くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

コタキナバル~Tadau Ka'amatanの日

2008-05-31 22:45:49 |  旅行


sapi.jpg成田からシンガポールのSQも、シンガポールからKKのシルクエアーも満席だった。こちらのスクールホリデーの影響かな?成田のSQカウンターで、チェックイン時、「シンガポールからKKは、窓のない窓側1席しかございません。他はすべて3席の中央でございます。」と言われた。テンション低く、窓のない窓側をもらったが、窓はあった。非常口の列なだけだった。アテンダントからは、ちゃんと非常時のドアの開け方のブリーフィングも受けた。火が見えたら開けるなと。着陸前、空から、マムティック、マヌカン、スルといった、トゥンクアブドゥルラーマンパークの島々をながめているときは、穏やかな景色だった。


lapanganterbang1.jpgところが、シルクエアーがコタキナバル国際空港=KKIAに着陸すると、KKIAは工事中で、以前にあった景色のかなりの部分が切り取られた感じがした。とにかく、ところどころ土がむき出しで、殺風景なのだ。KKIAでは、今月から新ターミナルがオープンしたが、航空機の離発着は新ターミナルでも、イミグレーションやチェックインは、まだ従来のターミナルが使われている。早くも、トランジットエリアのベンチには、シミができているのが、遠目にも見えたりして、全部の施設ができてから、大々的に開業すればよいのに、何をあわててる?と思ってしまった。KLIAにつぐ大きさで、ビジーなエアポートになるというふれこみみだったが、さほど大きさは感じない。


kaamatanbanner.jpg今日のKKは、カマタンフェスティバルの最終日。カマタンフェスティバルは、サバ州の、カダザンドゥスン族と、ムル族の収穫祭だ。カマタンは、純粋に米の収穫を祝うお祭りだというが、今、マレーシアには米がない、と、ローカルは苦笑していた。町では、パダンムルデカでオープンハウスが設置され、いろいろなイベントがあるが、カマタンの、メインステージは、KKから車で20分ほどのピナンパンにあるKDCAというところだ。KDCAには、カンダマンスパという愛用のスパがあるので、スパがてら、カマタンフェスティバルをちょい見しようかな、ともくろんだが、スパによれば、ものすごい数の人がKDCAに押し寄せ、車も入れなくなるので、30日と31日は休業するんだそうだ。人ごみがダメな私は、戦意喪失。

rumah_terbuka.jpg夜になると、多くの人が、パダンムルデカにむかって歩いていった。空は、サーチライトで照らされ、民族的な踊りや歌から、サバ州の重鎮やら、バダウィ首相のスピーチまで。数年前のカマタンの時にもKKにいたが、その頃より、華々しく展開しているように見えた。きっと、マレーシアと、サバ州のツーリズムの意向だろうが、年々、観光客を意識したものになってきており、米の収穫は少なくても、規模は、どんどん大きくなってきているっぽい。それにしても、この派手かつ素朴な電飾が、適度に田舎で適度に町なKKっぽくてよい。シパダンのダイブマスターには、カダザン系が多かったし、またキナバル登山をしたときのドゥスン族のガイドのお兄さんには、本当にお世話になった。また、マジュランに泊まったとき、カダザンのベルボーイに、名前はなんというの?と聞かれ、私の名前を答えたら、いとこと同じ名前がいる、と言われた。ただし、男名前であった。そんなこんなで。カダザンとドゥスン族の人のことは身近に感じるので、カマタンの時期にKKにいると、なんだかわくわくする。




チャンギでトランジット~"Pink Dolohin"と"Shark"

2008-05-31 02:21:47 |  旅行
セブンイレブンでドリンクを買いすぎた!
サメとピンクのイルカにまどわされてしまった。
インド系の店員のおにいさんに「Youはフライトの前に、ぜんぶフィニッシュしなきゃいけないよ」と忠告され、「オッケーら~」と言ったものの、7時間半のトランジットで計2.5リットル。トランジット時間がほぼ1日の就業時間に相当するが、毎日、仕事中にあけるのがコントレックス1.5リットルボトル1本と考えると、ちょっと多すぎかもしれない。

