gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とらドラ!第9話『海にいこうと君は』の感想レビュー

2008年11月27日 06時24分18秒 | とらドラ!
『高須君は、幽霊見たことある?私は、幽霊はいるって信じてる。本当に見たことはないし、見たことがある人の話も、全然信じてない。それとさ、同じように思うことがあるの。私もいつか、恋愛して結婚して、幸せになるって、信じてる。けど、実際に誰かとそんな感じになったこと、ないんだよね。』
みのりんの言う幽霊とは、本物の幽霊の事ではなく・・・。
それに対する竜児の返答やいかに?
夏休み!別荘!それとワカメww

『嫌な夢を見たわ・・・アンタが犬で、犬が夫で・・・とにかく、最悪な夢。』

夏休みのある夜、大河と2人で怖いDVD(私は犬の赤ちゃんを産んだというタイトル)を見た竜児は、自分と大河が結婚してたくさんの子どもが産まれてくるという夢を見てしまいます。

丁度大河も同じような夢を見たということが明らかになり、コレは警告夢!何か対策を講じないと正夢になってしまうかも!?と早合点した大河の提案で、バドミントン勝負をすることになった竜児。
亜美の別荘に旅行に行っている間中、負けた方が勝った方の恋愛を全力でサポートするという条件で試合開始!となりましたが、結果は意外にも竜児の勝利。
なぜかというと、試合中に犬が乱入して大河にじゃれついたせいでした。
(原作ライトノベルの方では、大河が小中学校時代、テニス部に入っていたので有利だという設定がありました。なので、大河にとっては得意種目。)
犬をどかしてもらう代わりに勝ちを譲った大河は、しぶしぶながらも竜児のサポート役をすることに。

寝ボケ眼のやっちゃんに見送られつつ、待ち合わせ場所の駅に向かう二人。

『おっはよ~!2人とも時間ぴったり!』

『ははっ、えらい!えらいぞー!はっはっはー!』

『どしたー!?元気ないよ~!声だしていこーー!』

それを迎えたのは、怪しげに体を回転させるみのりんと北村でした。
背後のガヤで『ZOOだ!』という声が聞こえるとおり、30代には知名度の高い某グループがよくやっていた動きで竜児たちに挨拶するみのりんたち。
周囲の人ごみからはドン引きされていたみのりんたちでしたが、

『よっしゃ!ひらめいた。』

亜美が来るまでの間に、竜児と大河も加え、新たな動きを練習することに。
到着した亜美が見たものは・・・。

『よ、よう。』

『2分遅刻だぞ、亜美!』

『おっはよ~!あ~みん!』

『おっそいのよ!馬鹿チワワ。』

竜児を先頭に一直線に並んだ一行は、腕を体の横に角度を変えて突き出し、阿修羅のポーズww
ほんのわずかな時間の間に良くぞここまで!というぐらいに息もぴったりでした。

『み、みんなはドコカナ~?』

他人のふりをしてその場を離れる亜美を追いかけて進んでいく4人がテラシュールww
たしかに恥ずかしすぎでした。

『うわ、美味しいよコレ!梅入って、超梅ー!(超うめぇ)』

列車の中でおにぎりを振る舞う竜児に、みのりんが大喜び。
亜美も竜児を賞賛します。

『うちにお嫁に来る?』

『いかねぇよ。』

『もぅ~、いじわる~。』

おどけてみせる亜美ですが、竜児のそっけない返事に一瞬さびしそうな表情が見えているような気がしないでもありませんね。
今回、竜児はみのりんのことが気になって、亜美への態度がぞんざいになってしまっているシーンが多いので、亜美がちょっとかわいそうかも。
竜児自身は別に無視している訳ではないのですが、亜美は自分をからかっているだけだとしか思ってないので、はじめから話し半分程度にしか聞いていない感じですね。

