気味さが((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
暗殺&阻止の戦いが静とすると、勝ち抜き&トーナメントのダンスバトルは動のイメージで、ここもまた対称的に描かれる良演出だったのかなと。
下手をすると無関係の学生たちに多数の被害者が出てしまうと焦るグレンの気持ちとは裏腹に、ダンス・コンペがきらびやかに、熱狂的に盛り上がっていく様子が皮肉でしたね。
かつての同僚と阿吽の呼吸で共闘しつつも、考え方は完全に教え子たちを守る教師のそれになっているあたり、グレンも教師が板についてきていることが伝わってきて胸熱!
ラブコメ的には、ルミアとシスティのグレンを巡る恋の戦いにも要注目だったわけですが、こちらに関してはいつになく本気モードなルミアに対し、恋愛感情そのものを無自覚なシスティという構図なので、勝負以前の問題だったという気も。普段はシスティに色々譲って自分は我慢してしまうルミアが、本当に欲しいもののためになけなしの勇気を振り絞ろうとする姿がいじましかったですし、自分を取り巻く数奇な運命を自覚し、常日頃から他者を巻き込むことに責任を感じてしまうあまり、意識的に押さえつけざるを得なかった心の繊細な部分を掘り下げる描写には、思わずこちらまで胸を締め付けられてしまいました。
まるで娘を思う母親のようにシスティの恋心を後押ししようとするルミアが、本来の少女らしい弱さを見せることが出来る相手が他ならぬグレンなわけで、もうルミアが正ヒロインで良いんじゃないか感半端ない(●´ω`●)
システィはむしろ、アルベルトとのコンビがお似合い(恋愛云々ではないですが)で一皮むけた印象でしたが、アルベルトはアルベルトで今巻の至る所でグレンと最高の相棒っぷりを見せつけていて、イラストも多いしある意味「裏ヒロイン無双状態」で(・∀・)ニヤニヤ
個人的には、お当番回ということでイヴとグレンの絡みをもっと見たかった気がしましたが、ルミアとアルベルトのヒロイン力が強すぎて入り込む隙がねぇw
でも、このふたりとグレンの関係が好きなので、良いぞ、もっとやれ!!(;゚∀゚)=3ムッハー
イヴに関しては、もっと冷酷非情なタイプかと思いましたが、政治力や魔術的な才能は十分に持っていましたし、軽く生い立ちも掘り下がったことで基本的な人となりは把握できたかと。
ただ、戦局を見る目を持っている割にはあっさり出し抜かれたり、私情を優先して寝首を書かれたりで、上司としての頼りがいや有能ぶりが本来の実力と見合う程度には感じられなかったのは残念ですね。
あの若さなので無理は無いとも思えますが、グレン達を率いる特務分室のトップという肩書きを考えると、もっと非常識で問答無用な凄さを見せつけても良かったかも。
完璧主義に見えて意地っ張りで本番に弱いドジっ子萌え(*´▽`*)的な意味では楽しめたのですがw
(このあたりは、敵サイドの切り札に関する伏線がかなり判りやすかった分、敵強い!どうやって対抗すれば良いのか判らない!的なカタルシスが弱めだったのも悪影響だったかと。)
グレンの前に居ない時のほうがヒロインとして可愛らしいという、本人にとっては不憫なタイプの子ではありますが、物語的に出番はまだまだありそうですし、今後は元祖最強キャラことセリカとはまた違った角度からの強さをガンガン見せて有能上司化&お話を盛り上げて欲しいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
富士見書房公式サイトはこちらから
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TVアニメ化&シリーズ累計100万部突破と、飛ぶ鳥を落とす勢いにテンション上がってきた!!(;゚∀゚)=3ムッハー
表紙は、グレンと、新ヒロインのイヴ。
勝ち気そうな表情が如何にも実力者という感じで魅力的!
