気象面をメインに自然災害から人命を守る対策を講ずる新たな組織SDMの活躍を描いたドラマ。
でも、大臣による足の引っ張り合いというか政治的な話、SDMの中心人物・晴原の婚約者だった灯の死の真相など枝葉的な話の時間も長かった。
SDMの活動だけでワンクールもたすのは無理だったってことか。
だとしたら、このドラマの企画自体に無理があったような気もする。
もっとSDMの活躍に特化した方がおもしろくなったんじゃないかっていうね。
ただ、そのSDMの活動にしても、未曽有の災害に立ち向かうという展開にもかかわらず、画面からはいまいち緊迫感が感じられなかった。
災害の映像も今時の技術でもっとなんとかならなかったのって思うほど残念な感じだったし。
SDM内に死者が出た時も、危険を十分に察知していたはずの晴原が巨大な岩が斜面を落下してくるのに気づいてすぐに逃げていれば上野さんは死ななくて済んだと思う。
物語の進行上、晴原を助けて上野さんが死ぬという展開が必須だったとしても、あれはないと思った。
全話見たのに、マイナスの感想ばかりになっちゃった。
最初の雪山の件はけっこう良かったんだけどねぇ。
竜頭蛇尾というか、その後が残念過ぎた。
世界中で大きな被害をもたらす自然災害が数多く起きている今、いいテーマだったし、SDMという設定も良かっただけに、なんかもったいなかった。
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