くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

銀塩映写会(7)コタキナバル マムティックビーチ 

2013-01-31 10:37:26 |  水中写真
コタキナバルの海といえば…。
ヘコアユ!


たった1枚だけあるヘコアユ写真は、みーんな尻尾が切れていて、私のヘコアユへの関心度の低さを物語っている。
別に撮りたくもないけれど、1枚くらいは撮っとくかー的な…。
でも、KKはテンションあがらないヘコアユだけじゃない。

KK沖の南シナ海には、ガヤ、サピ、マヌカン、マムティック、スルグという島々が浮かんでいて、トゥンク・アブドル・ラーマン・パークという国立公園になっている。
ちなみに、トゥンク・アブドゥル・ラーマンさんは、マレーシアをイギリスから独立に導き、マレーシア初代首相となった人。
さて、その中のマムティック島は、KKからボートでわずか10分。
マムティックにはボルネオ・ダイバーズがあって、午前中に2ボートダイブ、午後はおまけな感じで、よくビーチで潜った。
ビーチからエントリーすると、ちょっとしたリーフになっていて、水底は白砂。
けっこういろんな生き物がいてあなどれない。

ヨウジウオの仲間。


カサゴ系…。
セミホウボウ。


ヒメサンゴカサゴ。


なんかうるうるしてて、おもしろい。


フグ系…。
スジモヨウフグ。


ヒメキンチャクフグ。


暗がりにモロコシハギ(かな?)


さまざまな甲殻類…。
シャコ夫妻!?


ヤドカリさん。


カニさん。


クリーニングシュリンプもいろいろ。




イカ仲間たち。




水底の砂地には、ギンガハゼいっぱい。




ギンガハゼとホシゾラハゼがいまいちわからないけれど、縞がないからホシゾラ?






そして、さまざまな白×茶の地味なハゼたち。
ハチマキダテハゼ(だと思う)。






なんらかのダテハゼ。


同じに見えても、微妙にデザインが違ったりする・・・。


ヒメシノビハゼ(だと思う)のペア。


シノビハゼ系?




なんだかすさまじいイッポンテグリ系もやってくる。



お子様トウアカ。


砂地をはなれ、リーフにうつると、カクレクマノミ。


スパインチークは、jetty下に多い。



ウミウシもいろいろ。
パジャマうみうし。


フジムスメ。



コーラルには、イソハゼ系。




午後にもなると、ガンガゼもたくさん転がり、中にはほそっこいのがいるが、何を撮ったんだか!?



KKの海は、だいたいいつもぬるくてにごにご。
にごにご度合は、マブールのパラダイスや、ウォーターバンガロー下なイメージ。
でも、なぜだか私のインストラクター試験の日だけ、クリスタルクリアだった。
どうせなら、ファンのときに、きれいな海で潜りたかった。
ついでに、マムティックは、ローカルの家族連れや、チャイニーズ系ハネムナーといったノンダイバーのピクニック場所でもあるので、水中にはゴミも多い。
なぜだか私がゆくと、PADIのProject Awareにあたり、ボルネオ・ダイバーズで、たしか3回、ゴミを拾った。
でも、大人数が参加するので、後発隊で潜ると、拾うものがない程度のゴミである。

マムティック…。
派手さはないけれど、いぶし銀マクロワールドがKKの町からすぐのところにあるのはすごい!
しかも、年に一度は、島周りにジンベイがやってくる。
きれいな海でしか潜らない、上級者むけポイントでしか潜らない、と言った人には、決しておすすめしない。
でも、真にマクロが好きな人なら、楽しめると思う。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(8)カエルウオ

2013-01-29 13:31:32 | シパダン図鑑
カエルウオは愛くるしい。
出会うとなごむし、いやされる。
シパダンのカエルウオは、種類こそ少ないが、浅めのリーフにたくさん暮らしている。
サンゴでひょこひょこ、ロックでひょこひょこ、カメのこうらでひょこひょこ・・・
シパダンでは、フタイロ率がとても高い。
そして、フタイロカエルウオは、カエルウオファミリーでもいちばんかわいいと個人的には思っているのに、ぜんぜんかわいくとれない。








おなかが白いヴァージョンもいる。






さっと穴に入ると、顔が黒くなる。
いつもよくおしりから素早く車庫入れできるもんだと感心する。


フタイロカエルウオと姿形は同じなのに、茶色なので、勝手にヒトイロカエルオと呼んでいたら・・・。


こちらもフタイロカエルウオだということが、Marine Fishes of Southeast Asiaという図鑑で判明。
本当かな?