会話もはずんで来た頃、みのりんにある音楽を聴かせる大河。
それはいわくつきの心霊音声を集めたものでした。
みのりんは実はその手の怖い話が大の苦手。
大河がみのりんを驚かせたところを、竜児がカッコ良く助けてポイントを稼ぐ。
これが大河の考えた恋愛サポートの方法でした。
みのりんを怖がらせてナイト登場作戦は、思いのほか効果的なご様子。
それを確かめた大河たちは不敵に笑います。
勝負に負けたとは言え、律儀に約束を果たそうとする大河。
意外と義理堅い性格であることがうかがえますね。

『ここがあーみんの別荘!?ココに泊れるの?・・・すげー!超感激だー!』

たどり着いた別荘はセレブでブルジョワな、本当に豪華なものでした。
芸能人の母を持つだけあって、普通にお金持ちな亜美。
特に見せびらかす訳でもないあたりが本物の上流家庭っぽいですね。

『でも、まずは掃除からはじめないと。去年から誰も来てないし。』

『きょ、去年から!?(コレは大変な戦いになりそうだぜ・・・!)』

怪しく瞳をぎらつかせる竜児がニヤニヤです。
憧れのみのりんをはじめ、他の4人が早速海に遊びに行っているにも関わらず、部屋の掃除を嬉々として始める竜児こそ、真の家事好きと言えるでしょう。
まさにキング・オブ・家政婦!

『本当に来たんだね、祐作。・・・良かったの?生徒会は。』

『・・・何の話だ?』

『・・・別に。』

はしゃぐ大河とみのりんを横目に見ながら、意味深な会話をする亜美と北村。
わざととぼける北村ですが、亜美は何かを知っているようです。
単純な仕事の話ならともかく、生徒会と言えばやはり兄貴のことが思い出される・・・という訳で、今後への含みもありそうですね。

『折角2人っきりになれるチャンスだったのに。』

夕飯の買出しでバイクに2人乗り!というシチュエーション。
大河を北村の後ろに座らせるよう提案する竜児ですが、バイクが怖いと断る大河。
結局みのりんが付き添うことになり、竜児にからかわれる大河。
前回プールで叫んだりして竜児を意識していることが明らかな大河ではありますが、やはり北村のことはいまだにあこがれ続けている様子ですね。
乙女らしさがカワユスです。
『みのりんを驚かすために都合がいい別荘内のポイント』を調べる必要もあったのだと説明する大河ですが、照れているのも本心でしょう。

『ここは・・・洗面所。ここも掃除しねぇと・・・。』

『だ、誰?・・・高須君?』

大河に言われてポイント探しを始めた竜児。
お風呂場からはシャワーの音と亜美の姿が。

『結構大胆だね・・・。女の子のシャワー中に入ってくるなんて。良いよ。今ならみんなに内緒で。ねぇ、したくないの?』

その場を離れようとするところをつかまれたり、ドキドキさせられまくった竜児でしたが、

『お・ふ・ろ・そ・う・じ。いやだ~、一体、何期待してたの?あはは~、何、その顔、傑作~!』

お約束どおり勘違いでした。
男の純情を弄ばれた竜児は、大河に報告。
いや、そこは頼ったら駄目なような気がしますがww
とりあえず、竜児のボディーランゲージを正確に理解した大河の様子に、竜児との息がぴったり合っているのが感じられました。
仇を取ると言わんばかりの勢いで風呂場に向かう大河でしたが、そこから絶叫が。
今度こそ普通に入浴中だったみたいです。

『ばかちー本当にお風呂に入ってた。ばかちーね・・・ボン!(右乳)で、ボン!(左乳)で・・・ボーン!!(下半身)だった・・・』

『余計なこと言わなくて良い!』

亜美のタライツッコミが大河を直撃!
元々スタイルのいい亜美をうらやましがっていた大河ですが、ナマで見た感想は想像を絶するものだったみたいですね。
亜美が脱いでいるところは見せずに、大河の伝えている様子だけでしっかり笑わせてくれるところはポイント高いかも。

