くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

けちけち那覇旅、B級グルメな1日

2014-02-28 10:55:00 |  旅行
以下は、低予算で沖縄に行った覚え書きにすぎない…

LCCで飛ぶ那覇
2/20は久米島でホエールウォッチング船。
この日は代休。年休は使わず、19日の終業後、最終便で那覇入りするつもりでいた。
ところが、JALの先得割引といいANAの旅割28といい、片道2万近くする。
かといってLCCの時間帯は、仕事帰りでは無理。
でも、たった1泊2日のために、航空券に何万もかけるのなんていやだ。

いかにお金をかけずに沖縄に飛ぶか…。
もったいない気もするが、むしろ1日有休をとって、LCCで那覇にゆくのが安上がりということに気づいた。
バニラエアとジェットスターを調べたら、最低運賃がバニラで7500円、ジェットスターの始発便は5990円。
バニラの運賃には受託手荷物20kgが含まれるが、今回はダイビング器材もないし、キャリーオンだけでゆけるはずなので、受託手荷物代金は別途のジェットスターに決定。
どうやって成田6時発に到達するかはあとで考えるとして、安さにひかれてポチってしまった…。
受託手荷物も、事前座席指定も、ミールも、ないないづくしの航空券。
だけれど、JAL・ANAの片道運賃1回分で、ジェットスターに3回も乗れると思えば悪くない。
復路は1月に失効するマイルがあるSQのクリスフライヤーマイルでGETすることにした。

ちなみに久米島-那覇は先得割引28で片道7800円。
いちばん距離の短い離島便が一番高くつくが、これはいたしかたない。

早朝便には深夜バス
成田への足は、これまた期限切れとなる楽天ポイントで、京成バスの東京シャトル900円を買った。
1:30に東京駅八重洲口発、成田空港第2ターミナルがオープンする3:30に着くというシロモノ。
深夜の山手線で東京駅に出て、八重洲の24時間マックで時間つぶそうと思っていたが、航空券代と、年休をとることにだけ気をとられた結果、2/18は、大事なクラプトンのliveだったのを思い出した。
なんて詰めの甘い…。
だったら、武道館の九段下から半蔵門線で押上にゆき、京成に乗り換えて成田前泊したほうがよさそう。
東京シャトルの払戻手数料が650円。
ポイント決済だし、まあ、いいか。
最近は成田のホテルが、LCCで早朝発つ人むけの宿泊プランを出していて、成田エクセル東急を4900円で予約。
これでもまだ、JAL or ANA>成田前泊+ジェットスター。

そして、さらに詰めが甘かったことに、武道館にキャリーバッグをコロコロってわけにもいかないことに、ふと気づく。
駅のコインロッカーを使うとしても、都合のよいサイズがあいているかもわからない。
そもそも成田前泊なんてしたら、ケチ魂が台無しだ。
Live終わったら、家かえって、お風呂も入って、それから山手線の終電で東京駅に行けばよい。
でも、終電に乗るのはやだなあ。
いろいろ調べていると、品川から、LCCむけエアポートリムジンの深夜バスがあることを知った。
家から品川までなら、最悪歩ける。
歩いたら40分はかかるだろうと思っていたら、20分強で歩けるルートがあることが判明。
灯台もとくらし。
運賃は2000円で、東京シャトルに比べると割高だが、マックで時間つぶしよりも、ぎりぎりまで家にいて、20分強歩けば着く品川駅に軍配があがり、エアポートリムジンを予約。
リムジンのコールセンターに「あさっては雪の予報が出ておりまして、最悪運行しない可能性がございますがよろしいでしょうか?」と言われる。
雪の予報は、深夜ではなく、確か夕方なので、迷わず予約。
そして成田エクセル東急はキャンセルに…。

