くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

なかどまinn

2016-08-10 12:52:38 |  旅行
スズメダイとともにあった3連休のベースにしたのは…
恩納村の「デザイナーズリゾートなかどまINN」。
恩納村の宿って、リゾートホテルか民宿が主流だが、海の日3連休で、お手頃なところはとれなかった。
だから、高くも安くもない「なかどまinn」にした。

ユニークな外観。

真夏の18時すぎ、部屋に入ると、もわ〜ん。
西日の当たる部屋、である。


ツインベッドは狭い。






打ちっぱなしのカベ。

無機質でイヤかな?と思ったら、なかなかよい。

インテリアの椅子、かわいい。




ウォールハンガーなんかも、いちいちかわいい。


バスルームとトイレは、バルコニー部分にあって、半屋外。
カバーがかかっているので、シースルーではないが、温室状態。



浴槽があるのはうれしい。

シンクコーナー。
バスタオル、フェイスタオル、フットタオル、電子ケトル、あり。
コンプリメンタリーは、コーヒー(MJBアーミーグリーン)、さんぴん茶、紅茶。




シンクかわいい。


眺め。電線多いけれど、オーシャンビュー。






虹の朝。


通路から階段。エレベーターもある。




店が並ぶエリアまでは10分くらい歩く。
近くには、有名なシーサイドレストランがある。


良くも悪くもユニーク。
エアコン必須。
でも、不思議と快適だった。

素泊まりで1泊16000円は、ちょっと高い気がするけれど。

沖縄本島・スズメダイとの3連休(3)2016.7.16-18 ハゼ、甲殻類編

2016-08-05 16:18:06 |  ダイビング
沖縄本島に来たからには、ヤシャハゼが見たい、甲殻類も見たい。
スズメダイは、しばい置いといて、真栄田岬のハゼエリアにも連れて行ってもらった。
そこはちょっと深めの荒い砂地。

水底までゆくと、あちこちでスミゾメハナハゼがひょろひょろとホバリング。
その下には、人気ハゼたち。
スミゾメハナハゼが見張りというけれど、最初に引っ込むし、たよりなさそう。
まずはヒレナガネジリンボウ発見、でも引っ込まれた。

そして、10年以上ご無沙汰だったヤシャハゼ。


共生エビのコトブキテッポウエビも、ヤシャ色でかわいい。


ヤノダテハゼ。


オニハゼ属の一種。


ホタテツノハゼ。




寄れば寄るほど、帆をぷぅぷぅ立ててくれる。


ハゼエリア、しっかりDECOが出た…

壁に戻ると、岩かげにはハタタテシノビハゼとコシジロテッポウエビ。




警戒マックス、背びれピーン。


壁にあいた穴や切れ目をのぞけば、ベニハゼワールド。
ホシクズベニハゼ。目のまわりの線が特徴。






アオベニハゼ。顔が青い。


アオギハゼ。ぎらぎら。


チゴベニハゼ。真紅のボディにバンビみたいな点々。




オキナワベニハゼ。全身ぶちぶち模様。






岩かげには、ビビリなオドリハゼと、強気なブドウテッポウエビ。


オドリが、「危ないって、あかんって。」と尻尾でパタパタやっても…


ブドウさんは、オドリを乗せるような感じで、ずんずん。




共生ばかりではなく、お一人様ハゼも。
アカスジベニタケハゼ。


サンカクハゼ。


単独エビ。
ナデシコカクレエビ。






アカヒゲカクレエビ。






オランウータンクラブ。アカヒゲさんもいる。


イソバナカクレエビ。


ついでにレアだという、真栄田のエントリーですぐ見たコブダイ。

まったく人を寄せつけず、脱糞しながら逃走。

あとは恩納イノーでみた、シロオビハゼ。


そしてエンマカクレエビ系。



3日間なんて一瞬だった。
3日めのランチは、沖縄市のハイウェイ食堂。
沖縄ならではの、Aランチ。

ボリューミーおなかも満足。

マクロもB級グルメも楽しい沖縄本島。






沖縄本島・スズメダイとの3連休 2016.7.16-18(2)浅場のスズメダイ編

2016-08-03 13:50:47 |  ダイビング
土曜3本+日曜2本、真栄田岬で5ダイブのあと、スズメダイ観察はいよいよ佳境にはいり、よりマニアックな世界へと。
日曜の午後、舞台は天願へと移り、月曜は恩納イノー、アポリーフと、階段ではないかわりに、こんどは、どこもちょっとけもの道めいた小径を、アダンにやられながら通ってエントリー。
外洋育ちの私には、未知のスズメダイたちとの遭遇が待っている。

