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gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とある魔術の禁書目録第1話『学園都市』の感想レビュー

2008年10月05日 16時08分10秒 | とある魔術の禁書目録&超電磁砲
『ま、俺にだって生まれた時から妙な力があるんだけど。この右手で触ると、異能の力なら電撃だろうがレールガンだろうが、多分、神の奇跡だって打ち消せます、ハイ。』
魔術と科学。襲い掛かってくる2つの異能を振り払うのは、己の右腕のみ。その力は誰のため、何のために使われるのか。コアな設定を巧みにいかしたシナリオ、魔術VS科学で燃え上がるバトルシーン、主人公を取り巻く女の子達との日常。
これらの要素を求めている方に、是非オススメしたい作品です。

アバン初っ端から某衛星の描写が!
原作をお読みの方には心憎いですね。
これが微妙に伏線だとは、普通気づかないだろうと思いますww

序盤から不良の集団に追いかけられる上条さん。
生まれ付いての不幸体質に対する答えは、このお話中で明らかになっていますので要注目。

オープニングも主要キャラがたくさん出てきて嬉しい限りです。
特に、漫画版で出番を丸ごとカットされた姫神(巫女服)の登場が原作ライトノベル2巻のエピソードを期待させますね。
逆さ吊りの某氏も早速登場しているのがww
締めは一方通行(=アクセラレータと読みます)と上条さんの一騎打ちとか盛り上がり過ぎ!

本編Aパート。
不良に絡まれた女の子を見て「助けに入る」上条さん。
相手は1人だと思いきや、実は仲間がたくさんトイレの中に居たため、圧倒的に不利に。
この結果を引き当てたこと自体が、彼の不幸体質を裏付けていますね。
基本的には普通の高校生クラスの運動能力しかない訳なので、殴り合いでは勝ち目なし。
街中を逃げ回り、追っ手をまく上条さん。
そこに現れたのは、不良に絡まれていた女子中学生、御坂美琴。
上条さんを追っていた不良は、彼女自身が片付けたみたいです。

『ねえ・・・レールガン、って知ってる?別名、超電磁砲。フレミングの運動量を借りて、砲弾を撃ち出したり出来るもんなんだけど・・・こーゆーのを言うらしいのよ、ねっ!』

ポケットから取り出したコインを弾に見立て、実演してみせる美琴。
学園都市のクラス分けでも、ほんの数人しか居ない、最高の力をもつ超能力者「レベル5」の1人である美琴だからこそ可能な超破壊力は、まさしくレールガンの異名を持つに相応しいものでした。
学園有数の実力者である彼女の能力の前では、不良が束になっても赤子同然。
下手にけが人を出さないように、上条さんはそれとなく不良たちを「助けに入る」つもりだった訳ですね。
なんという善人っぷり!
また、上条さん自身は、美琴の実力を知っていたわけですし、美琴の方から小競り合いを挑まれていたわけですから、程度はともかく、昔から接点があったことが分かります。

頑丈な橋の表面を削るほどの威力を持つレールガンですが、美琴はその照準を上条さんに向けて発射!
こんがり消し炭になるかと思いきや、上条さんは無傷。
彼の右手に宿った力が、レールガンを無効化します。

『・・・レベル0のあんたが、何で傷一つ無いのかしら!?』

『なんてゆーか、不幸っつーか、ついてねーよな。お前、本当についてねーよ。』

凄んで見せる上条さんに、美琴は特大の電撃、というか雷を放ちます。
一瞬ひるむ美琴が描かれているのは、上条さんの力の原因を知らない彼女が、実は彼がものすごい実力の持ち主ではないかと疑っているからだったり。
自分の攻撃をことごとく無効化されている美琴にしてみれば、そう判断するのも当然の成り行きかもしれませんね。

美琴の落とした雷は、学園都市を停電させる程の猛威を奮いましたが、結局上条さんは無傷。
上条さんではなく、上条さん宅の家電製品に深刻な被害をもたらしていました。

冷蔵庫の中身は腐るわ、カップ焼きそばは流しにぶちまけるわ、買い食いしようにもキャッシュカードは踏み砕く、と不幸の連鎖に見舞われる上条さん。
補習の前に布団を干そうとした上条さんはベランダに引っかかっている謎の物体を発見。
それは、シスターの格好をした小さな外国人の少女でした。

『お・・・おなか減った。おなか減ったって言ってるんだよ?・・・ねえ!おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると、嬉しいな。』