拙者も出来る美人上司の元で働きたいでござるw
お話的には、特務分室時代の元上司・イヴから、近日学院で行われる社交舞踏会で、天の知慧研究会によるルミア暗殺が計画されていることを知らされたグレンが、彼女を秘密裏に守るべく、ダンス・コンペのパートナーとして舞踏会に参加する事になって……というボディガード展開です。
暗殺を事前に阻止するのではなく、ルミアを囮とすることで逆に敵を生け捕りにしようとするイヴと、謎の暗殺者「魔の右手」ザイードとの裏のかき合いが今巻の大きな見所。
互いが強力な魔術の使い手であり、個性派揃いの部下を率いて戦うという流れに、どちらが「将」として格上なのかハラハラさせられました。
イヴ以外にも、グレンのかつての同僚であるバーナードとクリストフが参戦、ここにアルベルトとリィエルのふたりも加わって過去最大級の戦力になっているのは心強かったですが、顔見せしつつもなかなか手札を晒さないザイードと、頭のネジが飛んでいてヤバそうな彼の配下達の不気味さが((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
暗殺&阻止の戦いが静とすると、勝ち抜き&トーナメントのダンスバトルは動のイメージで、ここもまた対称的に描かれる良演出だったのかなと。
下手をすると無関係の学生たちに多数の被害者が出てしまうと焦るグレンの気持ちとは裏腹に、ダンス・コンペがきらびやかに、熱狂的に盛り上がっていく様子が皮肉でしたね。
かつての同僚と阿吽の呼吸で共闘しつつも、考え方は完全に教え子たちを守る教師のそれになっているあたり、グレンも教師が板についてきていることが伝わってきて胸熱!
ラブコメ的には、ルミアとシスティのグレンを巡る恋の戦いにも要注目だったわけですが、こちらに関してはいつになく本気モードなルミアに対し、恋愛感情そのものを無自覚なシスティという構図なので、勝負以前の問題だったという気も。普段はシスティに色々譲って自分は我慢してしまうルミアが、本当に欲しいもののためになけなしの勇気を振り絞ろうとする姿がいじましかったですし、自分を取り巻く数奇な運命を自覚し、常日頃から他者を巻き込むことに責任を感じてしまうあまり、意識的に押さえつけざるを得なかった心の繊細な部分を掘り下げる描写には、思わずこちらまで胸を締め付けられてしまいました。
まるで娘を思う母親のようにシスティの恋心を後押ししようとするルミアが、本来の少女らしい弱さを見せることが出来る相手が他ならぬグレンなわけで、もうルミアが正ヒロインで良いんじゃないか感半端ない(●´ω`●)
システィはむしろ、アルベルトとのコンビがお似合い(恋愛云々ではないですが)で一皮むけた印象でしたが、アルベルトはアルベルトで今巻の至る所でグレンと最高の相棒っぷりを見せつけていて、イラストも多いしある意味「裏ヒロイン無双状態」で(・∀・)ニヤニヤ
個人的には、お当番回ということでイヴとグレンの絡みをもっと見たかった気がしましたが、ルミアとアルベルトのヒロイン力が強すぎて入り込む隙がねぇw
でも、このふたりとグレンの関係が好きなので、良いぞ、もっとやれ!!(;゚∀゚)=3ムッハー
イヴに関しては、もっと冷酷非情なタイプかと思いましたが、政治力や魔術的な才能は十分に持っていましたし、軽く生い立ちも掘り下がったことで基本的な人となりは把握できたかと。
ただ、戦局を見る目を持っている割にはあっさり出し抜かれたり、私情を優先して寝首を書かれたりで、上司としての頼りがいや有能ぶりが本来の実力と見合う程度には感じられなかったのは残念ですね。
あの若さなので無理は無いとも思えますが、グレン達を率いる特務分室のトップという肩書きを考えると、もっと非常識で問答無用な凄さを見せつけても良かったかも。
完璧主義に見えて意地っ張りで本番に弱いドジっ子萌え(*´▽`*)的な意味では楽しめたのですがw
(このあたりは、敵サイドの切り札に関する伏線がかなり判りやすかった分、敵強い!どうやって対抗すれば良いのか判らない!的なカタルシスが弱めだったのも悪影響だったかと。)
グレンの前に居ない時のほうがヒロインとして可愛らしいという、本人にとっては不憫なタイプの子ではありますが、物語的に出番はまだまだありそうですし、今後は元祖最強キャラことセリカとはまた違った角度からの強さをガンガン見せて有能上司化&お話を盛り上げて欲しいところです。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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軍人時代も結構、ハーレムしていたんですね。
生徒だと、メインヒロインのルミアと生徒会長リゼとテレサが好きです。
白猫は、そろそろ退場しても良いと思います。
コレがいわゆる勝ち逃げふんげふんw
ドラマガ外伝読んでないマンとしては、キャラがいきなり増えてお、おう……(´・ω・`)となってしまっているので、むしろ男子含めた古株組を応援したい所w
システィに一番グッと来るのは、1巻でテロリストに手篭めにされかけた時のエロさだと……おや、誰か来たよう(ry