くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

ガーフまんきつ2015(7)3月6日(金)~7日(土) 帰国の途 

2015-05-29 16:04:12 |  旅行
帰るだけの1日半のはじまり。
いやなパッキングをさくっとすませる。
きのうのナイトジンベイで、生乾きが数点…。


最後の朝食をとったら、トップデッキで恒例の記念撮影大会。
朝の9時過ぎとはいえ、強い日差し。
白い船で反射もすごいし、しっかりゆだる。

10時半に下船。
さよなら、アイランドサファリロイヤル。


空港のあるクッドゥー島に上陸したら、帰り道で、ウェルカム発見。

着いた晩には、長いフライトから解放されたのと、あしたからビング♪ということで、朦朧としつつも、たいして苦にならずに歩いた道。
毎度のことながら、同じ距離でも、白昼はしんどい。


空港のあるクッドゥー島は、缶詰工場の島と聞いた。
看板にはLOCAL PRODUCT & KATSUOBUSHI FACTORY。

モルディブでも、かつおぶしはかつおぶしなのね。
鉄かごに入ったカツオが、どかどか…

ものめずらしそうに眺めるわれわれを、ものめずらしそうにローカルたちが眺めていた。


Q2 265 クッドゥー1505 マーレ1610
チェックインがおわり、ゲートに入ったら、おなかもすかないのに、船でボックスランチとして渡されたホットサンドをむしゃむしゃ。
もとは船でランチ後下船だったはずが、Q2便のスケジュール変更で、朝食後下船になったがために、支給されたのだ。
11:50すぎ、ボーディング。



ばいばい、ガーフ、また来年。
…も来るのかな?来てしまいそう。

大好きな環礁ウォッチング。
眠ってなんかいられない。
























機内誌のマップ。


飛行機の時間変更で、マレでのトランジットが長くなったので、希望者は船が用意してくれた観光に参加できる。
ここで、空港ホテルのバーで時間つぶす組とに分散。


セレナ・スパ
スーパーには行きたいけれど、この太陽の南中時、マレの町を歩いて弱りたくはない。
私たちは、空港ホテルのスパへ行くことにした。
いつもの空港あっせんのお姉さんによれば、いつ行っても、ほぼ入れるとのこと。


お姉さんは、親切にスパまで連れてきてくれた。
そして、そこは噂どおり、閑古鳥が鳴きまくっていた。








メニューはたくさんあるけれど、予約していないと、生もの(フルーツやキューカンバー、ココナッツ)を使った施術は受けられない。
お目当てのココナッツやハチミツ系は全滅。
あしたなら用意できると言われ…。
今夜帰るっつーの。
まさか、予約受けてから、マレへ買出しにゆくスタイルか?
限られたメニューから、妥協して、マッサージとスクラブのパックを。
眠ってしまい、良かったのかどうか記憶がないのだ。
友だちは、良かった~、と言っていた。
天井につかまるロープがつるされており、それにセラピストさんがつかまって、踏み踏みするようなのだが、そのインパクトさえも、記憶にのこっていないのだ。
ときどき、んごっという自分のイビキで目が覚めるだけで、またすぐに寝落ち。
眠るということは、心地よかったのか?
連日のナイトジンベイによる睡眠不足で起きてられなかったでけ、って気がしないでもない。
税金が高くて、なんだかんだで200ドル近く払ったがために、コスパ悪い気がした。

スパのあとは、バーで生ビールを飲みながらほっこり。
チェックイン開始が近づいたので、空港へ移動。
空港へのシャトルがしばらく来なそうなので、エントランス散策。
エントランス前の池にも…

壁画にも…

イルカがいるが、いまいちかわいくない残念さ。





小さなエントランスにはすぐに飽きてしまい、もう日も西に傾いているので、歩くことにした。







UL104 マーレ2045 コロンボ2240
マレの空港は、今回もチャイニーズだらけ。
どんなものでも爆買いをする彼ら…。
一方、一点たりとも、買いたいものがみつからない私は、全店ひやかしてもたかが知れているので、2周くらいしていみる。
同行者に、ヨーロッパの香水のイメージキャラクターの男性モデル萌えだという話をしたら、友だちもノリノリ。
しばらく、この人素敵!とか、私はタイプじゃない!とか、好き勝手なことを言いながら見て回るが、小さな免税なので、すぐに終わってしまった。
寒いのにフローズンドリンクを飲んで、凍えながらひたすら出発を待つ。
こうなったらもう、一刻も早く帰りたい。