ただいまチャンギ国際空港で、7時間半の真夜中のトランジット中。過去の経験で、トランジットホテル(Ambassador Transit Hotel)はエアコンがききすぎで、エアコン切って、毛布をかぶっても冷え込んで眠れなかったり、ウェークアップコールが不要に早かったり、思うように休まらないので、使わない。どっちみちよく眠れないのなら、トランジットエリアのベンチでごろりんとしたり、トランスファーデスクのソファで眠るのでよい。まあ、なんだかんだ言っても、ケチっただけの話だけれど。だって、トランジットホテルは、共同トイレ、シャワーであれば、3000円前後で利用はできる。もっとも、満室のことも結構多い。今夜はラップトップコーナーで時間をつぶそう。ラップトップコーナーは、デスクはたくさんあるのに、実際にイーサネットポートからLANケーブルが出ているところは、2ヶ所しか見つけられなかった。My LANケーブルを携帯しろ、ってことかな?でも今は、人影もまばらなので、問題ない。夜が明けたら、きっとしんどいだろうから、RED BULLを買っておこう。ということで、トランジットエリアのセブンイレブンへドリンク調達に。Red Bullを買うはずが、並んで陳列されていた「Shark」に手がのびた。 

shark.jpgカンの色づかいも、Red Bull一緒で、どうみても類似品。Sharkのロゴが、サメ型にデザインされてるのが気に入って、こっちにした。本当は気だるい朝に飲むつもりだったのに、え~ぃ、冷えてるうちに 飲んでしまえ~!と、ラップトップコーナーに戻るとあけてしまった。味はやはりRED BULLに酷似している。ヒマにまかせて、ネットで調べたら、日本でも、楽天市場なんかで売られてた。私が、この商品を知らなかっただけだった。飲み過ぎ注意、カフェインが入っているから、と書かれているが・・・。でも眠い。








pinkdolphin.jpgお次はももいろのいるかの誘惑。
「ピンクドルフィン」 
ボトルのももいろいるかが、かわいい。
赤いボトルがピーチ味。ブルーのボトルがホワイトグレープ味。
ピーチ味には、ビタミンC、B6、B12が配合され、ホワイトグレープ味には、アミノ酸配合だ。どちらも味見をすると、別においしくもまずくもない。まあ、典型的なバランス飲料の味。







pinkdolphin2.jpgどちらか一方にしておけばよいものの、かわいいから、両方買ってしまった。そして、ラップトップコーナーに戻り、しげしげとピンクドルフィンの顔をみたら、今ひとつカワイクナイことに気がついてしまった・・・。ダイバーだから、海の生き物キャラに弱いのだ。







minumminuman.jpgもちろん私がビタミンや栄養ばかりを補充するわけでなく、Tigerも一緒。ロング缶でなくてよかったが、ロング缶しかなかったのだ。冷静になれば、Tigerとミネラルウォーターだけで十分だった。1000円でお釣りが来るだろうと、1000円札を出したら、微妙に1000円超えてた・・・。こうして、シンガポールドルの小額紙幣と小銭がふえることとなった。こんなもん並べて写真とる私も変だが、もう、いい加減見たいWebもないし、ひとりだし、ヒマでヒマでしようがないトランジット。そろそろ、場所を見つけて、少し寝ようかな。


とおまわりしてKKへ

2008-05-30 17:42:14 |  旅行

KKへ、これからシンガポール乗り継ぎで飛ぶ。
4度目のセレベスエクスプローラーに乗るために。

KKまでは、MHの直行便なら、成田から5時間半、関西からわずか5時間10分の飛行時間の
ところを、トランジットもいれると、17時間もかけて。
スケジュールは、こんな感じだ。
 5/30 SQ011  成田発19:10 シンガポール着01:15(5/31)
 5/31 SQ5092 シンガポール発08:50 コタキナバル着11:15(シルクエアー運航便)
ざっくり成田→シンガポールが7時間、シンガポール→KKが2時間半。そして、乗り継ぎ時間が
7時間半!ひじょーに遠回りである。燃油特別付加運賃だって、直行便なら2回ですむが、往復
乗り継ぎで、4回分も払わなくてはならない。成田を19時すぎの便というのも、仕事が終わって
から成田へ行くには無理のある中途半端な時間で、会社は早退したし。時間的にも費用的も、
明らかに無駄が多いプラン。
いつもの私は、絶対KK直行便派で、直行便のある曜日にあわせて、旅行するのだが、あえて
SQにしたのは、A380に乗りたかったから!?
 