続いて、多くのダイバーには気づかれることなく、スルーされているであろう黒いカエルウオ。
サンゴのガレ場で藻をつついたり、ガレ場に芽吹いた幼サンゴにたたずんでいる。


図鑑にはビンゴなやつがなく、勝手に黒ラブと呼んでいる。
インドカエルウオっぽいが、インドカエルウオとも違う。
図体はいちばんでかいが、いちばんシャイ。




あと、日本ではいちばんなじみの深いイシガキカエルウオは、シパダンではめったに見かけない。


イヤースポットブレニーもあんまり見かけない。


見た目どおりのTwo Spot Blennyも少数派。


シパダンのかえるうおーずでした。

銀塩映写会(6)La Paz アシカっ子 その5 カオス編

2013-01-28 10:56:47 |  水中写真
アシカのコロニーがあるロス・イスロテス。
茶色い岩肌の島には、怠惰な感じのアシカたちがごろりん。
水中にはケーブがあって、中に入ると、しばし鳥目。
つかの間の静寂のあと、何者かに突然、前髪をギューっと引っ張られ「!」
次の瞬間、「オゥ、オゥ、オゥ…」と嬌声(?)をあげながら、縦横無尽に目まぐるしく泳ぎ狂う黒い影ふたつ。
存在を気づかれるまでは、物音もたてないなんて、1歳児なのにそうとう賢い。
目が慣れると、くりんくりんの目が近づいて来て、2匹がかりで髪をひっぱったり、腕をかんだり。

フィンを噛んだらしばらく放さない。


こちらがエアを吐くと、アシカっ子もブクブク。暗がりに浮くバブル。


じーっと見つめられたかと思うと、


豹変したり!?


またまたダイバー物まね。


こちらに近づいてくるこども。
なにもしないよー、と言わんばかりの、おっとりフェース。


1歳児の好奇心・運動能力・百面相はすさまじく、動きは速いし、暗いし、すべてボケボケ。



P90X Phase2

2013-01-28 10:30:37 | ホームフィットネス
フェーズ2レポート。
フェーズ1との違いは、水曜日のお題が「Shoulders & Arms」から「Chest, Shoulders, & Triceps」に置き換えられただけ。
それなのに、1週間のリカバリーウィークが終わってフェーズ2に入ったとたん、フェーズ1で毎週繰り返してきた同じメニューでも、なぜだかしんどさが倍増。
正しい動きを習得しつつあるからなのか、それとも微妙に体調不良なのか!?
この寒空にワークアウト中の発汗量はふえたし、ワークアウト後消耗する感じが強くなった。
特にフェーズ2の2週目では、夜寝ていて、体の置き場がないような疲労感をおぼえることもあった。
きっと疲労を蓄積し続けの、よからぬ状態なのだと思う。
これが「リカバリードリンクを飲め」という所以なのだろう。
飲まないけれど。
でも、運動しているときは、たいして苦にはならなくて、そのまま3週乗り切ってしまった。

月曜 Core Synergistics
体幹トレーニングの日。
3週目になって、スーパーマン、バナナ系への嫌悪感は減った。
めんどうくさいだけ。
いまはドレヤロールっていうやつが、いちばんいやだ。

火曜 Cardio X
単に、ヨガ、拳法、プライオ、コアのダイジェスト版なんだな、ってフェーズ2になって、やっと気づく。
45分で終わるところが気に入っている。

水曜 Chest, Shoulders, & Tricep+Ab Ripper X
単なるダンベル運動にちがいないとあなどっていたら、いろんなヴァージョンの腕立てが登場。
1週目には、いかに自分が腕立てできてないかを思い知らされる。
2週目、3週目とできないなりに、少しずつ改善していくのがわかる。
Chest,Shoulders&Tricepsが終わると、すぐにAb RipperXが始まるのは、なんだかなぁ。

木曜 Yoga X
いまだにヨガのよさがわからない。
「Clear your mind」とトニーは頻繁に言うが、「早く終われ」「何回同じことさせんだよ」「ツルのポーズなんて、みんな血管切れそうな感じでやってるし、逆に体に悪いんでね?」「足の筋、いてーーー」と常時不満たらたら。
文句がないのは、死体のポーズくらい?
いや、死体のポーズも、暖房切ってやっていると寒くなるから、私のmindは常に濁りきっている。
Yoga Belly 7 Timesというヨガ版腹筋があり、Ab RipperXよりも地味だが、これをやると、腹の周りが超Burn!な感じがして、これは効くんじゃないの?と期待大。