そして、待ちに待った搭乗時間。
いやだけど、いそいそと乗り込むスリランカ航空。


またまた珍ミール。




コロンボに到着したら、おみやげ用に紅茶を買う。
ここで買うのは不本意だけれど、マレでスーパーに行かなかったのだから、しかたがない。
コロンボの空港、トイレがいや、蛍光灯の明るさの感じがいや・・・などなど、どうしてもいやだ。
免税の香水売り場のイケメンポスターは、マレよりも、はるかに秒殺で終わってしまった。


UL454 コロンボ2359 成田1145
ああ、またスリランカの飛行機に10時間も…。
と思うが、まあ、目が開いちゃいない。
いちどめのミール。
ちゃんとヴェジタリアン。
寝込みを襲う時間帯に出てきて、ボーっとした頭で、ボーっとした写真になった。

なにやら豆をマッシュした感じの不思議な食べ物。
その後は、また爆睡。
揺り起こされて、2度目のミール。

その後またも爆睡。
隣の人に、トイレに行きたいからと起こされるまで眠っていた。
なんだかんだで、着いたら12時半。
それからとことここ京成の在来線に乗り、帰ってきた。
なんだか、半日もったいないけれど、土曜日のこの時間に着くと、楽は楽だ。
器材もさっさと荒い、洗濯もすませ、日没には、面倒くさいことはいっさい終わっていた。
旅の疲れも、翌日には、完全解消。
でも、これからはまたSQにしーよおっと。


2015ガーフまとめ

5日間15ダイブ、カジキ4本、ハンマー2本、うっすらタイガーシャーク、水中ではないけれど、2夜連続ナイトジンベイず…
文字にすれば、なかなかのもんじゃん。
なんといっても、今年はフォームラまで行けたのがうれしかった。
今年でガーフは最後にしたかったのに、まだまだ未練が。
もっともっと見れるんじゃないかとついつい欲が…。
結局、まだまだモルディブを卒業できないことが決定的になった。


ガーフまんきつ2015(6)3月5日(木)ガーフ環礁 フルムーンじんべいパーティ

2015-05-27 22:25:14 |  ダイビング
ついさっきまでジンベイを見ていた。
ついさっき2段ベッドの上によじ上ったばかり。
なのに、なのに、あっという間にモーニングコール。

なおうらめしきあさぼらけかなー。



ま、こうなることはわかってたことだけど、しんどい。

でも、元気にラスト2本!
最終日、ガイドはふたたびマウルーフ。


1st dive ヴィリギリ・カンドゥ(Viligili Kandu)


ブルーウォーターに、クマザサハナムロ、ウメイロモドキが舞っていた。
リーフには、ブラックピラミッドバタフライフィッシュもたくさん群れていた。
SDカードを入れ替えてみたものの、魚影は濃いものの、被写体には寄れない感じで、ワイドは撃沈。




かといってマクロも撃沈。
ドット系は近寄らせてくれたけれど…。
アジアコショウダイの幼魚。

ピンがあわなかった。

ミゾレフグ。

単なる記録写真。

タイマイには寄ったものの、超絶青かぶり…。




そういえば、けさはよくブダイが群れていた。



みんなにスルーされるブダイたち。
私もブダイはどうでもいいけれど、きょうは産卵行動までしていたのに。

カンドゥに入れば、サバヒーがサーっと走ってゆく。
遠い…。




そして、遠いマルコバン、


マルコバン、


近づいてきたマルコバン…。


パウダーたち、もっと群れてよーーー!



