なにげないひとりごと

流れゆくなにげない毎日の中で、小さな幸せを感じ続けていたい。そんな私のなにげないひとりごとです。

遠い空の上から見えますか?

2009年03月29日 | 植物


今日は、お義母さんの命日でした。

早いものです。

あの日から、もう二年が過ぎたのですね。

夫の実家の畑。

いつもお義母さんが草取りをされていたところ。

今朝、見に行ったら、真っ白の水仙が咲いていました。




チューリップも咲いていました。

いつもここで草取りをするのが好きでしたね。

夫が、お義母さんが亡くなった日、この畑にたくさん花が咲いていたので、

毎年この日に花が咲くようにと、チューリップと水仙の花を植えたのだそうですよ。




こんなにたくさん、咲いていましたよ。




お義母さん、遠い空の上からでも見えますか?




今日はお義母さんの命日だったので、朝、次女と一緒にお墓参りをしてきた。

夫が植えていた水仙とチューリップをお墓に供えてきた。

お義母さんにも、見えたかなぁ 




死。

この数年、夫の父親、自分の父親、そして夫の母親、去年は大好きだった愛猫のジジを亡くした。

生まれてきたからには、万人に訪れる死。

すっごく遅ればせながら、やっと観てきた「おくりびと」の中のセリフで、

死は、門だ

という言葉があった。

門をくぐりぬけてもうひとつの世界へ旅立つ。

なんだか、そうかもしれないなぁって思った。

私たちもいつかはくぐりぬける門。

その門をくぐりぬけたら、先に門をくぐりぬけていった故人たちにまた会えるのかな。

そうだと、いいね。

先立っていった人々の笑顔だけが、不思議と心に残っているものだ。


「おくりびと」は、さすがです。

アカデミー賞受賞した映画だけあった。

久々に、涙がぽろぽろこぼれ落ちてくる映画を見た。

もっと暗くて重い内容なのかな、と思っていたけれど、爽やかだった。

笑わせてもらうところもたくさんあったし。



そして、いつも必ず鳴る携帯電話 

今日も、よりにもよって、一番し~んとしているシーンで鳴っていた

そして、隣に座っていた男性は、気の毒な事に、同じくし~んとしている場面で、

おなかがク~ク~鳴っていた。

申し訳なさそうに、連れ合いの奥様らしい人に、

「ご飯を食べすぎたかなぁ

と自分のお腹を、鳴るなよ~と願いを込めるようにポンポン叩いておられた。

自分のお腹じゃなくて、よかった~ 



最後のシーンで、故根岸徹さんがあの役をされたとき、どんな気持ちでされていたのかな

と、胸が熱くなった。

ちょっと前に、根岸徹さんがガンと闘いながら現役で仕事をされているドキュメンタリー番組を

目にしたことがあったので、ますます、熱い思いが込み上げてきた。

死は、特別なものでも、終わりのものでもなく、次の世界へと旅立つ門なのだ。

きっと、そうなんだよね。



今日一緒に映画を観にいったCさん。

長崎市内の運転に慣れていて、いつも私は助手席に乗せてもらう

長崎市内は、路面電車が走っていて、渋滞しているときなんかは、とても怖い

田舎道ばかり走っている私には(しかも方向音痴だし)片道三車線のごちゃごちゃした町中の運転は

怖くてできないのだ

Cさん、慣れているだけに、スピードをビュンビュン出す

ブレーキも直前で踏む

先日、追突されたばかりの私は、ちょっと怖かった 

乗せてもらっている身なので、

もう少し安全運転で。。。

とは言えずに、Cさんは走り慣れている町中だから、絶対に大丈夫 と自分に

言い聞かせ、急ブレーキを踏まれても、表面上はポーカーフェイスでいたけれど、

内心、ドキドキだったよ~ 

急ブレーキも、私にとっては急ブレーキだけれど、きっとCさんにとってはいつものブレーキ

なんだろうな。

運転のクセって、ブレーキを踏むタイミングとか、少しでも自分と違っていたら、

結構ハラハラドキドキするものだ

でもまた次に行く時にも、助手席に乗せて下さいね

方向音痴の私が右往左往しながら運転する方が、もっと怖いもんね 

そのうちCさんの運転の仕方にも、慣れるかな