うおおぅ、「美少女が天から降って来たフラグ発☆生」ですね?
なんというボーイミーツガール!
声と表情がめちゃめちゃ可愛くてグッジョブですね。

しかし、冷蔵庫の中身が壊滅状態の上条さんは、なんとなく腐りかけの焼きそばパンを差し出してみたり。
まさか食べないだろうと思っていると、

『あ、ありがとうそしていただきます!』

迷うことなく焼きそばパンに噛み付く少女。
というか、上条さんの手首も一緒に食われてますからww
食いしん坊&噛み付きがこの娘の癖だということは、徐々に明らかになってきます。
この作品の風物詩と言えるかもしれませんね。

とりあえず、賞味期限の怪しい冷蔵庫の残り物で、野菜炒めモドキを振舞う上条さん。

『アレだよね!さりげなく疲労回復のために、酸っぱい味付けしてるところニクいよね!・・・マズそうなんかじゃないよ!あたしのために、無償で作ってくれたご飯だもん。おいしくないはずがないんだよ♪』

すきっ腹には美味だったのか、シスターとしての本能か、おいしく頂く少女ですが、さすがに罪悪感を覚えた上条さんは、むりやり皿を奪い取って自爆。
≪男には、腹を壊すと分かっていても、腐りかけの野菜炒めモドキを一気食いしないといけない時がある≫、ってことですね!ww

代わりに与えられたクラッカーを可愛らしく齧りながら、事の顛末を語る少女。

『それより、自己紹介しなきゃね。あたしの名前は、「インデックス」っていうんだよ!・・・「禁書目録」っていうことなんだけど・・・。あっ、魔法名ならエーディカートゥス545(追記:D-edicatus545)。「献身的な子羊は、強者の知識を守る」、っていう意味だね。』

『・・・そのインデックスさんが、なんで追われてんだ?』

『私の持ってる、10万3000冊の魔道書が狙いだと思う。』

どう見ても手ぶらのインデックスですが、彼女はちゃんとその本を持っていると語ります。
魔術結社(=マジックキャバル)に追われ、屋根から飛び移ろうとしたところを攻撃され、ベランダに引っかかったと語るインデックスですが、科学で超能力を開発、増進させることを目的にする学園都市に暮らす上条さんは、それを鵜呑みにすることは出来ませんでした。

『超能力は信じるのに、魔術は信じないって変な話!』

『じゃあ、魔術ってなんだよ?なんなら一丁、見せてみろよ?』

『私には魔力が無いから使えないの。』

肩透かしを食らう上条さんですが、インデックスには魔力が無い、という事実は覚えておくと良いかも知れません。

『ま、俺にだって生まれた時から妙な力があるんだけど。この右手で触ると、異能の力なら電撃だろうがレールガンだろうが、多分、神の奇跡だって打ち消せます、ハイ。』

今度は逆にインデックスがその言葉を信じられないご様子。

『いいもん!じゃあ見せてあげる。これ!この服。これは「歩く教会」っていう極上の防御結界なんだから!・・・これは教会として必要最低限の要素だけを詰め込んだ、「服の形をした教会」なんだから!包丁で刺した位じゃ、傷一つつけられないんだよ?・・・これは、「トリノ聖骸布」を正確にコピーしたものだから、強度は絶対(法王級)なんだよ!物理、魔術を問わず、全ての攻撃を受け流し、吸収しちゃうんだから!』

『ふーん、つまりあれだ。それが本当に異能の力だってんなら、俺の右手が触れただけで木っ端微塵、って訳だな?』

『ふふーん。君の力が本当な・ら・ね!』

議論に決着をつけるべく、インデックスの服に触る上条さん。
堂々と胸を張るインデックスでしたが、歩く教会は木っ端微塵にww
自分がマッパだと気づいたインデックスが上条さんに噛み付く音をBGMにBパートへ。
解説終了と同時に出番終了な、歩く教会がちょっと不憫かもww
とりあえず、安全ピンで補修完了ですが、もうただの布切れです。

(はぁ・・・。あの修道服、俺の右手に反応したって事は、あいつが異能の力に関わってるのは間違いない。)

補習に向かう前、インデックスに部屋の鍵を預けようとする上条さん。
見ず知らずなのになんという親切心。
さりげなくそういうことが出来るやさしさがステキですね。
しかし、インデックスの反応は・・・。