2nd dive ヴィリギリ・カンドゥ(Viligili Kandu)
2本めもヴィリギリ・カンドゥ。
あしたの飛行機がお昼前になったから、泣いても笑ってもこれがラスト。
日が高くなり、何もないブルーウォーターに差し込む日差しも強い。


ウメイロモドキに緊張感はなく…。


だって、サメはいるけれど、遠いし…。


われわれより深くて、常に斜め下な感じ。


リーフにあがってサメウォッチング…。
サメは写真のもよもよとしているあたりにぎょーさんいるのだ。

でも、遠い。
遠すぎる。
アイランドサファリロイヤルは、イクエーターやBS2よりブルーウォーターを攻める時間が長いので、根待ちでじわじわ寄るサメ時間があまりないかも。

カンドゥ入り口のサンゴは元気だけれど、相変わらずみんなちびちび。


寄れるのはアオウミガメばかり。






カンドゥの奥にはいると、特徴的なコーラルがおりなす景観。




そして、安全停止でまたカメ。





こうして、今年のガーフは、アオウミガメにはじまりアオウミガメに終わったのであった。

2本まとめて…

初日、打ち上げ花火のように4カジキ、2日目マンタ、3日目タイガーシャークを思うと、きのうきょうと先細り感は否めない。
あ、そのぶんナイトジンベイがあるか…。


昼下がりのしまあるき
もりもりランチ後、






ドーニにのって島へお出かけ。




上陸すれば、白がまぶしい。




人通りはほとんどない。


いちばん大きいミニマートに入る。

アイスとココナッツウォーターGET。

ココナッツウォーターは、MADE IN THAILAND。
100%ではなく、混ぜ物がしてあり、ひと口でさよならの憂き目に。

帰ろ、帰ろ。

海側はWELCOME、陸側はBON VOYAGE。




ゆったり午後
船に戻って、そして、的場さんのフィンペインティング大会。

みんな次から次へとお願い。

きょうも盆栽アイランド前で停泊。

こんなちっぽけな島なのに…
よーくみれば…。
なんらか球技に興じる人びと。

クルーズ対抗バレーボール大会とかやるらしい。

日はまさに沈み、


昇る月。




メインデッキに戻れば、こんなにぎょーさん。

マッキー中毒になりながらも(?)、いやな顔せず書いてくれる的場画伯。
頭が下がる…。


二夜連続ジンベイナイト
ラストナイト恒例のガルディアナイト。

ガルディア番長のマウルーフ不在により…

板垣くんがガルディアレクチャー。

記念ダイブの方たちむけのジンベイケーキ。
かわいい。





ケーキだけじゃない、今宵もジンベイはしっかりとやって来た。
あなたのために、新鮮なディナーをご用意してお待ちしておりました…。

さすが満月。
プランクトン絶賛大発生中。
さすがに、きょうは飛び込む人は少数派。
私もきょうは船上から観察を決め込む。
1匹だしー、ガルディアとケーキでおなかぱんぱんだしー、入れな~い!
てゆーか、あしたの下船時間を考えると、もうぬれ物を増やしたくない。

でも、2匹になったら入ろうかな~?
3匹かな~?
とにかく、1匹じゃ、入りたくないっ!
贅沢なもんである。

そんなとき、マコトさんにカメラ渡して「撮って来て」とお願いしている女子あり、「私も~!」。
きのうイカレたSDに、ちゃんとジンベイが保存されているかわからないので、これは便乗。
さーせんっ!あざーっす!とか言いながら…。

鋭意撮影中のマコトさん。

Photo byまことさん。

Photo byまことさん。

Photo byまことさん。

Photo byまことさん。

Photo byまことさん。ちょびっとつぶらな目がかわいいー!

Photo byまことさん。正面から口をあけてくれてるショット、いい写真だわー!

Photo byまことさん。蚊遣り豚みたいで、かわいい!


マコトさんにジンベイを数十枚撮ってきていただき、心から感謝とともに安堵。
が、30分後、ジンベイは2匹に。
よっしゃー!入るか!
ちょっと食べ過ぎたし、腹ごなしに!?
濡れ物がなんだ。
帰ってバッグあけたときの、もわわわ~ん、がなんだ。

と、結局、3点セットをつけて水中へ。
きょうもコバンザメをなびかせるジンベイ。


うざいコバンザメの中に、きれいなパイロットフィッシュが。






もう一匹、コガネシマアジーずをひっさげた個体が来た!
こっちがいい!
でも、ボケた。

この子はそのまますぐに行ってしまった…。
プランクトンがますますすごいことになってきた頃、的場さんからアナウンス。
同じくジンベイ待ちをしていたイクエーター号にはジンベイは来ず、イクエーターの人びとがこちらへウォッチにやって来るとのこと。
延々とばちゃばちゃやってるわれわれに、「そこあがりなさい!」「やだ!あがらない」みたいなノリになり…。
とりあえず、イクエーターが来るまでは入ってましょー、ということで。


