余談・エリック・クラプトン

今年はクラプトン初来日から、ちょうど40年めにあたるそうで、さすがにオーディエンスはシニア主流。
過去、行ったことのある武道館ライブは総立ちの記憶だが、今回は座り。
とにかく、私より若い人を探すのが困難なくらい、年齢層が高い。
この前、私がクラプトンのライブに行ったときのオーディエンスは、おじさんとギター少年が半々なイメージだったのに…。
武道館で座っていたのは、大昔のヤクルトスワローズファン感謝デーと、ディズニーオンアイスくらい…。
いずれも券もらったから行ってみた系イベント。
クラプトンは、自らの意志でチケット買ってやってきたのに、まわりが座っているので、私もしっかり座っている。
スタンド席で、ペットボトルを手にジュリアナ東京踊りをしている女子ひとりをのぞいては、みんな座りだ。
こやつの後ろの列の人は、視界をさえぎられるし、前で手はひらひらするし、さぞうざかっただろう。
だいたい、そんな踊りをするような曲ではないTears on Heavenでもジュリアナ踊りで、誰かつまみ出せと思えた。
一方、隣の隣の人が、途中、空腹に耐えられなかったのか、スナック菓子をぽりぽりやったら、前の列のおやじふたりに「うっせーな、静かにしろよ」と怒られていた。
それにしても、ブルージーなナンバーは座るとしても、ロックなナンバーでも座っている。
リズムもとらないって…。
確かにクラプトンのギターには陶酔するが、首や頭も動かさずの人びとは心酔しすぎているの?
結局、ラストのコカインで、やっとアリーナの人びとが総立ちになっただけ。
ずーっと座っていて、逆になんか疲れてしまった。
しかも、コカインが終わったら、まだ21時なのに、アンコールをまたずにいそいそ帰る人多数。
これがもう最後のツアーかも、と言っている神になんてこと。
でも、きょうは大物クラプトン、あさってはザトウクジラ、来週はストーンズ。
大物ざんまい!

品川発エアポートリムジン
自宅から品川駅の道は、地元なのに未知の道を通る。
極寒の真夜中の住宅街では、めったに人も見かけない。
猜疑心のかたまりになりつつも、Google mapのナビたよりにひたすら歩く。
キャリーバッグに入っているのは5ミリのウェットとフルフットフィンとマスクにシュノーケル、1日分の着替えと最低限だからできること。
ウィング高輪に着くと、この寒空に、オープンエアで酒を飲む不良外人とか、酒を飲むサラリーマン・OLがいる。
港南口に移動すると、土地不案内。
いったいどこがリムジンの出る7番乗り場なのかわからない。
交番の前で、若い婦人警官が木刀を振り回していたので、「すみませんが、7番乗り場はどちらですか?」と聞いたら、かなり上から目線の、命令に近いような口調で、威圧的に教えてくれた。
あのくらいでないと、婦人警官はつとまらないかも…。

電話でバスの予約したときに、10分前には乗り場に来てくださいと言われ、まさに10分前にバス停に着いたが、人っ子ひとりいない。
凍てつく寒さ…。
早く車内に入りたい…。
出発2分前くらいになって、ようやくバスが来て、ほっ。
感じのよいドライバーさんが、「XXさま」と降りてきた。
そして、出発時刻が来ても、私以外の乗客は現れず、バスは発車。
高速に乗ったかとおもったら、一般道に降り、豊洲で停車。
そこでも新たな乗客はおらず…。
その後意識はとび、まだ豊洲に泊まってる?と思ったら、東陽町だった。
そして酒々井PAで休憩。
もちろん降りずに眠り続ける。
そして3時25分、バスは成田空港第2ターミナルに到着した。
ビル内はまだ暗い。
とうとう、最後まで乗客は私ひとりだけ。
なんて不採算なと思うと、申し訳ない気がした。
廃線にならないといいけれど…。

早朝の成田空港
暗いビル内に入ると、ベンチで寝ている人がけっこういる。
すぐに3:30になり、館内点灯。
ジェットスターのカウンターのある3階にあがると、動く歩道の前にベンチが並んでおり、そこにはたくさんの人がいた。
先ほどのクラプトンのコンサートとはうってかわって、ここは若者ばっか。
卒業旅行だろうか?
私より年上そうな人はパラパラな感じだった。
カウンターはまだオープンしていない。
案内がホワイトボードに手書きというところが、いかにもローコストっぽくてよい。

オンラインチェックインはしてあったが、ボーディングパスをプリントするのをすっかり忘れていた。

せっかくキオスクがたくさんあるので使ってみたが、「これはボーディングパスではありません」ってな紙がポトンと出てきた。
どうやらカウンターに寄らないとダメなようだ。
とりあえず寒いので、自販機でコーンスープを買ってすする。
空いたベンチにすかさず座って少したつと、チェックイン開始のアナウンス。
さっそくカウンターへ行くと、3~4人くらい並んでいる。
眠いので、早く座って仮眠したいが、先客のおっさんは、非常口がオンラインで取れなかったとか買えなかったとかいうような系統のいちゃもんつけ中で、粘っている。
朦朧とする頭でも、別に2時間半なんだから、我慢しろよと心の中で突っ込む。
そして自分の番が来ると、「もしよろしければ、足元の広い非常口のお席に変更させていただきます。緊急時のお手伝いをお願いします」と、頼みもしないのに非常口の席をくれた。
事前指定なんてお金払ってするもんじゃないねー。
もし重さを測られて10キロ以上あったらどーしよー。と思っていたキャリーバッグもおとがめなし。

