くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(141)ノコギリハギ  Paraluteres prionurus

2013-11-26 09:39:07 | シパダン図鑑
フグ目カワハギ科のノコギリハギ。


ずーっとキタマクラの仲間でしょ、で片づけてきたら、ハギだった。
それもそのはず、フグ目フグ科のシマキンチャクフグに擬態してるんだそうだ。
いつもは気にもとめない種も、こつこつと調べてみると、いろんな発見があっておもしろいもんだ。
英語はBlacksaddle mimic、Mimic filefish、Blacisaddle filefishで、まあ、黒い鞍の擬態ちゃん。

猛毒なフグに擬態して身を守るとは賢いですね。

パッと見ではよくわからないけれど、図鑑を見比べると、ノコギリハギはやはりハギ体型でハギ顔、シマキンチャクフグはフグ顔でフグ体型をしている。
この写真の体勢ではわかりにくいが、ノコギリハギは目の後ろに第一背びれがあって、第二背びれと腹びれが横長。
シマキンチャクフグは小さなドット模様、ノコギリハギは細かい点々の集合体で凝った模様になっている。

シマキンチャクフグは、またあした。