買い物から帰ってきたみのりんの首元に、こっそり湿ったワカメをくっつけて驚かせる大河。

『ワカメだよ!ワカメに巻きつかれた動物霊みたいな!ラッコ?ワカメ巻きといえばラッコの死体?皮のポケットにホタテびっしりのラッコか?ラッコとワカメの呪いかー?』

みのりん妄想飛躍し過ぎ&テンパリ過ぎww
昼間大河に水底のワカメが死体の髪の毛に見えると言われたこともあって、どんどん悪い想像が膨らんでいるようですが、何故にラッコww

『祐作・・・アンタ、正気?』

ひとまず夕食のカレー作りで手際よく調理を続ける竜児たちでしたが、そこへ風呂上りの北村がタオル1枚の格好で登場。
なんという裸族ww
亜美と竜児はドン引き、大河は気絶しかけという状況の中、

『へーい!このナルキッソスの申し子め!おヌード頂戴~!!・・・そんな格好で何言ってんだ、このカマトトが~!』

悪乗りしたみのりんが携帯のカメラで激写しまくりです。
やはりみのりんのリアクションは一味違いますねww
北村の腰のラインがちょっとセクシーすぎるのもニヤニヤでした。
さすがに照れた北村でしたが、手を伸ばした拍子に腰のタオルがはらり。

『何か今、黒くてわさっとしたものが・・・。』

『ワカメの霊だ、多分・・・。』

『ワカ・・・メ?』

あわててタオルをおさえた竜児でしたが、時既に遅し。

『祐作・・・サイテー。』

亜美もますますドン引き。
ふるえてガクガクな大河。
って、3人ともしっかり目撃していたみたいですねww
むしろ、物怖じしない北村がある意味すごいかも。

『気をつけるのだ、みんな。この館には邪悪な霊が漂っている・・・。』

呆然とするみのりん。

『おれに何か、出来ることはあるか?』

『カレーを、う~んと辛くしておくれ・・・。』

竜児の問いかけに答えるみのりん。
ワカメのトラウマを忘れさせてくれるような、刺激的な辛さが欲しかったみたいです。
愛するみのりんのリクエスト通り、激辛カレーを作った竜児。
一口目は普通に美味しいと見せかけて、本当の辛さは少し遅れてやってきました。

『か、辛~!』

『コレ、のどに・・・!』

『辛いっつーか、熱いっ、痛い!』

『きたきたあー!ガツーン、いっただきました~!おっしゃあ、またきたーー!!!高須君、アンタ最高だ~!超辛いし、超うまいよ~!』

めちゃくちゃな辛さではあったものの、味自体は好評。
好きな人に美味しいと言ってもらえて、まさしく料理人冥利に尽きる、といった感じですね。
結局みのりんの激辛カレーを分けてもらって食べていましたが、大河の分は専用の甘口を別に用意しているあたり、竜児のまめさは本物ですね。

みのりんが後片付け台所に行き、お腹の調子が悪くなった大河が北村の部屋に胃薬をもらいに行き、リビングには亜美と竜児が2人っきりに。

『ねぇねぇ、亜美ちゃんも、お腹イタ~イ。なんてな。』

ぼーっとしている竜児をからかう亜美。
大河の不調を甲斐甲斐しく世話していた竜児に対し、プチやきもちを焼く亜美がカワユスです。

『良かったら、今から一緒にビーチに・・・。』

気を取り直して竜児を誘う亜美でしたが、みのりんに話かけられて竜児は上の空。
結構真剣に声をかけているのに、相手にされていなくてかわいそうです。
傍から見ていると直球ド真ん中に感じますが、肝心の竜児がミットを構えてないからちっともストライクがとれない。
亜美のポジションは常にそんな感じなのが不憫ですね。
逆に、簡単になびかないからどんどん気になっていくという部分もあるとは思いますが。

『みんなにはナイショだよ?』

皿洗いを手伝ってくれたお礼に、アイスモナカをプレゼントするみのりん。
2人はベランダで海を見ながら良い雰囲気です。

(2人っきりだ・・・チャンスってやつじゃあ?)