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Noと言ったら嘘になるが、しょせんエコノミークラスだし・・・。でも帰りはしっかりA380機材。展示
されていたA380のプラモの前で、しばしたたずみ、帰りはこれかぁ、となんとなく楽しみ。ちなみに
きょうは747、ひさびさのジャンボだ。

それにしても、SQの発着するターミナル1は、MHのターミナル2に比べると、とにかく、横移動が
多く、移動距離も長い。成田空港駅から、重いダイビング器材をひっぱってチェックインカウンター
にいくのは、案外重労働だ。チェックイン後も、出国審査場から、搭乗ゲートまでのコンコースが
延々と続き、PCやカメラを持っての移動がしんどい。飛行機に乗る前に、かなり消耗。

こんな労多くして・・・な、SQでのKKゆきをあえて選んだのは、セレベスエクスプローラーを使って
シパダンに最大限潜るため。そして、KKでじゃらんじゃらんもしたいがため。シパダンに少しでも
多く潜るには、船側がすすめている日曜乗船、日曜下船のパターンを利用するのがいちばん。
この日曜乗船のために、一般的なツアーでは、土曜日に日本からMHのKL乗り継ぎで、KK着が
23時50分、翌朝7時のタワウゆきに乗ることになる。KK着が遅すぎて、KKで何もできないし、
翌朝、ピックアップが午前5時台の早起きもいやだ。
SQでKKに午前11時にすぎに着いて、そのままKKで1泊し、さらに翌日のタワウ便を午後13時
すぎにすれば、KKを楽しめるし、体も楽。
とにかく一刻も海に行きたい人、KKに用がない人は、成田を土曜日に出て、日曜午前中にKKに
着いたら、そのままタワウに乗り継いで、その日のうちに、リゾートなりクルーズにたどりつくことも
できる。

私のように、日曜午後に乗船すると、乗船日は、ダイビングができないが、月曜朝、1本目から
シパダンへどぼん!だ。よほど海が荒れでもしない限り、セレベスエクスプローラーがシパダン
入域のパーミットを持っている、月・火・金・土で、シパダン15ダイブが実現するのだ。
仮にリゾートに泊まって、毎日シパダンへ行けたとしても、シパダンは1日2ダイブなので、日曜
チェックイン、日曜チェックアウトで、月~土の6日間シパダンでダイビングしても、12ダイブ、
それも、100パーセントギャランティーではないようだ。クルーズ派ではなくリゾート派の私も、
これだから、セレベスエクスプローラーはやめられない。

地図上では、シパダンのあるボルネオの東海岸側は、日本からそのまま西よりに南下すれば、
そうとう近い。KLやシンガポールのあるマレー半島から、ボルネオは、東京から沖縄くらいの
距離があるわけで、本当に、近くて遠い。


高いぞMAS

2008-05-30 00:10:38 |  旅行
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KK発タワウゆきのMAS(マレーシア航空)始発便に乗ると、こんな朝日を浴びるキナバル山の姿が見える。わずか45分のフライト。はじめてこの路線に乗ったときは、キナバル山の景色に感激したと同時に、日本の物価を基準に考えるから、片道96リンギット、3000円強のチケットを手にして、なんて安いんだろうと、その航空券代の安さに感動したものだ。

21世紀になっても、ちょっと前までは、KK~タワウ間は、ずっとずっと普通運賃で96リンギットだった。それがあれよあれよという間に値上がりした。明日、KKからタワウに飛ぶのだが、いまや、航空券代は、片道169リンギット!76パーセントの値上がりだ。もっとも、今でも、旅行会社のエアオンでは、片道2000円でKK~タワウの便が追加できたり、MASのオンライン予約では半額ほどでオファーされていることも多いが、手配開始に出遅れたら、この高い普通運賃を買うハメになった。5月は、サバ州全体が収穫祭(カマタンフェスティバルという)でホリデーモード、その影響か、国内線も大混雑で、キャンセル待ちの憂き目にあい、結果、KK~タワウの往復に16,500円も支払うことになった。脱力。