ボーディングパスをもらっても、まだ保安検査場が開いていないので、座るところを探すが、3階にはない。
空港に着いたとき、下がすいていたので下りるが、入り口付近で、外から冷たい風が入るから、そこは人口密度が低かっただけで、2階もどこまで行っても、ベンチは混んでいる。
ピーチ側に行っても、とにかく空きがない…。
右往左往しているうちに、時間はどんどんたち、あきらめて3階に戻ると、保安検査場がオープンしていた。

GK301 NRT0600 那覇0915
沖どめなので、飛行機まではバス移動。
その間に、空がどんどん明るくなってくる。
滑走路に飛行機がなんだかとてもきれい。
この日のフライトは、業績悪しというジェットスターなのに、混んでいた。
テイクオフの記憶がないが、機体はけっこう揺れており、キャーという声が聞こえていた。
みんな若いなぁ…。
私は眠さが勝っていて、揺れを揺れとも思わず…。
途中から、ひどく尾てい骨のあたりが痛くなったが、それも眠さが勝っていた。
だから、あんまり乗っていた感じがないうちに、那覇には5分遅れで到着。
天気予報でわかってはいたが、あいにくの雨。

A&W空港店
那覇空港に着いたら、またまた出発階にあがる。
目的はA&W
A&Wの前に、チェックインカウンターの手前にあるはかりにキャリーバッグを載せてみると9キロ。
ジェットスターの機内持ち込みには、ぎりぎりセーフだったわけだ。
そして、神谷町から撤退して以外、ひさびさのA&Wに入り、いまいちばん売れているというモッツアバーガーセット870円。

カーリーポテトと、もちろんおかわりまでするルートビアで朝からがっつりでご満悦。
バーガーはどちらかというと、シンプルなハンバーガーやチーズバーガーの方が好きかも。

ゆいレール
那覇から町へは、もちろんタクらず、ゆいレール。
1日券を700円でGET。
まずは、きょう泊まる西鉄リゾートイン那覇に荷物を置くため、県庁前まで乗る。
部屋が空いていたら、早くても通してくれないかな~、と期待するが、そんな気配はみじんもない。
チェックインは午後3時なので、まずは、無目的に国際通りに向かう。
大好きなHabu boxでTシャツ買おうかな~と思っていたら、雨が降って来たので、店にとどまる、のではなく外に出る。
次にお菓子のポルシェで、紅いもタルトのオートな製造工程を見るが、あんまりおもしろくない。



はっきり言って、国際通りの土産物屋に用はないので、入りたい店もあまりない。
ドンキを冷かして、そして公設市場に寄る。



いらぶちゃーとか、食欲わかないなぁ、KKの市場の魚よりも強烈なのが多いわ、と思ってみていると、店の女性に「おさかなを召し上がるご予定はありませんか?」と聞かれ、そそくさと退散。
ここで安く海ぶどうやこれーぐすを買いたいけれど、あしたは久米に飛ぶし、キャリーバッグが小さいので断念。

こぺんぎん食堂
最近では、石垣島ラー油は、どこのスーパーでも買えるようになったが、その石垣島ラー油で有名な辺銀食堂の姉妹店という位置づけになるのかな?
安里の「こぺんぎん食堂」に行ってみる。

カウンターのみのこぢんまりしたお店。
食もラー油もグッズも、すべて食券機から買うしくみ。
スーチキすば(880円)をオーダー。

豚バラ肉の塩漬けがスーチキ。
薄切りで、さっぱりしていて、おいしーーー!
お店のおすすめどおり、途中でにんにく油を加え、そのあとライムをしぼり…。
ワンコインで食べられる店も多い那覇では、高いと思うが、食材がなかなかよさそう。

おもろまち
ゆいレール1日券を買ってはみたものの、安里まで歩いてきた。
このまま戻っては、もとがとれない。
行きたくもないが、おもろまちまでゆく。
DFSで散財できるわけでもないし。
那覇メインプレイスに入ったら、サンエーでゴーヤが1本72円で売られていて、とても買いたい。
東京ではいま時期、沖縄産の大きいのが292円。
ここのは小さいが、でも72円は魅力。
でも、キャリーバッグに無理に押し込んだら、いぼいぼがとれそうな気がして、あきらめることにした。
小一時間でまたまたゆいレールに乗って、美栄橋で降りる。
これでかろうじて700円分乗ったところで、ああ、1日券買うんじゃなかった…。