そして、だいぶたってから、ディンギーが重そうにやってきた。
乗せすぎで重いせいか、なかなか近づいて来ないので、ぎりぎりまでジンベイウォッチ。

ジンベイが食べても食べても枯渇するどころか、ますます増殖するプランクトンで視界不良だし…

じゅうぶん堪能したから、イクエーターの皆様に喜んで場所をお譲りしましょう。
ドーニの後ろからフィンキックで上がろうとすると、「あがれますか?」とそこにはカオリータ。
これしきの高さならなんてことないのさ。
私が乗った3年前にいたいっちゃんもクロちゃんも辞めて、新スタッフの女子、なかなかキャラがたっていて、さすがカオリータ船。

ひとまずシャワーを浴びて戻ってきたら、水面はプランクトンで大変なことにΣ( ̄ロ ̄lll)
時間は23時すぎ…。 

そして、イクエーターの人びとは、プランクトンまみれすぎる時間帯にやって来て、去っていった。
午前1時頃、海は落ち着きを取り戻し…
新たにちっこいジンベイが参戦。
女性陣にかわいーと大人気。

大ジンベイと小ジンベイ、こんなにもサイズ差が。
実は3匹いる。

ちび、がんばれ!





たぶん船に頭突きを入れたときについたと思われる青い塗料もご愛嬌。



さすがに2日連続、何時間もジンベイを見て、もうおなかいっぱい。
だからガーフはやめられない!?

ガーフまんきつ2015(5)3月4日(水)ガーフ環礁 じんべい・ザ・ナイト・アウェイ♪

2015-05-21 10:44:34 |  ダイビング
ダイビング4日め。
本日のガイドはイムティ。
きのうまでと変わらぬダイビングの1日。
ただ、あさってのモルディブ国内線の時間変更で、きょう4ダイブして、あしたは2ダイブだけということになった。

1st dive マーレハ・カンドゥ Maarehaa Kandu
ふたたびマーレハ・カンドゥ。

ギンガメとか、ヒメフエダイ、インディアングラント…さまざま群れていた。

特にギンガメは、半端ない数の群れといえよう。
尻尾の黒い、南下のときによく見るタイプの子たちだった。

流れてたって、マクロも見る。








ほんとうにペタペタな海。



2nd dive コンディ・カンドゥ Kondey Kandu

引き続きベタベタ。
水中写真なし。


3rd dive オダガラギリ Odagala gili







4th クレドゥ・カンドゥ Kureddhoo Kandu
こちらも水中写真なく…。


あとから気がついたが、SDカードがイカレていた。
日本に帰ってきてから、SDカード復元ソフトで復元を試みたけれど、200~300枚は、復元不能だった。
まあ、どうせ未練のあるような写真はないと思うから、いいっちゃいいんだけど…。
インパクトある出会いがないと、写真なしでは何を見たのかちゃんと思い出せない。

ホワイトボードによれば…

…私はハンマーみてないっ!
へー、オダガラ・ギリは(イムティ・ギリ)ですか。
ブリーフィングのとき、そんなこと言ってたけっか?
イムティと潜らせていただき、ありがとうございました、ってところだね。


きょうは昼の部がたいしたことがなかったので、夜の部に期待。
ジンベイが来るポイントで船を停泊して、強力フィッシングライトに集まるプランクトンに誘われてくるジンベイを待つのだ。
ダイビング後、母船はジンベイが来る場所まで移動して…

サンセット・タイムはトップデッキでまったり。


盆栽アイランドと呼ばれていた島…。







今夜ももりもり。











そして、19時半すぎ、ジンベイはしっかりディナーにやって来た。


強力ライトでときにハレーションを起こすけれど…。

しばらくはiPhoneで動画撮影。
去年は約3名しか海に入らなかったが、今年はみんな、プランクトンだらけの海にこぞってドボン。
じゃあ、私も入っておこう。




みんなジンベイばかり見てるけど、異質なもの発見。


ペアモブラがものすごいスピードで舞っていた。




モブラが去れば、またジンベイにどっぷり。




















ん?またへんなのが来た。


イトヒキアジの幼魚。


お子様なのに、こんな深夜で単体でさまよって生きているとは…。








30分くらいジンベイストーキングしていたが、TG-3の液晶には突然「書き込み禁止になっています」。
だいぶ撮ったしりあえず船に上がってみたら、「画像が記録されてません」
なーにー!?
シャワー後、せっかく飛び込んで、息ごらえまでした努力が水の泡!?
軽く衝撃…。
まずは、困ったときの再起動。
こんどは「書込み禁止になっています」まで回復。
なんとか画像は保存はされてるようなので、帰ったら復元しなくちゃ。