マレーシア航空は、国内線に関しては、同じマレーシアの格安航空会社のAir Asiaを意識してか、最近、Webで、ときに0リンギットのチケットなんかもオファーをはじめているが、運賃がタダでも、燃油特別付加運賃+空港税で、85リンギットは支払わなければいけない。本当に困ったことに、日々、原油最高値を更新していることから、燃油特別付加値上げはいやでもついてまわるのはわかるが、運賃自体のこの上げ幅は、本当に痛い。ホテルも、ついこの間までは、6000円くらいだったところが平気で10,000円になっているし、空港からホテルのタクシーも400円くらいだったものが600円くらいだし。すべてが軒並み値上げ。ああ、だんだん安いアジアのうまみがうすれていく…

もともと、イラク情勢が不安定なところから、原油の高騰がはじまった。エアラインは、こぞって、ローシーズンには、4万台の正規割引運賃をだしているが、燃油特別付加運賃で、軽く8万台になったりと、鳩足マーク、ピースな世界なら、こんなことにはならずにすんだのにと思うと、無駄な出費が腹立たしい!!!

 


?




ウェットスーツにあわせる

2008-05-29 00:51:14 |  ダイビング

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明日から海に行くので、パッキングにあたり、おニューのウェットスーツをおそるおそる着てみた。私にとってウェットスーツは消耗品なので、フルオーダーはしない。過去、フルオーダーをしたにもかかわらず、ぶっかぶかであるとか、きっつきつであるとか、いつもなんらかフィットしなかった。だから既製品で十分。それもダイビング用より安い、サーフィン用。オープンウォーターの講習で、サーフィン用だと、脇のつけねのありに、キューっとスクイズ起こすと言われたが、そんなことはない。もともと、軟弱なサーファーであったので、サーフブランドが好きで、3ミリウェットスーツはQuiksilverと決めているのだ。こんどのニュースーツ、12月に買った当初は、パツンパツンで多少無理があったが、私は、気に入った服のサイズには自分があわせる主義なので、ダンベル持って、好きな歌にあわせて毎日20分ずつ踊っていたら、着実に成果をあげ、ウェットは難なく着脱ができるようになった。「するするスプレー」が持参できない今日この頃なだけに、ほっ。あとは、9月に予定しているバリ島ダイビングでの18~24度といわれる水温にそなえて、5ミリもするする、っと着られる体型になるべく精進するのみ。ちなみに5ミリウェットは、アラモアナにこだわっているのだ。

もともと「するするスプレー」は、たぶん航空会社のいう、Dangerous Goodsにあたるはずだが、前に、カパライのダイブステーションで、友達がおもむろに黒いスプレー缶を、「するするスプレーや~!」と、得意げにかつ高々と差し出し、激しくウェットに噴霧していた。缶には、「するする着られる」 と「バニラの香り」、さらには、「高圧ガス」の文字が・・・。「体に直接かけないでください」、と書いてあったので、あまり嗅いでは体によくないと思いつつ、スプレーのおすそわけしてもらいながら、いかにも作り物なバニラの香りを、結構吸ってしまったものだ。この「するするスプレー」、サーファーやダイバーに強く支持されているアイテムのようだ。

ところが最近、成田空港の第二ターミナルにもインラインスクリーニング(従来のチェックインカウンター前のセキュリティチェックがなくなり、チェックインで荷物を預けたあとに、スクリーニングされる)が導入され、もう、「するするスプレー」をスーツケースに入れて、チェックインで預けることはできなくなってしまった。「火気厳禁」や「高温に注意」と書かれているスプレー缶はNGなのだ。そういうガス類は缶の底がへこんでいるらしい。こっそりカウンターで預け、スプレー缶がみつかれば、搭乗口で呼び出され、受託手荷物から取り出しのうえ、没収、廃棄となってしまうのだ。

なので、もはや、飛行機搭乗を伴うダイブトリップでのウェットは、自力で涼しい顔で着脱できねばならない。メタボ健診の導入で、減量についての関心が高まる風潮にある世の中であるが、さまざまな背景で、やはり健康的な体型を維持するのは大事なことだ。

そして体型で理想的なのは、彫刻だ。なんといってもミケランジェロのダビデ像はすばらしい。古代ローマの壁画も、ボッティチェリのヴィーナスも、顔は美しくても、みんな腹は出ている。こでぶちゃんな友だちが、「私は、19世紀の女の人に生まれたかった。ルノワールの絵を見ると、19世紀なら、もてはやされたと思う」と、いみじくも言っていたが。でも、古い時代でも、ミロのヴィーナスから、彫刻界は、理想的な筋肉をもっている。