ふたたび国際通り
ときに、こぺんぎん食堂をさがして、google map使っていたら、iPhoneのバッテリーがピーンチ!
マクドで充電しよう。
地元のおばちゃんが皆アイスコーヒーなので、私もつられてアイスにしたら寒くなって大失敗、
でも、国際通りに戻ってきたのは、アイスを食べるため。
またまたドンキホーテをひやかし外に出たら、さっきまでは、小雨で、傘をさしたりたたんだりだったが、本ぶりになってきた…。

ブルーシール
おやつはブルーシール。
紅いも+紫いもで420円。
より好きな紫いもを下にしてくれてありがとう。

食べ始めてから、マカプ(ココナッツ)忘れた!と動揺するが、寒いし、まあこのくらいが適量かと…。
先客はチャイニーズのカップルがいたが、食べ終わると出てゆき、店内の客は私だけ。
アイスクリーム日和ではないのは明らかで、誰も来ない…。

リウボウの鯛焼き
国際通りを抜けたら、パレットくもじに入ってみる。
リウボウの4階で、那覇物産展をやっていたので、エレベーターであがってみたが、さすがにいろいろ飲み食いしてるので、試食も無理な感じで、すごすご退散。
それなのに、地下の食品街で鯛焼きを売っていて、ついつい紅いもあんをGET。
150円。

今夜のデザートにしーよおっと。

西鉄リゾートイン那覇
ビジネスホテルだけれど、その名はリゾートイン。
ロビーは狭いけれど、調度品がアジアンリゾートっぽくて好きだ。
天井は低いけれど…

部屋に入ると、日本のビジネスホテルのにおいがした。
リセッシュが置いてあって、親切。
シングルルームはかなり狭い。
今回はキャリーバッグ1つだからいいけれど、ダイビングバッグで、ダイビング器材おっぴろげるとしたら、ストレスな狭さ。
ビューはダメ。

バスルームも狭い。、
いかにもビジネスホテルな感じ。

まあ、素泊まり5800円。


さて。夕ごはんは、タコライスかゴーヤーちゃんぷるーでも食べたい。
食事処を求めて外に出るが、雨風強くなってきて、やわな折り畳み傘がおちょこになりそう。
あしたは朝早いし、くじら船にむけて体力温存のために、さっさと帰って寝た方がよさそう…。
というわけで、ファミマでいいや。

そうめんちゃんぷるー
ファミマには、紅いもパンなる食パンがあってひかれる。
どんだけ紅いもが好きなんだ。
でも、賞味期限はあしたまでなので、持ち帰ることもままならぬ。
沖縄らしいコンビニ弁当を…と思い、カロリー低い、298円とお手頃なそーめんちゃんぷるー。
あとは沖縄らしくさんぴん茶とオリオンビールを手にレジへ…。
そうめんちゃんぷるーを温めてもらうと、店員のおにいちゃんが、茶色のレジ袋を手にもぞもぞ。
「あのー、ドリンクと分けていいっすか?」
もちろん、ホットとコールドの混在はいやだ。
「あー、わけてください。」
経費節減でなるべく一緒にしたいんだろうか?
「さ~せん、なんかひとつに入れるとバランス悪いんっすよね。でも、2つになるのが面倒臭いのか、袋を別にすると嫌がるお客さんいるので、聞いてみました…」
へー。
ホテルに帰って、そーめんちゃんぷるーをさっそくいただくと、これがなめてかかっていただけに、おいしい。


バスタブにつかりながらオリオンを飲んで、さっさと眠るのであった。
前日の睡眠不足からぐっすり。

那覇に24時間もいないうちに、翌朝、久米島へむけてホテルを出た。
ゆいれーるのゆるキャラゆっぴー。

県庁前ホームへの階段はザトウクジラをプロモーション。

くじらへのテンションがあがる。

やっぱり成田発のLCC利用は楽じゃなかった。
もう同じことはしたくないけれど、安さにひかれてまたやってしまうかも。




タイチェンワークアウト フェーズ1

2014-02-25 20:15:52 | ホームフィットネス
またまだ続けるレスミルズ
5か月目に突入した、家レスミルズコンバット。
9週完結カレンダーの2ラウンドめも終わってしまった。
寒いから裸足で乗りたくないを理由に体組成計からは遠ざかっているので、減量効果はわからない。
たぶん180日前と変わっていないような気がする…。
でも、既成の5ミリウェットスーツ、1サイズ小さいのを買ったが、ちゃんと入るようになったのは、ビーチボディのDVDあってのこと…。