それにしても、ジンベイは帰る気配がないし、プランクトンも無尽蔵に湧いてくる。
まずはシャワーを浴びて…
こんどはめげずに、船からiPhoneで飽きずに撮りまくる。
以下、閲覧注意。
気の短い人はいらっとすること確実なほど、似たような写真が。
実際にはもっと大量にあって金太郎飴状態。
スライドショーを早くまわすと、パラパラマンガみたくなるほど、連写していた…。




ジンベイたちに譲り合いの精神はまったくないが、ときどきシンクロみたい。










ことしも帰らぬジンベイ。
それも、ついには3匹!
























何時になっても、食欲の衰えることのないジンベイ。
午前0時、1時、2時…。
どんどん時間はたってゆく。
どうせあしたはダイビング最終日だし。
目の下にクマができたって、それがなんだ。
ジンベイが大事だ。
でも、さすがに3時になるところで見切りをつけることにした。
あしたも来てね~。

ガーフまんきつ2015(4)3月3日(火)フォームラ→ガーフ

2015-05-15 09:14:55 |  ダイビング
フォームラ環礁でのラストモーニング。
といっても、1泊2日。

きょうのガイドは的場さん。

1st dive フォームラ・ムリ(Fouamumulak Muli)
外洋をうろうろしているとき、的場さんがなんらかサメを発見。
大きいのと、的場さんのリアクションから、ただものではないサメとすぐにわかるが、よくわからない。
まだ水中は薄暗いし、距離もあるので、写真はあきらめる。
かわりに…

スレートに書かれた「タイガー」の文字が証拠。
ぐりんぐりんの目も、ヨコシマサワラ模様も見えなかったけれど…。
このひととき以外は、何も記憶にのこることのないダイビング。


ザ・赤道
1本目が終わり、朝食をとりはじめる頃には、船はガーフへ向けて移動開始。

赤道…。


往路はみんなが寝てるうちの通過だったので、復路はみんなで入って、赤道を持って記念撮影という赤道通過イベント。

みんな海に浮かんで、マウルーフが赤い布で縫ったお手製の赤道を持って立ち泳ぎ。
全員のカメラで順番に記念撮影。
なので、けっこうな時間、強い紫外線にさらされ、波がちゃぷちゃぷ顔に当たり…。
そこに、なんで今かよ、というタイミングで、母船にようやく追いついてきたドーニが通過し、波に翻弄され…
熟年の人ほど、テンションが高かったが、個人的には、なかなかしんどいイベントだった…。

北半球突入後、母船まわりにはオキゴンドウっぽい群れがやってきた。
マウルーフいわくオキゴンドウじゃないっていうんだけれど…。



2nd dive Mauzool Thila(マフズール・ティラ)Mafzool Thila

ガーフに戻って最初のポイントは、マウルーフの息子の名まえをつけたマフズール・ティラ。
ティラはやっぱりよどんでる。






シーファンがすごい。


ハードコーラルもがんばっている。






レアもの、大物不在で、モルディブらしい子たちばかり。














母船への帰り、こんどはハシナガイルカたち。




そしてランチ。



3rd dive マーレハ・カンドゥ(Maarehaa Kandu)
3本目は、チャネルダイブふたたび。
マダラトビエイの群れから。

このくらいの数がいると、満足度が高い。
その後はウメイロモドキが緊張感なく泳いでいるから、大物不在の予感。

外洋では、たまにグレーリーフの大きいのがうろうろするが、遠い。

リーフにあがって、しばしサメ観察。




カンドゥに入って、美しい砂地でリラックス。

白砂のじゅうたんが気持ちよい。

そしてディナー。












フォームラには、やはり、通常コースではお目にかかれないような大物が棲んでいることだけはわかった。
ただ、たまに打ち上げ花火的にどーんと来るのであって…。
でも、それに賭けるのも楽しい。
また来なくちゃいけないじゃん…。