はじめて見る天願桟橋。

桟橋の下はウミウシパラダイスらしいが、私はスズメダイ。


天願のスズメダイたち
まず、ソラスズメダイ属を3種。

オジロスズメダイ
幼魚。










だんだん黒っぽくなって。


成魚になれば、尾っぽの白さだけが名残。








ミナミイソスズメダイ
幼魚1カットだけ。


ソラスズメダイ属の1種2
若魚寄りの幼魚。





図鑑を見ると、さらに幼い個体は、ゴールドがかって、ブルーのラインもはっきりしているが、今回会えた子たちは、もうけっこう大きくなっていた。

成魚。



続いてクロソラスズメダイ属。

アイスズメダイ

アイスズメダイ、名まえも見た目も、幼魚は覚えやすい。
2~3センチの幼魚がいっぱいで、黄色がちょろちょろしてなんともかわいらしい。
でも、顕微鏡でせまると、ときどき顔つきは微妙…。












あとは、今回の観察対象からははずれてたルリスズメダイや…


ネッタイスズメダイ。


ブレニー系もいっぱいいて、あれほどタイドプールでギンポ観察していたのに、ここではスルー。
終始浅瀬で、ただただ、スズメダイ観察。
強い日差しが差し込む。



潜っていても、焼けそうな強い日差し。
真夏の沖縄で潜る幸せ…




恩納イノーのスズメダイたち
最終日の月曜日は2ダイブだけ。
天願よりさらに浅瀬のイノーへ。
潮がどんどん引いてゆく中での、超浅ダイビング。
コノハシコロサンゴの群生は、スズメダイのシェルター。

上空舞うルリスズメダイは、今回のスズメダイ塾では用がない部類なんだけれど、被写体の前をさっと横切ったり、けっこう邪魔をする。

ルリスズメダイ属。
スジブチスズメダイ
トップバッターはスジブチスズメダイの成魚。

アポゴンに邪魔されたりして、なかなか撮れない…。
あとでまだまだ見られるよ、とのことで、後回しにしたら、他のスズメダイたちに時間をとりすぎて、縁がなかった!?


アツクチスズメダイ属。
アツクチスズメダイ
幼魚は本当にちっちゃい。




おとなは、名まえのとおり、厚いくちびる。






大人の方が用心深くて、なかなか撮らせてくれない。




それでも顕微鏡で頑張ってせまる。




ふたたび幼魚。






クロソラスズメダイ
ちょろちょろ動いて、とっても写しにくい。







ソラスズメダイ属。
ミナミイソスズメダイ
幼魚は撮れず。
おとなはと~ってもやさぐれていた。漂ってきた枯れアマモにも、頭突きを入れていた…


そうこうするうちにドン引きなので、撤収…



アポプールのスズメダイたち
そして、ラストはアポプール。
これまでは、干潮時のブレニーパラダイスに入っていたが、きょうは満潮。

きょうも、もうすっかり覚えたイワサキくん、そんなに驚かなくても…


ルリスズメダイ属。
ネズスズメダイ
ネズスズメダイのブルーが、さわやかで美しくて、すっかりお気に入り。

でも、これがまたちょろちょろ動いて、手ごわいこと。









レモンスズメダイ






イチモンスズメダイ
ミヤコキセンによく似た子。









クロソラスズメダイ属
セダカスズメダイ
名残惜しいけれど、エキジット間際にはセダカスズメダイの幼魚登場。思いっきりボケた。


コンデジには敷居の高い、スズメダイ幼魚との格闘が終わった。
う~~~と思いながら、子スズメたちを追っていると、あっという間に時間がたってしまう。
それができるのも、寒くならない夏だから。

どこを切り取っても、夏、夏、夏…。










まだまだスズメダイビギナー。
真夏の沖縄も、奥深いスズメダイもやみつきになりそう…

沖縄本島・スズメダイとの3連休 2016.7.16-18(1)真栄田岬編

2016-08-01 19:50:28 |  ダイビング
海の日3連休は、沖縄本島でひたすらビーチダイビング。
そして、ひたすらスズメダイの幼魚観察。
でも、ときどきハゼ。

私がスズメダイウォッチをはじめたのは、2年前のこと。
たまたまシパダンでスズメダイの幼魚が大発生したタイミングで、かわいいなぁ~と思って、カメラを向けてみたのがきっかけ。
メディアの記録容量が増大したおかげで、見たもの片っ端から撮れるきょうびならではだ。
ヒレグロ、アンボン、デルタ、ブルーアクシル…
写真をとるようになって、顔と名前を一致させはじめたらスズメダイの神降臨。
図鑑を見てもよくわからないスズメダイをググっていくうちに、セブのアクエリアスダイバーズ、そして、恩納村の潜水案内にたどりついた。
そして今回は、潜水案内さんのガイドによるスズメダイ塾♪


まずは、真栄田岬のスズメダイたちを順不同で。
スズメダイの待つ水中までは、階段が待ち受けているが、もう、この真夏の青い海、ナギ感にうきうき。


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イシガキスズメダイ属

イワサキスズメダイ
ネコ目が特徴。








イシガキスズメダイ
みんな良く動いて、図鑑写真はお断りみたい。




ルリホシスズメダイ
イシガキスズメダイ属の幼魚で、いちばんかわいいと思う。
多くのスズメダイがそうだけれど、大人になると、地味だしこわい。
大人を見たら逃げるけれど、こどもはシャイなだけに撮れないっ!