そしてこれから、飽きずにレスミルズの3ラウンドめに突入する。
P90X3だとか、Tapout XTとか、気になるワークアウトは多々あれど、今はまだ、レスミルズ・コンバットをやめたくない。
私にとっては、相性のよいワークアウトに出会えてよかったと、切に思う。
しかしながら、レスミルズを続ければ続けるほど、ひとつひとつの動作への理解が深まれば深まるほど、いい意味でも悪い意味でも、インパクトはより強くなってきた。
筋トレやカーディオでは、運動の質が向上するにつれ、筋肉疲労の度合いも大きくなっている。
一方、空手のポーズでストレッチをするインナーウォリアーは、最初の90日では、「これって役にたってんの?」って感じだったのが、2ラウンドめの中盤になって、ようやく正しいポーズがわかり、今はしっかり効いている感じがする。
ただ、去年の今ごろ、P90Xで毎週ヨガXやXストレッチをやってた頃より、体は硬くなっている。
筋肉痛、筋肉疲労とストレッチ不足をなんとかしたい!
そこで「Tai Cheng」登場。

「FEEL BETTER」のためのワークアウト
タイチェンもビーチボディもので、太極拳ベースのワークアウト。
タイチー指導経験20年以上のDr.マーク・チェンという人によるプログラムで、18のタイチーの基本動作を通して、個々の運動能力・敏捷性・活力の向上をはかり、「90日で若返る」がコンセプト。
インフォマーシャルの受け売りだけれど、タイチーと気功と21世紀のスポーツ科学のコラボらしい。

ビーチボディの、大多数のワークアウトに共通しているテーマは、やはり減量だろう。
でも、タイチェンはちょっと違う。
タイチェンのねらいは、feel better、move better、perform better and look better。
インフォマーシャルでタイチェンの効果を語るのは、シニアの人びと。
それも、膝やら背中やらに痛みを抱えていた人びとが、リハビリ効果を語っている。
中でも、おばあさんと言える女性が、テニスコートで華麗に、とまでは行かないけれど、軽快にテニスをする映像には妙に説得力があった。
一方、お年寄りだけではなく、30~40代の、P90Xやインサニティ終了者からのポジティブなレビューが多いし、家族ぐるみで老若男女で楽しんでいるなんてレビューも見た。
ハードなワークアウトの結果、なんらか体に不具合が生じた人々がタイチェンを取り入れたあと、ふたたびハードなワークアウトに戻ってみたら、とても調子が良い的なコメントが多い。

タイチェンDVD
ベースキットのDVDは13枚もある。
チュートリアル的1枚と、13週分のワークアウトが12枚。
あとはフォームローラーとレジスタンスバンド2本にテープ、それから毎回無視するミールプランとすべてのワークアウトに同梱するなと言いたいメジャーがついてくる。

Phase1
タイチェンを買ったのは、もうおととしの夏。
インサニティを終えたあと、過激なワークアウトはもうこりごりと、ブラジルバットリフトを買うついでに、タイチェンも買ったのだ。
結果は3日坊主。
「まだ私には早い…」という理由をつけて。
まだ早いと思ったのは、上級者むけとかそういうのではなく、年齢的に…である。
なにしろ、ゼロ・インパクトと謳っていて、そのとおり、あまりにも穏やかで、退屈としか思えなかった。
キレイに箱に詰め直して、オークションに出したら誰か買ってくれないかな~、なんて思いながらかたづけてしまった。
そして忘れるともなく忘れていたタイチェン。
最近、疲労回復のためのストレッチを取り入れたいと切に思うようになり、インナーウォリアーだけでは足りないなぁ、と思っていたときに、マーシャルアーツつながりで、タイチェンのことを思い出した。

90日のカレンダーは、フェーズ1~3に分かれていて、各フェーズは3週、1週6日間、7日めは休み。
Week1では毎日、「neural reboot phase」を18分20秒、タイチーを1日1ポーズ約7分強で終了。

DVDは、DAY1、DAY2と、毎日1日ずつ進むようになっているが、結局、neural reboot phaseは毎日同じやつである。
出演者はチャイニーズの、どことなくイチロー系容貌のチェン先生と、

アシスタントの若者アントンと、メガネをかけた無表情なおばさまケイト。
ふたりとも色白で、肉は食べなさそうな草食オーラを漂わせている。
neural renootでは、まず足を前後に振ったり、左右に上げ下げしたり、つま先をついてゆっくり足首をまわしたと思ったら、床に座って、付録のフォームローラーでひざから下をマッサージ。
ふくらはぎの上部、下部、外側、内側の4か所を、ころころとマッサージ。
フォームローラーは、ちゃっちいとのコメント多いが、あなどるなかれ、けっこう効いている。
いま巷で「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい 」というのがはやっているそうだが、こいつは簡単でいい。
1週間続けたら、次の月曜日には痛みが皆無になった。
と思ったら、火曜日にレスミルズのHIITがあって、水曜日朝には超痛かったり…。
ワークアウト後のマッサージや、こうした回復系ワークアウトの有効性がよくわかる。

