庭の梅の木に、可愛い花が次々に咲き始めました
梅の花とは関係ないけれど、子供のお話をちょっとしてみたいと思います
子育てを卒業してン十年。。。
小さい子供から駄々をこねられるってことが、もう何年もなかった。
例えば、
買い物をしている途中に、自分の欲しいものを、買って買って買ってと泣かれたり。。。と。
先日、セラピストをされているお友達のブログの中で、お店で何かを買ってほしいと駄々をこねて
泣きわめいている子供への対処法を書いていらした。
「ミラーリング」という手法を使うのだそうだ。
「やだやだー」と駄々をこねている子供の前にしゃがみこんで一緒になって、同じように「やだやだー」と、
泣き顔を真似て言うのだそうだ。
子供はびっくりしてきょとんとするけれど、同じように「やだーやだー」と駄々をこねる母親の姿を見て
「お母さん、変!」と思った瞬間、自分が変なんだと、感覚で受け取るのだそうだ。
へええ~。なるほど
こんな手法を知っていたら、子育て時代の時に試してみるのだったのに
そう思っていた矢先、そういう場面に出くわしてしまったのだ
先日、久しぶりに長女とゴンタとでスーパーに買い物に行ったときのこと。。。
スーパーに入るなり、すぐに目についた美味しそうな果物売り場。
果物大好きなゴンタ、すぐに駆け寄って、高価そうなブドウのパックを掴んできた
「ねえねえ、すずママ、これ買って」
すかさず、横から長女が
「ダメ! すずママのおうちには、ミカンがたくさんあるからもう果物を買わなくていいの
」
とすぐに拒否られた。
美味しそうなブドウ。。。買ってあげてもいいけど、いやいや、ここは母親である長女の顔を立ててあげなくては(`・ω・´)キリッ
「ダメダメ。これは買ってあげられないよ」
私も長女と一緒になって言うと、出た
久々に見た子供の買って買って攻撃
「やだやだ、ゴンタ、これが食べたい、買って買ってー」
そこで、ひらめいた、ミラーリングという手法。
ブドウを手に取って、私も「やだやだ、買って買って~」と言おう
そう思ってはみたものの、さすがにこの年齢になると、ちょっとやっぱり恥ずかしい
そこで、思いついたのが、ミラーリングを応用してさらにステップアップさせたもの。
子供の真似をするんじゃなくて、逆に、自分の真似をさせるように誘導してみたらどうだろう
そこで、ブドウを手にした私はゴンタに言ってみた。
「ゴンタ、ゴンタ、あのね! 今日はすずママんち、すき焼きにしようと思ってるんだけど、どんなお肉がいいかなぁ。
ねえねえ、すずママと一緒に美味しそうなお肉探して
」
すき焼き大好きなゴンタ、一瞬、ブドウのことが頭から離れて、お肉の方に意識が向いたようだ
その隙に、マジシャンのごとく、ゴンタの視界に入らないところでササっとブドウを長女に手渡し、
「ね、お肉、どこに置いてある
一緒に探しに行こう~」
そう言うと、ゴンタの頭の中にはもう美味しそうなお肉のことしか浮かばなくなったらしく
こっちかも!と言いながら一緒にお肉売り場に駈け出して行った。
いいね、これ(●≧艸≦)゛
その後も一緒にあれこれ、お肉を選んだり、そのあとは牛乳を一緒に選んでもらったり、と、
最後まで私のお買い物に一生懸命付き合ってくれたのだ。
一緒に探したり選んだりすると、ほかのものに目がいかないので、買ってほしいものにも目が行かない
さて、ゴンタには見事に通用したけれど、ほかの3歳児にはどうだろう。
もしも小さなお子様をお持ちの方いらしたら、一度、試してみて下さい
一緒に、というキーワード。
このすぐあとに、また役に立つ場面があった。
その話はまた、次回の更新の時に。。。
ミラーリングの手法、こちらのブログを参考にさせて頂きました
駄々をこねる子供には
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