どうしても隠れがちで、1匹しか見つからなかった子に、2日連続会いに行ったけれど、撃沈。

ハクセンスズメダイ


他にもルリメイシガキスズメダイがいたけれど、これまたよく動いて撮れなかった。

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ヒレナガスズメダイ属
ヒレナガスズメダイ




クロスズメダイ

腹ビレのブルーがなんともキレイで、とってもかわいいのに、ボケた。

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クラカオスズメダイ属
ナミスズメダイ




さらにyg。


おとな。


ヤマブキスズメダイ
ボケボケなマルスズメダイ幼魚のむこうに、シースルーな赤ちゃんたち。


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スズメダイ属
マルスズメダイ
おとな。




幼魚が超かわいいのだけれど、撮らせてくれない。
ヒラヒラしっぽだけ。


シコクスズメダイ

口元とブルーのラインがかわいい。

ヒメスズメダイ

はじめて見た。

はかにもシパダンでおなじみのヒレグロスズメダイ、カブラヤスズメダイなど。
シパダンの子たちのほうが、カメラ度胸すわってる。

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ソラスズメダイ属
ナガサキスズメダイ




顕微鏡で寄りすぎてしまったモンツキスズメダイのむこうにちびが二つ。いかに小さいかがわかる。


モンツキスズメダイ




大人はぼてっと感が否めないけれど、幼魚たちはかわいらしい。




ネッタイスズメダイ

奥の子にピンがあって、手前の子がボケた。



ニセネッタイスズメダイもいっぱいいた。

クロメガネスズメダイ

クロネガネスズメダイは尾っぽの付け根が白くなく。

メガネスズメダイ

メガネスズメダイは、尾っぽの付け根が白い。

アサドスズメダイ




他に、フィリピンスズメダイがいたが、みんなすさまじくぼけた。
おとなのフィリピンスズメダイで、食べられかけたのか、ズタボロの子もいた。


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ルリスズメダイ属
ミヤコキセンスズメダイ


セナキルリスズメダイ


レモンスズメダイはいたるところにいたが、お子様たちはすばしっこく、撮影不可だった。

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ミスジリュウキュウスズメダイ属
ミツボシクロスズメダイ
顔が白っぽいヴァージョンと、黒いヴァージョンがいるが、ついつい色白の子に目が向いてしまう。






フタスジリュウキュウスズメダイ


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同じスズメダイのクマノミは、完全スルーだった。
餌付けで巨大化しているロクセンスズメダイ、オヤビッチャもスルー。
かわいい子ほど、サッと動くので、ボケたり、画角のすみっこに行ってしまったり、コンデジでは難しい。
幼魚のかわいさに気を取られて、だいたいは地味で凶暴めの成魚の記録を残さなかったのは失敗だった…。
それにしても、さすがスズメダイ強い潜水案内さん、次々と紹介してくださる。
ただ、真栄田岬はまだ序の口!?

真栄田の階段を2日で5往復。

意外と平気だった。
若い頃より楽勝なのは、やはり思うように痩せはしないワークアウトのおかげかな?
私はマリンブーツが嫌いで、ギョサンはいて、エントリーポイントでフルフットに履き替えたが、親指と人さし指の間が痛くなった。
真栄田岬は大混雑で、朝早くから駐車場満車。
そして、ここでもチャイニーズ率が高い。
8時過ぎに海を見に行ったときには、まだすいていたが、器材しょって階段にゆけば、もう渋滞。
エントリーポイントは、シュノーケラー、体験ダイビング、コアなダイバーまで芋洗い。
青の洞窟のあたりは、たくさんのボートが浮かび、水面にはシュノ-ケラー点在で、大賑わいすぎ。

干支一周以上来ていなかった真栄田岬は、様変わりしていて、設備充実。
パーラーのランチ、おいしかった。

目玉のタコライス。


沖縄そば。


ブルーシールのアイスがサービスでつくのがうれしい。

水面休息も、ベンチ、階段、海、どこも人・人・人。
金曜日の羽田からの最終便も混んでいて、保安検査場通過に15分待ち、ゆいれーるもぎゅうぎゅうで、こんな混むときに来るもんじゃない、って思うのと同時に、来て正解!と思える沖縄の夏の爽快感。


そして楽しいスズメダイ観察。