続いて腕立てのポーズ。でも、伏せはしない。
腕立てのポーズをやったら、パイク。、
またまた足の上げ下げ的な運動、ゆるいスクワット、伸びと前屈、腕をぐるんぐるんまわす運動、首の運動。

neural rebootが終わると、またまた超ゆるーくタイチーのポーズを1日ひとつずつ、7分強。
タイチーに入ると私は眠くなるので、就寝前にやった方がいいのだろうか?
といった調子で、全編ごゆるり。
しいていえば、フォームローラーでのマッサージと腕立てのときに、体を支える手首が痛いことを除いては、本当に、なんのインパクトもない。
燃焼感は皆無。
減量とはほど遠い。
それでも、こんな寒波の日々で、暖房を入れていない朝でも、体はほんわかしてくる。
レスミルズコンバットのような「動」なマーシャルアーツとは対照的な「静」なマーシャルアーツ。
レスミルズがストレス解消で楽しいなら、タイチェンはヒーリング系だ。
タイチェンで大切なのは姿勢で、これを続けたら、体のゆがみが矯正されそう。
気のせいかもしれないが、レスミルズのムエタイのシングルニーやランニングマンのとき、バランスがよくなった気が。
マイルドなので、老若男女、日頃運動している人していない人、誰にでもあうと言えよう。
さて、私は今度は90日間続けられるかな?

弾丸久米島くじら旅

2014-02-25 15:00:39 |  旅行
2月20日、11時間だけ久米島にいた。
朝、RC0871便で久米島08:10着、夕、RC884便で久米島19:10発。
目的はザトウクジラ。
DIVE ESTIVANTのホエールウォッチング船に乗りにきたのだ。
SCUBAなしの久米島なんて、はじめて…。

前日の2月19日、那覇入りしたら雨。
冬の沖縄なので覚悟はしていたけれど…。
しかも夜には風も強くなってきた。
天気予報によれば、「あすの久米島の波の高さは4m、最高気温16度、昼ごろから晴れるでしょう」てな感じ。
揺れも寒さも確実じゃん…。
船酔いフリーの私でも、アネロン買っといた方がよいかなー?と迷うが、ま、酔わないんでね?とケチる。

2月20日朝。
雨は止んでいたが、風が強い…。
那覇空港…鉛色の空の下、RACに乗り込む。

曇天下のRAC。


曇天下の「さくらジンベエジェット」。

美ら海水族館とJTAとのコラボ。
はっきり言って似てない…。

離陸したら、海上には見事に白波たちまくっていた。
高度があがっても、ときどき雲間から下界が見える程度。

晴れていれば、きれいに慶良間諸島が見えるはずなのに、残念。
そして久米島に着いても、いまなおどんより、あーんど強風。
どうみても鯨見日和ではなさそう。



RACをばちばち撮ってみる。
なにしろRAC初搭乗なので、珍しい。
コンテナトラックさんもジンベエコンテナトラック。


ショップのワンボックスに乗り込むと、昔かいだ沖縄のダイビングショップ車のにおいがする。
久米島は15年ぶりだけれど、変わらない島の様子にほっとする。
泊まるところのない私はショップに寄って、ウェットを腰まではいたら港へ移動。
港に直行してもそのまま海に出られるよう、那覇から水着にラッシュ、レギンスがわりにサーフトレンカ、その上にセーターといういでたちでやってきたので、スタンバイOKだったけれど、そこまでする必要はなかったようだ。
そして、かなり立派なダイビング船で、いよいよ出発。
ここのところ、セレベス!・エクスプローラの、毎回なんらかこわれてるボートばかり乗っているので、日本のダイビングボートってすごいと思う。
船上で簡単なブリーフィングを受けるが、ことしは、座間味・久米エリアとも、くじらの出がいまいちらしい。
あとはエントリーはしないことが多いと思ったほうがよさそう。
寒いので、積極的に海に入りたくもなく、まあ、いいかな…なんて思う。