ガーフまんきつ2015(3)3月2日(月) フォームラ3本勝負

2015-05-13 22:47:42 |  ダイビング
赤道越えは就寝中に。
(たぶんエンジン音で寝ちゃいないけど…)
夜明けにはフォームラ環礁の人になっていた。
日の出とともにダイビングに出発。


のっぺりフォームラ・ムリ。


きょうのガイドは神子元ハンマーズの真さん。


1st dive フォームラ・ムリ(Fouammulak Muli)
あれほど切望していたフォームラ。
そこは、ただひたすら青かった。


せいぜいイソマグロくらいしか出なくて、それも遠い。
撮るものなさすぎて、天を仰ぐ。



ブルーウォーターだけのむなしい45分。
潮汐的に、タイミングが悪かったとしか言いようがない。

この島が横に長いまんま、リーフもマップどおりなわけだ。


サファリボートいっぱい。



2nd dive フォームラ・ムリ(Fouammulak Muli)
2本目はきっと潮がよくなっているにちがいない。
と期待して入ったものの、な~んにも起こらない。
おかしい。
こんなはずではなかった。
もしかして、フォームラ来たのって大惨事!?
あんまり好みではないカスミアジがへんがおで近づいてきたので撮ってみたりする。


真サンが、必死になにかをみつけようとしているのがひしひしと伝わってくる。
最後まであきらめないという意気込み、ガイド魂を感じる。
それでも、何ににも出会えず、もう安全停止というとき。
真サンが何かをみつけたようだ。
なんか来る!


マンタだ!





浅瀬で見るマンタは、太陽の光をさんさんと浴びて、神々しかった。





ずいぶん長い間、マンタとご無沙汰だったので、そうとううれしい。

マンタもみたし、テンションあがって、食もすすむ!?











3rd dive フォームラ・ムリ(Fouammulak Muli)
入ったらすぐにまたマンタ。

さーっと去っていってしまった。
それにしても、外洋側は殺伐としている。
そして、いかにも何か出てきそうだ。
あと20メートルくらい、落ちてしまいたい…。








リーフの中も不毛め。


さんごはみんなちびっこばかり。


特別なものはいない。










月はだいぶ太ってきた。



フォームラ散歩
夕方、フォームラ上陸。
フォームラ環礁に一島だけのフォームラ島。
堤防の内側にはいると、けっこう大きな桟橋。
あいているところにドーニをつける。
桟橋の内側では、ローカルが泳いでいたりする。

そして、桟橋は、これまで見たモルディブの、白い感じとはなんか違った。


通りに出ると、ちゃんとしたセダンが、ちゃんとした軽が、ちゃんとしたバイクがぶんぶん走っている。
90ccクラスらしきバイクは、ほぼメットなし、二人乗り。自由だ。
もちろんマレほどではないが、この絶海の孤島っぷりを思うと、しっくり来ない。
それに、モルディブなのに、だだっ広い遊休地みたいなのもある。
判読困難な交通標識もある。




女子にかわいいと人気だったおうち。


スーパーはワンイレブン。ワロタ!

なにも買わなかった。

小道に入ると、さすがに砂の道。


さまざまなお花。




小1時間で撤収。
すっかりサンセットタイム。


堤防をひとたび出れば、そこはもうインド洋の大海原。
リゾート島とは違って、いきなり超外海なのだ。

乾季でも、堤防にあたる波のはげしいこと。






そして今宵も炭水化物祭り。





ポテトでビールがすすむのか、ビールでポテトがすすむのか…。
太ること確実。

マンタにあえたから、きょうもいい1日だったということで。


ガーフまんきつ2015(2)3月1日(日)

