くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

みくら・いるか with TG-6 (4) いるかのおやこ

2021-10-30 10:28:39 | コタキナバル
イルカという生きものがそこにいてくれるだけで、幸せな気持ちになる。
さらに、それが親子イルカだったりすれば、もっと幸せ。

時は10月。仔イルカたちは、もうだいぶ大きくなっているけれど、やっぱりかわいい。
いつもお母さんに守られて。








お母さんのおなかの下から見つめる様子とか、破壊力大。







そして、正面顔とか、キュン死できるかわいさ!





以上、3泊4日で6回海に出て、出会ったイルカたち。

主に船長さんがイルカの群れを見つけて、「さあ、入って待ちましょう」ってパターンが多いのだけれど、いざエントリーすれば、「もう来てるよー」って言われて、あわあわ。
水面泳いで心拍数上がっているところを、息ごらえして潜って、ワイコン調整しているうちに、もう無理ーーー!ってなる。
ずーっとカーディオをサボってきたツケが、腹回りの脂肪だけでなく、こんなところでも。
あせって素潜り失敗したりするので、もっとスキンダイビングうまくなって、もっともっとイルカと遊べるようになりたい。
ま、水面で浮いていても、イルカとは十分接近できるけど、いつもイルカが遊びに寄ってくるのは、美しく潜るガイドのお姉さん。
要スキン技術と心肺能力強化!

そうは言っても、ドルフィンスイムのシーズンは4-11月だけ。
海に出られれば、もれなくイルカに遭遇できるので、人気も高く、予約も取りにくい。
そして、橘丸の御蔵島着岸率の低さが、御蔵旅をチャレンジングなものにする。
過去(三宅島噴火より前の、御蔵島航路がなかった時代)、私がすとれちあ丸(古!)に乗る時には、もれなく前線や台風接近で、条件つき出航でなかった試しがなく、いつものことさ、と思っていたが、御蔵島は、通年ほぼ条件つきだそうで、他の島に比べても、とりわけ着岸率が低いことを知った。

今回は、最初の2日は、晴天で海もぺたぺたで、「これが御蔵島と思っちゃダメ」って言われて…
3日目から風と白波たつ海となり、「これが本来の御蔵の姿」と言われた。
「アラームなくても汽笛で目が覚めるよ」なんて話してたのに、3日目には、それがなく、橘丸欠航!
4日目に帰れるかと、ちょっと心配だったり。
御蔵島で3泊4日、当初のスケジュールどおりに全旅程終了できたことに感謝。

海には、よそよそしいアオウミガメや、伊豆ならではのタカベの群れなんかもいる。
イルカ漬けで、ほとんど触れていないけれど、陸上の自然も素晴らしくて、あんまり似てないけれど、マウイを思い出した。

また来シーズンも来れるといいな。

みくら・いるか with TG-6 (3) いるかのまなざし

2021-10-26 20:50:23 |  水中写真
イルカって、めっちゃしゃくれているし・・・。


目もちっこい。




でも、これが絶妙なバランスで、常に微笑んでいるような愛くるしさをかもし出し、もう目が合えば、癒される。


時にいたずらっぽかったり。




かわいすぎる。






とはいえ、半球睡眠という羨ましい機能を持っていて、すれ違うとき、目を閉じていることも多い。

半球睡眠は、野生ならではの生き残り戦略らしいので、手放しに羨ましがるわけにもいかないけれど・・・

でも、テールも素敵。



みくら・いるか with TG-6(2) いるかいろいろ

2021-10-25 22:00:20 |  水中写真
御蔵島には、ミナミハンドウイルカが150頭住んでいて、みんな名前がついているという。

そんな中で、誰もがすぐに覚える有名イルカ、ジョー。思いっきり逆光で顔が見えないけれど・・・。

背びれが欠けているのが特徴の女の子。

こんなふうに、野生のいるかたちには、各々さまざまな傷があり、それが個性になっている。








ちょっと閲覧注意!?

「ダルマザメ」という魚が食いついできた傷あともまだ、生々しい。

えぐれてるし、とっても痛そう。


でも、元気そのもの。


治癒しているけれど、ダルマザメに噛まれた跡だらけの子。


ダルマザメは、イルカなど、大型生物の体に噛み付いて、体表の一部を食べるんだそうだ。
かなりの高確率で、なんらかダルマザメの噛み痕を持っている子が多い。




続いて、コバンザメにつかれちゃった子。


こちらも閲覧注意。目、大丈夫なの?


比較的、のっぺりした子。


おなかにぶちぶちがいっぱいあるのは、ご高齢だそうだ。

かわいいおばあちゃん。


以上、御蔵島で出会った、いるかたちでした!

みくら・いるか with TG-6 (1)群れるイルカ編

2021-10-24 22:00:16 |  水中写真
春先に御蔵島ドルフィン・スイムの予約を取ってもらってから、この日を心待ちにしていた。
ところが、”大型で非常に強い”台風16号が通過していった翌々日、10月3日日曜日の出発で…。
御蔵に接岸できなかったら、八丈まで行き、八丈からの折り返しで御蔵にたどり着くことになるかもしれない、って言われた。
さらに、その折り返し便でも御蔵に接岸できなかったら、そのまま竹芝に戻って、明日の便で再トライもありうるという、最悪最大3航海覚悟の、悪い意味でのドキドキ感あふれる旅立ちとなった。
御蔵に着けるのか、イルカと泳げる海況なのか、東海汽船はどのくらい揺れるのか、もはや不安しかない。
さすがにアネロン買おうかな〜、と思ったりもしたが、冬の久米島くじら船でも無事だった私は、いらないな、と判断。
結局、いざ出航したら、拍子抜けするほど海は静かで、無事にめでたく御蔵島初上陸!

そして、待望のドルフィン・スイム。

1stスイムでは、数匹通過しただけでも拍手喝采。


みんなだんだん欲張りになり、数を欲しがるようになり・・・


次から次へとやってくれば、それはHappy!




時に群れは、走馬灯のように通り過ぎていったり・・・




深かったり・・・


近すぎたり・・・










TGとワイコンの間にうまく水が回らなくて、失敗すること多いけれど・・・

正面顔がかわいすぎる。花沢類が「ま~きのっ!」って言ってるみたい。



とにかく、もれなくイルカと泳げる御蔵島の環境って素晴らしい。
もちろん、いち早くイルカを見つけて、うまい具合に船とめて泳がせてくれる船長さんも素晴らしい。