港を出ると、さっそくよく揺れる。
メインデッキにいると、視界が窓から見える狭い範囲に限られることで、もれなく酔ってしまうということで、みんな冷たい風にたたかれながらアッパーデッキにいる。
渡名喜方向に進むにつれ、さらによく揺れるし、雨も降って来た。
雨で、何人かはメインデッキに降りたので、私も降りてみた。
誰かがトイレに入ったので、私も、朝飲んだコーヒーの利尿作用か、微妙にトイレにゆきたい気がして、くじらが出ないうちにと入ってみたら、まあ、揺れに翻弄されること。
狭いトイレ内でも、どうやって便器にたどりつこうかという揺れで、出るものも引っ込む感じである。
時計は10時20分。まだ出発して1時間…。
このあとトイレにゆかないですむだろうか?
これだけ揺れられると、さすがに胃部不快感は否めないが、気持ち悪いほどでもない。
しかも、もう、空腹感もある。
搭乗前には、那覇空港の「ロイヤル」で、オキハム製タコライス(780円)とコーヒー(200円)をしっかり食べたのに。

むしろなんか食べたら胃が落ちつきそう、と思えたほど…。
それでも、やたらとなまあくびが出るのは、きっと船酔いのうちなんだろうな…。
それとも単なる睡眠不足?

ほどなく雨は止み、またまたトップデッキに戻る。
寒いけれど、もっと寒いかと思っていたので、なんとか耐えられる。
船は波高い中、渡名喜方面に走るが、くじらはみつからず、トンバラ方面に戻る。
やがて久米島フェリーだかが見えたら、くじらさんの潮が見えた。
風が強いので、潮は真っ直ぐ上がらず、風に流されてしまう。




天気予報どおり、青空も見えてきた。
久米島とトンバラ岩。

ああ、あの下にはハンマーヘッドがいるかもしれない。
くじらも見たいけど、ハンマーの群れも見たい、あとは見たことのないアカウミガメも。
なんて邪念をもちながら…。

空は曇ったり晴れたり…






15時をすぎると、いっそう寒くなってきた。
日が西に傾きはじめても、まだまだ続くくじら探し…。
膠着状態になるが、あきらめずにくじらサーチは続く。
そして、最後に出たくじらのペアが、いちばんパフォーマンスはすばらしかった。
ただ、コンデジじゃ、かんじんなシャッターチャンスのがしまくりなので、想い出は心の中に。






ESTIVANTのくじら船の魅力は、チャンスがあれば3点セットでクジラスイムができること。
だから、那覇から簡単に行ける座間味のホエールウォッチではなく、久米島に来たのだ。
ただ、これだけ揺れられると、エキジットが大変そうで、入るのも面倒くさいかもと、くじけるものがある。
一度だけエントリーのチャンスがあり、「入る人は準備してください」と言われれば、いそいそとスタンバイ。
ただ、くじらの母子はさくっと移動してしまいNG。

強風と揺れの中での7時間半。
終始冷たい風にあたっていたので気がつかなかったが、顔がずいぶん焼けてしまった。
くじらが出れば船首側にかぶりつきになるので、潮もいっぱいかぶった。
ランチのお弁当は、誰も食べなかった。
多くの人は、トイレにも行かなかったんじゃないかと思う。
船酔いよりは、いつくじらが出るかわからないから、ごはん食べてる場合じゃないってのがあると思う。

結局、久米島空港で久米島そば(600円)を18時半すぎに食べた。

厚切りのラフテーが入っている。
おいしい。

日もとっぷり暮れて、久米島を去るときがきた。

JALカラーよりレトロなRACカラーのほうが、らしくていいな。

今回はお試し感覚で乗ったので、こんなもんかな。
私の場合、まずシパダンがあって、冬はモルディブなどインド洋なので、限られた年休と財力では、なかなか久米島に来れない。
でも、次の冬からは、くじら頑張ろうかな…。
まず、必要なものは一眼レフ。
水面を泳ぐチャンスがあれば、荒れ気味の海ではコンデジが無難そうだけれど、船上からくじらを撮ろうとするときには、コンデジじゃ、ブリーチングやテールスラップの瞬間に間に合わない。
あとは揺れの中でバランスよく動けるようコアを鍛えること。
寒さの中、燃えるよう、筋力アップすること。
くじらでワークアウトのモチベーションが保ててしまう。

なにを隠そう、ワークアウトをはじめた頃から、ワークアウトの先には、このくじら船乗船という目標もあった。
キナバル山登山へ向けての体力づくりより、先にたった目標だった。
それは、5ミリやロクハンといった厚いウェットを着るために痩せる必要があったからだ。
それにもしエントリーできたら、くじら船によじ登る腕力、筋力も必要そうだし。
くじら船には、ホントはおととしトライするはずだったのに、直前に行ったモルディブの南下クルーズで風邪をひき、リバースブロックは起こすし、直後に予定していたクジラは100パーセントのペナルティでキャンセルの憂き目にあった。
去年もモルディブ後にゆく予定だったが、休みがそこまでとれず…。
3度目の正直で、やっと乗船が実現。