2015-05-12 12:51:12 |  ダイビング
初日の朝はゆっくり。
8時に朝食、9時半頃から1本目。
本日のガイドは、マウルーフ御大。

1st dive ダンドゥーコーナー(Dandhoo Corner)
入った瞬間、まさにクリスタルクリア。
リーフのコーラルうりうり。


まもなくシャリンと鳴って、指差す方向はオーバーハング。
行って見ると、な~んだ、なじみの君かい・・・。
というわけで、アオウミガメからスタート。



シパダンとはちがい、人なれしていないアオウミガメは、そわそわと出て行ってしまった。

その後、外洋側へ。
ブルーウォーターにもすぐに目が鳴れ、エントリー直後のクリスタルクリア感はなくなってしまう。
とはいっても乾季。
透明度はよいし、水も冷たくないし、快適。
外洋を流しはじめてほどなく、マウルーフがシャンシャンシャンと鳴らす。
指先には、細長いシルエットが、縦並びに1、2、3、4…。

1本目はチェックダイブも兼ねてるし、何の期待もしていなかったのに、早くもカジキ。
それも4カジキGETとは、なんて幸先のよい。
写真はどれも念写のようになってしまったが、カジキがいたという既成事実の記録のために、とりあえず撮っておけー。

エントリー後、ものの5~6分でカジキGETだから、やはりガーフってカジキがお約束なのね。

あとは寄れないマダラトビエイとか、








あんまりなじみのないマルコバンやカッポレのペア。


苦手なヨスジ。



2nd dive マーレハ・カンドゥ (Maareha Kandu)

潜降して20m超えてまもなく、マウルーフがシャンシャン。
サメが2匹まわっている。
撞木さんだー。
これまた、TG-3で撮ると、頭がわからない。
でも、ごろっとしたフォルムはハンマー。



写真はあきらめて、肉眼でしばしハンマー観察。
エントリーして、まさに3分半ほどのこと。
いつも大物を真っ先に見つけるのは、イムティなので、イムティチームの挙動に注目をしていたが、きょうのマウルーフ、冴えてるぅ。
なんか降臨してるかも。

リーフに移動し、グレーリーフなど普通のサメサメ祭り。

外洋でも、棚の上でも、カジキにしてもハンマーにしても、いまいち近寄れないのが残念。

流れにのってチャネル内に入ると、もうおなじみの不毛な光景。


とはいっても、リーフのコーラルはますます元気。




2本目エキジット後はお楽しみの…。


そして、追い討ちをかけるようにお昼ももりもり。











3rd dive マウルーフ・ティラ(Mauroof Thila)

マウルーフがみずからの名をつけるほど思い入れがある(であろう)ティラに、誰よりもこのポイントに精通しているであろうご本人様と潜れるのは、ラッキーなことだけれど、ティラぎらいの私は、せっかくのガーフなのに、ティラかぁ~、と無気力に潜る。
去年も潜ったし、まあ、のんびりマクロ活動でもし~ようっと。
と、あなどって入ったら、イメージしていたティラにはあるまじき流れ…。
カンドゥよりたちの悪い流れだ。
ティラだけに、すこーんと抜けないし、もうやだー。
流れの中、ツムブリの群れとカスミアジの群れがMEET。


魚影は濃いけれど、スター性のある魚はおらず、マクロと思っても、流れで止まるに止まれず…




早く上がりて~と思うけれど、きょうのマウルーフはイケイケ。
白砂で平和そうな景観にみえるけど、最後まで激流。

おまけに、洗濯機の運転開始らしく、バブルくるくるしはじめた…

やっと浮上できたと思ったら、さらに最悪。
ドーニははるか彼方。
われわれのまりは洗濯機波が発生し、ちゃぷちゃぷ。
波と流れに翻弄されながら、ドーニを待つ時間の長いこと。
イルカが少し離れたところを泳いでいるが、こっちには来ない。

われわれが波に翻弄されている間、先に拾ってもらったチームは、ドーニの真下に来てたイルカのために、もういちどエントリーしたらしい。
1チームだけ、腹たつー。
でも、それはそれでカオスだったらしい。
いずれにしても、疲れただけで、水中イルカも見られず、封印したい1本。

気を取り直して、シェフ手作りのおやつを。


乾季ならではの美しいサンセット。


そして、夕食ももりもり。










ガーフ初日、3本目はトラウマだけれど、全体的には恵まれた内容。



しかも朝の4カジキは、マカジキとバショウがコラボというレアなシーンだったらしい。

今日になって知らされたけれど、あしたは赤道を越えて、フォームラ環礁まで行くと言う。
これはうれしいサプライズ!
この3年間、切望していたフォームラ。
タイガーシャークが棲むフォームラ。
超楽しみ~。