くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

屋久島、秋 2021(1) お宮前、タンク下、ゼロ戦

2022-01-19 22:56:57 |  ダイビング
屋久島ダイビングライフさんが、2021年の営業終了カウントダウンをはじめている11月になって、駆け込み屋久島。

11月2日、朝。
きのう、石垣→那覇→伊丹→鹿児島→屋久島と、まる半日、4フライトを乗り継いでやってきた。
おまけに石垣では、ライトトラップだったので、寝不足ぎみの疲労困憊。
それでも、恒例の益救神社参拝のために、7時のさんぽからスタート。
この季節の7時は、まだ明るくなったばかりな感じだ。


空気は超ひんやりしているけれど、青い空がうれしい。


境内に、新たに赤い自販機が設置されて、コーラ?と思ったら・・・


益救乃水。

200円!?高っ!と思いながらも、ご利益ある益救神社の名を冠したお水なら・・・
屋久島は、水道水がじゅうぶん美味しいっていうのに、これは贅沢品。

宿に戻れば、ひさびさに泊まれた民宿「海星」のにゃんこに再会。


かわいらしいけれど、ちょっとてごわい子だ。



さて本題、ダイビング。
1本め お宮前
まずは、スミレナガハナダイの♂だけがうようよしている場所に連れて行ってもらった。

想像以上にうようよしていて、圧巻だけど、なにせマクロレンズだから、たちうちできない。



ハナゴイも元気。


クジャクベラの幼魚、かわいい!





2本め タンク下
夏の屋久島しか知らなかった私にとっては、にぎやかさの消えたタンク下。
いつも、沖縄でロックオンしてるしー、と思ったけれど、これはペガススベニハゼ


アカホシカクレエビを紹介してもらったのに、撮れたのは、ニセアカホシカクレエビのほう。


ハナヒゲウツボが、そこいらじゅうでガオガオやってるのは、タンク下っぽい。


いつも怒ってるルリホシスズメダイの成魚に、きょうも怒られていたら、ハダカハオコゼ登場。



昼は、ひさびさに「なっちゃん食堂」店内で、カツカレーにほっこり。




3本め ゼロ戦
ここの主のアザハタは、これまたマクロレンズでは無理。


もっとも、この旅の目的は、ゼロ戦で繰り広げられるフタイロハナゴイの産卵。
のはずだったのに、時期も合わせて来たのに、ことしは、いまいちと聞かされ、失意のダイビング。

でも、ケラマハナダイ幼魚がうようよしているだけで、軽く幸せ。


その中に1匹だけ、カシワハナダイが混じっていて、それもかわいい。




ケラマっ娘、アザハタ抜き。

暖色が秋冬にはよいわ〜。

続いて、ゼロ戦外人エビの2トップ。
リスマータ・デベリウス。


アルフェウス・トリコロール。


あとはコミカルなマルソデガラッパ。


見つけても、すぐに砂の中へ。








タテキンのちびみーっけ。

屋久島って、私の知るダイビングサイトの中では、タテキンの幼魚がどこよりも多く見られるところだと思う。
でも、このシンプルうずまきステージには、はじめて出会ったのでうれしい!


夜は「潮騒」へ。

首折れサバのお刺身や、焼酎屋久の島で、おいしく、楽しく。

この旅、最大のお目当てだったフタイロハナゴイは、そもそも♂が少なく、やる気もまったくなく、がっかりだったけれど、楽しかったからいいや。