フィレンツェのアッカデミア美術館、ダビデ像のまわりは、まさに黒山の人だかり。そのわりに、みんなさっさと去っていってしまうのが不思議だった。ダビデ像の後姿を、半円型にとりかこむように、ベンチがあるが、私はそこに1時間もとどまってしまった。ダビデ像のような形になるのは無理だけれど、まあ、ダイビングは人前でほとんど裸になる機会も多いのだから、やはり見苦しくないよう、少しでも努力をしなくては。ミスターサカナダイビングサービスで、体脂肪率10パーセント以上は死刑というのが、昔あったが、一理あると思う。

ああ、それにしても、旅には重いダンベル持って行けないし、腹筋も怠りがちで、結局もとに戻ってしまう。この意志の弱さをなんとかしたい。

余談だが、ウェットをするするっと着るのに、いちばんよいのは、タヒチのモノイオイルだと思う。肌に直接つけないで、の「するするスプレー」とは違い、モノイオイル自体が、肌をケアするのに使われるオイルであり、しかもその油分でウェットがするりんと着られる。一石二鳥。中には、虫除け効果のモノイオイルもあり、一石三鳥。朝塗ると、結構1日、そのするりん効果は持続する、超すぐれものである。難点は、日本にいては、なかなかモノイオイルが入手できないことだ。

ウェットスーツ、ダビデ、モノイと、分裂気味な独り言でした。




タルタルーガ

2008-05-27 00:08:42 |  旅行


ヴェネツィア駅に停車していた、古そうな列車のロゴ。
タルタルーガ(=英語のTurtle→カメ)というらしい。
高速で、飛ぶように走る感じのカメが、とてもいい。
ストロボでハレーション起こしちゃったけれど・・・。

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鉄道にくわしくないので、よくわからないけれど、
どうみてもこのカメ、小気味よく走ってそうだから、
急行とか、快速列車なんだろうか?表情もいい。

敏捷そうなイルカとか、トビウオならわかるけど、
のろのろなカメをデザインしたってのが、とっても
しゃれてると思う。さすが、イタリアンデザイン!

 




古代人の海の世界

2008-05-27 00:07:40 |  旅行

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  今日は、ちょっと趣向を変えて、ポンペイの遺跡でみつけた海の世界。
  これは、ポンペイの遺跡の中でも、特に有名なヴェッティの家にあるもので、
  誰もが入り口にある、プリアポスの絵に気をとられ、入り口を入ってすぐの
  ところにあるこの絵は、気づかれずにスルーされてしまいがちだろう。
  
  ガイドなしで遺跡をまわっていたが、たまたま近くにいた白人グループのガイドが、
  「Let’s see the details!」と皆を集めているので、ちゃっかり聞き耳をたてると、
  「Lobster,Fishes・・・」という声が。目をむけると、そこには、リアルな魚介類が
?  いっぱいの、豊な地中海が描かれていた。
  
  床に、こんなイルカのモザイクを貼っている家もある。

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  水中マスクもなかった時代に、すばらしい描写力。イルカの目が微妙なのも素敵。





南国ならゲッコもへいき

2008-05-26 21:47:56 |  リゾート

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トカゲ@豪華リゾート・クルンバ・ヴィレッジ

ダイバーになって、昔はこわかったトカゲやヤモリに、かわいさを
感じるようになった。そんな女性ダイバーは多いんじゃないかな。

南の島に行きはじめの頃は、壁にはりつくヤモリをおそるおそる
眺め、落っこちてこようものなら、「ぎぇ~」と叫び、飛び上がった
ものだし、夜はキキキとか、ケケケとか、声も高らかに鳴く彼らに
息をひそめたものだ。誰かが行った南の島で、壁一面が「キ」の
字模様だと思ったら、ヤモリだらけだった、という話を聞き、その
光景を想像するだけで、心底、ゾッとしたものだ。それが今では
小さなヤモリなら、さわっても全然平気になってしまった。南国の
トカゲやヤモリは、白っぽく、皮膚感覚も乾燥肌に見え、爬虫類
特有のヌメヌメ感が見た目に少ないから、大丈夫なんだろうな。
どっちみち、ダイビングと南の島で、どんどん強くなっていく・・・。
今でも、ゴッキー、カメムシ、蛾がダメなことに変わりはないけど。

