くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

あれから5年

2009-12-31 03:19:27 | Weblog


寒空に浮かぶ東京タワー。

このあいだから、東京タワーが去り行く2009年を惜しむかのように、展望台を「2009」のイルミネーションで飾っている。肉眼で見ると、2009の文字のまわりは、イルミネーションがチカチカ点滅している。それを見て、フラッシュライト・フィッシュを思い出し・・・。(そんな人は、ほとんどいないだろう。)
フラッシュ・ライト・フィッシュ(美ら海水族館にいるらしい)は、ヒカリキンメという魚で、目の下に発光性バクテリアが群生していて、まばたきをするとフラッシュするのだ。そのフラッシュライトは、獲物をおびき寄せたり、仲間同士の信号の役割を果たすらしい。今はできないシパダンのナイトダイビングで、タートル・カバーンの入り口、DANGERのサインボードのあたりでライトを消してじっとしていると、美しいイルミネーションショーが見られたのだ。

2009の文字をながめながら、シパダンのリゾートがクローズしてから、もう5年もたっちゃったのね、と、死んだ子の年を数えるような気分。シパダンのクローズで、5年前の大晦日は、近年まれにみる号泣をしたなあ。それから年々シパダンでのダイビングへの制限は厳しくなり、2009年はますますシパダンで思うように潜れなくなった。世の中もさえなければ、私自身も、私のダイビングも、Lowな2009年だった。ずっとダウンカレントにつかまって、浮上できていない感じだ。2010年は、Slowly Ascendできますように。