金曜 Legs & Back+Ab Ripper X
エリックとかいう人が、やたらとうなるのがうざい。
懸垂しないので、私には、うなるしんどさはない。
フェーズ2でこいつを再開したとき、筋肉痛祭りになったから、効いていることは効いているんだと思う。

土曜 Kempo X
いちばん楽。
なぜか、バックキックが嫌い。
バックキックをするとき、後ろを振り返るのが、なぜかとてもいやなのだ。

日曜 Rest or X Stretch
日曜日、休めばいいものを、ついついやってしまうストレッチ。
このストレッチとヨガのおかげで、10cmくらい柔軟性はアップした。
まだまだ固いけれど、、、


ワークアウトがしんどければしんどいほど、トニー・ホートンの馬面、甲高い声、コメディアンでもあるというだけに頻発するさぶいジョークがうざくなる。
トレーニーを鼓舞するときに、「Come on! Come on!」「Hit my hands, Hit my hands!」と繰り返し言っていると、小うるさくてい真剣にむかついてしまう。
おまけにトニーが「my favorit」という表現をしたワークアウトは、もれなくきついメニューなので、これまた本気でムカつく。
「Few more seconds」と言ってからがfew moreではない長さだったり、「One more」と言ったあとに何回もやらせたりするのは反則だ~!
こんなふうにトニーにいらっとするのは、自分の体が思うようにワークアウトについていけないとき。
「しゃらーっぷ!」と心から思うことがある反面、こんな人が体育の先生だったら良かったのになぁ、と思う。


さて、気になる減量効果は?
年末年始の暴飲暴食によるリバウンドからは、いとも簡単に脱出。
結果、フェーズ2の3週間では、リバウンド前の体重に戻っただけ。
相変わらず、しっかりおなかいっぱい食べているから、いたしかたない。
なんだか、食べてもこれ以上太らないためにワークアウトしているような気がしてきて、食生活を改善しなくては、と切に思う。
体重は2キロと減っていないのに、8か月ぶりに再会した人には、「ずいぶん痩せたけど、どーしたの?」と言われたので、見た目の「かさ」は減ったということだ。
昔、JJやらViViを読んでいた時代に、モデルさんが、体重よりも鏡に映った印象で太ったと思ったら、ダイエットする、って言っていた記事があった。
だから、少しでも小さく見せられれば、ある意味成功。
こんなワークアウトに、20代の頃に出会いたかった。

このあと2度めのリカバリーウィークを迎える。
リカバリーウィークのあとにはフェーズ3、P90Xの最終段階もそこまで来ているが、P90Xを毎日続けるのは、肉体的な負担よりも、時間的な負担が精神的負担になっていることは否めない。
日々P90Xに、1~1.5時間を割いて続けてゆくモティベーションを維持する方がたいへん。
でも、あと1か月少々、頑張ってみる。

ボルネオ・ダイバーズTコレクション

2013-01-25 09:54:45 |  ダイビング


シパダンTシャツ。
シパダンにゆくたびに自分で買ったり、お土産にもらっていたら、たくさんのシパダンTをコレクションしていた。
他にも、PSR(プラウ・シパダン・リゾート)、SDC(シパダン・ダイブ・センター)、ASP(アブディラ・シパダン・パラダイス)のTもあり、さらに、300本からは、ほぼ100本ごとにシパダンで記念ダイブしていたら、記念ダイブTもあり…
今は着ることもないが、生地も縫製も、わりと丈夫めで、まだ使えるので、断捨離はできず、また箱に入れて、納戸におさめるのであった。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(7)クダゴンベ

2013-01-23 11:34:13 | シパダン図鑑
シパダンのリーフ一周、ほぼどのウミウチワにもいるクダゴンベ。
保護色でも、いとも簡単に、いくつでもみつかる。
そして、棲み家のウミウチワには、さまざまなデザインがある。

シックなカラーのウチワにも、


地味な色合いのウチワにも、


オレンジの、ちくちくしそうなウチワにも、


ひも状うちわにも、


赤々とした中華ふうウチワにも、


ぷちぷち(?)したウチワにも、




ゴージャス(?)なウチワにもいるクダゴンベ。






どうせなら、やはり、赤を主張する、お花畑のようなウチワにいてほしい。
小鳥が木の枝に止まっているように、ちょこんとすわっているが、近づけばもちろん逃げるわけで、なかなか全身入らない。

正面。


様子はかわいらしいが、自分より身の丈の長いヤガラ系をいじめたりする一面もある。
実は、あんまり好きではなかったりするクダゴンベ。