        
        




人工リーフ

2008-05-26 20:20:38 |  未分類

シパダンとタワウの間の海域に、2平方キロメートルの人工のサンゴ礁が開発されるという
ニュースが、ニュー・サバ・タイムスにのっていた。
椰子の葉を海底に沈めて漁礁にするというプロジェクトで、単なる漁礁とサンゴ礁とは違う
気がしたが、やがてはコーラルがつき、サンゴ礁に発展するということ?
なんでも、過去の研究で、漁礁を設置した場所の、魚口(?)密度は3割増になり、漁師の
収入は40~88パーセント増になるそうだ。

タワウからシパダンは、順調に走っても、スピードボートで2時間半は軽くかかったと思うが、
その間の2平方キロメートルといえば、とてもとても、小さな範囲だ。
でも、沖縄や伊豆である、ダイビングスポットの××漁礁なんてのに比べたら、とても広い。
漁礁でのダイビングといえば、餌付けを行うところが多く、マルハの魚肉ソーセージを持って、
他のエリアの同じ種類のサカナより、妙に大型化したやつらに囲まれる、という思い出しかなく、
私は趣味ではない。

このプロジェクトは、漁業の発展が目的なのはわかっているが、こんな大きな漁礁なら、いろ
んな魚が集まってきて、ダイビングできたらおもしろそう、なんて、一瞬にして、考えが飛躍。
ところが、よく読んでみると、「大臣が漁礁のエリアで、ダイナマイトフィッシングをしないように
と警告」との記述があった。むむ、ダイナマイトフィッシングが日常的に行われているエリアと
いうことだ。それじゃあ潜れない。

今も、シパダンのバラクーダポイントでは、ダイマイトフィッシングの爆音がよく聞こえてくる。
いつの日か、ダイナマイトフィッシングが根絶される日は来るんだろうか?

いずれにしても、シパダンを中心として、セレベス海は魚影がとても濃いから、人工リーフの
成果も期待大だろう。




古き良きヴァドゥ~ハウスリーフ編~

2008-05-25 23:29:01 |  ダイビング


モルディブ、ヴァドゥをなつかしむ2回目。
ハウスリーフでのダイビングを思い出してみる。
?ダイビングクラブの前のJETTYからエントリー。

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水中を覗けば…

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モルディブの浅瀬のイメージそのもの、コバンアジ。
他に、白砂に同化してしまいそうな、
ボラ、イスズミ、ホシフエフキなんかもいる。

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パウダーブルーサージョンフィッシュもいっぱい。
ここでは群れずに、おのおのが藻をつついている。

サンライズヴィラ側のビーチからシュノーケリングで…

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こんなマダラトビエイの群れに遭えた。

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タイマイさんにだって遭える。

こんな大物たちに、SCUBAでなくても遭えるのだ。

ウォルに沿って泳いでいくと、背後にアマクチビ。

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微妙なカラリングで、地味かつ愛嬌もないので、
ダイバーの関心を得ることは少なそう。
でも、とにかくついてくる。
もれなくついてくるのだ。

白砂の水底には、インド洋固有のハゼさんたち。

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オーロラパートナーゴビーさん

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ドラキュラパートナーゴビーさん

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トールフィンゴビーさん

写真はとらなかったがガーデンイールもいた。

それから、ジョーフィッシュもいた。

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ウォルを見上げると…

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エヴァンスが群れていた。

ハウスリーフの奥の方は、白砂にミドリイシが点在。

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キンギョハナダイが群れ、箱庭っぽい。

ウミウチワには、

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もちろんクダゴンベさん。

普通種もいっぱい。

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カエルウオさん、ギンポさんたちもいろいろ。

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ヴァドゥのハウスリーフを象徴するものとして、

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ギンガメアジの群れがあったが、
彼ら不在の時代もあった。

いつも口をもぐもぐしているカスミアジたち、
ナンヨウカイワリも、ウォル沿いを常時パトロール。

他にも、ヨスジフエダイの群生しているところや、
ムスジコショウダイもレギュラー。

ざっと思い出したマリンライフをなつかしんでみた。
外洋並みのハウスリーフ。
リゾートが変わっても、水中の環境は損なわれず、
変わらないと信じたい。