ハードな1日だったけれど、早くも来年の冬が楽しみ。
くじらのおかげで、大嫌いな冬も、楽しみに思えるようになりそう…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(178)キツネフエフキ Lethrinus olivaceus

2014-02-18 08:45:29 | シパダン図鑑
スズキ目フエフキダイ科のキツネフエフキ。


キツネ顔とは思わないけれど、狐笛吹。
Longface emperorと、相当な面長。
さらにフエフキダイ科最大で、体長1mにもなる。
図体でかいし、無表情だし、「体側のまだらないし網目模様は一瞬にして出たり消えたりする」と図鑑「日本の海水魚」に書いてあるとおりで、まだら模様になるとキモイし、会ってもあまり楽しくないおさかな。
というわけで、逆光の1枚があるだけである。
でも、シルエットだけでもすぐにキツネフエフキ!とすぐにわかる、特徴的なシルエット。


まりん・らいふ・いん・しぱだん(177)ヨコシマクロダイ Monotaxis grandoculis

2014-02-17 08:51:34 | シパダン図鑑
スズキ目フエフキダイ科のヨコシマクロダイ。


いつもヌボーっと浮いている。
そのわりに、ダイバーの接近には背を向けがちのように思う。
目つきが独特なのに、通り過ぎたらその存在自体忘れてしまうような、影の薄さ…
長年のダイビングで、なんども見ているはずなのに、やっとヨコシマクロダイという名まえであること、笛吹顔ではないのに、フエフキダイ科ということを知った。

写真は全部光のあったってないグリーンがかったものばかり…


横縞黒鯛の横縞が目だつものは、若者らしい。


幼魚時代は、横縞くっきり、ずっとシャープなデザイン。
そして、おとなよりもサクッと逃げるので、後ろ向き…

まりん・らいふ・いん・しぱだん(176)バラフエダイ Lutjanus bohar

2014-02-14 08:36:28 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のバラフエダイ。


黒目のまわりが黄色くて、口も図体もでかくて、ヌボーっと浮いているだけの印象なので、めったにカメラを向けることのないお魚。
Twospot snapperらしい体側上部にある二つの斑点も、Red snapperらしい赤味もなにも伝わらない写真。
でも、薔薇笛鯛。

モルディブのクルーズのディナーに出てきて、もちもちしていておいしいと好評だった気が。
私は、あんまりもちもち系は好きでない。
見ても食べても残念!?

まりん・らいふ・いん・しぱだん(175)イシフエダイ Aphareus furcatus

2014-02-13 08:33:03 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のイシフエダイ。


シパダンの棚の上を、よく単体でうろうろしている。
Smalltooth jobfishというのはよくわからないけれど、口が大きく目の下まで裂けて(?)いるのが特徴。

尻びれに向かっている、気の強いネッタイスズメダイの対比で、大型であることがわかる。



まりん・らいふ・いん・しぱだん(174)アミメフエダイ Lutjanus decussatus

2014-02-12 08:38:24 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のアミメフエダイ。


このフエダイ、よく見かけるけれど、クダゴンベ模様のつまらない子くらいにスルーして、長年名まえも調べずにいた。
網目笛鯛といい、英語のCheckered snapperといい、なんてわかりやすい!

まりん・らいふ・いん・しぱだん(173)ロングフィンエンペラー? Lethrinus erythropterus???

2014-02-10 08:42:25 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のLongfin Emperor。
というサカナらしい。
たぶん…。


バラクーダ・ポイントの砂地でのそのそしていた。
日本の海水魚ではBINGO!なデザインは見つからなかった。
コンデジの妙(?)で、なんだかすさまじい色に撮れてしまったが、尾のつけ根の2本の白バンド、目から鼻面に走る赤いライン、胸びれのつけ根の赤い斑点といった特徴であてると、Longin Emperorにゆきついた。
ちがっていたら、後日訂正…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(172)シマヤッコ Centropyge multifasciatus

2014-02-07 08:59:11 | シパダン図鑑
スズキ目キンチャクダイ科のシマヤッコ。

チョウチョウウオの一種だと思っていたら、ヤッコだった…
縞奴、Multibarred angelfishと、文字通りしましま。
おしりショットになってしまった…。
「臆病」「気が弱い」「おとなしい」と言われるから、ダイバーの出現に背をむけているのは、シマヤッコらしさを表現!?