緊張しまくりの竜児。

『く、櫛枝は、彼氏とかっているのか?』

駆け引きも何もない、単刀直入にも程がある問いかけを発する竜児。
ほとんど告っているようにしか見えないですが、経験不足な彼には、これが精一杯でも仕方ないかもしれませんね。

『さっきのワカメの霊、まだこの辺にいるかな?』

意味不明な返答をするみのりん。
あえて避けた・・・というわけではなく、話には続きが。

『高須君は、幽霊見たことある?私は、幽霊はいるって信じてる。本当に見たことはないし、見たことがある人の話も、全然信じてない。それとさ、同じように思うことがあるの。私もいつか、恋愛して結婚して、幸せになるって、信じてる。けど、実際に誰かとそんな感じになったこと、ないんだよね。世の中の、当たり前に恋愛してる人たちが、私にはとても遠い。だって、私には、見えないんだもん。やっぱり幽霊はいないんだ、一生見れないんだって、あきらめかけてる。だから、質問の答えは「いない」。』

幽霊という単語が、何の喩えに使われているかがポイントになりそうですね。

『高須君は?幽霊、見える人?』

『・・・俺は、見たいのかもしれない。・・・俺、思うんだけどさ。霊感があるやつも、始めて幽霊を見たときはびっくりしたんじゃねぇかな?見たけど、やっぱ、ありえねーって打ち消したやつや、逆に努力して、やっと見ることが出来るようになったやつだっているかもしれねぇ。だからお前も、一生見えねぇかも、なんて、決め付けなくてもいいんじゃねぇか?・・・俺はいつか、櫛枝が幽霊を見れたらいいなぁ、って思うよ。お、お前に見て欲しがってる幽霊が、どこかにいるって思うから。』

それってめちゃくちゃ自分自身のことですやんww
ここのくだりは文学的でいい感じですね。
原作モノらしい、書き言葉独特の表現というか、直球で『俺はお前が好きだ!』みたく伝えるのとは違う奥ゆかしさとでも言えばいいのか・・・。

『だから今日は、妙なことばっかり起きてるんだね?アピールしてるんだ、ワカメの霊が!・・・いつか、見えるのかな?』

『え?』

『ううん、なんでも。わっはっはっはっはー。』

『・・・変なやつ。』

みのりんも、竜児との会話で色々と気付いたことがありそうですね。
UFOだと思ったら人工衛星だったというシーンが間に挟まっていたりするのも、見えない、ありえないと思っていたものが、別に不思議なものではなく、見ようと思えば見えるもの、自分が気付いていなかっただけのものだったんだ、という風に関連付けて解釈してみると、繋がってくるものがあるのではないでしょうか。
恋で悩む若者、まさに青春一直線!という感じですね。

真夜中、お腹の調子が戻った大河は、竜児の部屋にいってご飯を催促。
明日の作戦を考えながら、ボソリともらします。

『北村君と一日中ずーっと一緒なんて、どれだけ幸せなんだろうって思ったけど・・・緊張しすぎて早死にしそう。アンタと一緒でも全然平気なのに・・・。』

竜虎並び立つどころか、竜児に甘え放題な感じの部分も多いですからね。
別荘に来ても2人一緒にいるときの方がリラックスしてましたし、離れているときの方がむしろ違和感という感じですね。

『竜児・・・あたし、思ったんだけどさぁ。あの夢って、意外と・・・なんでもない。』

それ以上言うのはやめてしまった大河ですが、続きはバレバレですね。
大河自身が既に「無意識の好意」から「自覚しつつ悩む」という段階に移行してきていると考えても良さそうですね。
竜児の方は、それとなく意識はありつつも、深く考えないようにしている、と言う方が近いかなと思います。

それぞれの部屋に別れ、いよいよ眠ろうかと思った矢先、お互いのベッドに不審な髪の毛や水分が付着しているのに気付いた竜児たち。
果たして、ワカメの霊の仕業か?
(どんだけワーカメスキスキー♪なのかとww)
謎のラップ音まで響いてきて・・・というところで次回へ続く。

次回、第10話、『花火』

さすがに本物の幽霊、という展開は無いと思いますが、どんなオチが待っているのか楽しみですね。
みのりん、大河とそれぞれ進展があった今回ですが、残る亜美の活躍にも期待、という感じですね。




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