『いい。出てく。いつまでも居ると、連中、ここまで来そうだし。君だって、この部屋ごと爆破されたくは無いよね?』

立ち去ろうとするインデックスを追いかけようとする上条さんですが、またしても不幸発動。落とした携帯を自分で踏み潰してしまいます。

『君の右手。幸運とか、神のご加護とか、そういうものまとめて消してしまってるんだと思うよ。その右手が空気に触れてるだけで、バンバン不幸になっていく、って訳だね。』

事実を知らされ、うなだれる上条さんですが、インデックスの今後を心配します。
「教会まで逃げきれば、かくまってもらえる」と告げ、立ち去ろうとするインデックス。

『ちょっと待てよ!それがわかっててほうりだせるかよ!』

『・・・じゃあ、私と一緒に地獄の底まで、付いて来てくれる?・・・それじゃ。』

悲しげなまなざしを返すインデックス。
言葉の重さに立ち尽くす上条さんをそのままに、外へ飛び出します。

『困ったことがあったら、また来て良いからな!』

上条さんの言葉に、笑顔を返し、立ち去るインデックス。
上条さんを巻き込みたくないという決意は固そうですね。

空を飛ぶ飛行船や町並みを背景に、学園都市の解説が入ります。

『学園都市。ここは何十もの大学や、小中学校がひしめく、学校の街。東京都の3分の1もの広さに、人口は230万。その8割は学生で、ほとんどここに住んでる。』

街の街路やマンションの廊下には清掃ロボットなんかもいる、近未来的な科学の発達した都市ですね。
この辺りは話が進むと詳しく補足されるかも知れませんね。

上条さんの通う学校でも、能力開発系の授業があったりですが、美琴とは違って彼のレベルは0。
補習監督の担任、チビロリキャラの小萌先生が罰ゲームとして話している『すけすけみるみる』や『コロンブスの卵』も、透視能力や念動力を用いた訓練メニューの一環だったと思います。
補習の間もインデックスのことが気がかりな上条さん。
忘れた帽子を取りに、もう一度帰ってくるかも・・・などと考えているご様子です。

補習後、再び美琴に絡まれる上条さん。

『あー、またかビリビリ中学生。』

『ビリビリゆーなっ!』

適当にあしらう上条さんですが、食い下がる美琴に辟易です。

『じゃ、いーよ。お前の勝ちで。』

『ちょっとあんた!真面目にやりなさいってば!』

『じゃあ、「真面目にやっても」いいんかよ?』

凄む上条さんに、やはり怖さをぬぐえない美琴。
口では気丈ですが、やはり精神的にはまだまだ中学生なところがカワユスかも。
実際は上条さんのブラフで、やりあっても無効化し続けるのが精一杯なわけですがww
何度と無く上条さんにからんでいく美琴ですが、これが今後どのように変わっていくのかも、本作の見所だと思います。

『朝は似非魔術師、夕方はビリビリ超能力者と来たもんだ。』

立ち去ろうとする上条さんですが、美琴の放った電撃を浴びせられた清掃ロボットが警戒モードに。
2人で逃げ出します。

やっとの思いでマンションに帰り着いた上条さん。
部屋の入り口に清掃ロボットが集まっているのを発見。
近づいて良く見ると、またもインデックスが行き倒れに?

『・・・はぁ。なんていうか、不幸だ。おい、インデックス。こんなところで何やってんだよ?』

言葉とは裏腹に、ほっとしたような上条さんの表情がいい感じですね。
近づく上条さんですが、インデックスの背中は血まみれに。
清掃ロボットが拭いても拭いても、流れ出す血が止まりそうにありません。

『何だよ、コレ。しっかりしろ!インデックス!どうしたんだよ!?いったいどこのどいつにやられたんだ?』

背後から近づいてくる足音。

『ああん?僕達、「魔術師」だけど?』

赤髪、コート、顔にはバーコード、耳にはピアスといった、いかにも悪そうな男が咥えタバコで登場。
絶体絶命のピンチのまま、エンディングへ。

次回、第二話、『魔女狩りの王(イノケンティウス)』も楽しみですね。

魔術師野郎wwの名前がステイルだと予告で判明していますが、彼が「僕達」と言っているということは・・・要注目です。

長文をお読みいただいてありがとうございます。
視聴は継続していきたいと思っていますので、よろしければまたお立ち寄り下さいませ。



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