ペタンク爺さん

ペタンクで遊ぼうよ!で20年

汽車の旅

2009年01月13日 19時38分08秒 | ペタンク・日常
北海道で、汽車に乗ったのはもう三十数年も前でないかと思った、二十歳代で自営業で衣料品店を営業していた頃、腹巻に現金を忍ばせ岐阜、大阪辺りまで衣料品を仕入れに行ってた、二カ月おきくらいに往復していた乗り物は蒸気機関車が牽引した列車だった、無論函館と青森間は連絡船で、乗り次には結構時間が費やされ、東京まででも二十四時間もかかっていた時代だ、思いかけないことで旭川に行くことになり、久しぶりで汽車の旅に慕った、今時分自家用車で国道を走ってゆくと3時間もかかると思う、しかし列車は1時間20分で旭川に着いてしまう、それもものすごく乗りごごちがよい、北海道の冬の旅は汽車に限るとつくづく思う年齢に達していることに気づかされる。それもそのはず、まず札幌駅に来て切符を買うのに惑わされてしまう、自動販売機に途惑い、駅員に聞いてから買わなければ出来ない高齢者の仲間入りをしている自分に気づくが、もうそんなことも慣れてしまい普通の仕草になっている。
時間があると思って本を用意していたが、そんなゆとりがある旅でなかった、近頃は本州方面への旅行は自家用車とフェーリーを利用しての旅だが、贅沢だが汽車の旅は快適でないかと気づかされる。