「湘南ゴールド」はレモンに似ているけど、実は甘いんです !!
「湘南ゴールド」 はその名の通り、神奈川県で2003年に生まれました。サイズはミカンよりやや小ぶり。皮はレモンのような黄色で、むきやすいです。皮が黄色くて小ぶりということで、「酸っぱそう」と勝手にイメージしてしまいがちですが、意外にも味は酸味が少なく、甘くてジューシー!! 香りは華やかなさわやかさです。ミカンが姿を消す4月からが旬です。
「甘平(かんぺい)」は2007年に登場しました。重さは250gほどで、ミカンの倍の大きさ。その名の通り、甘みがとても強い品種です。酸味が少なく、果肉はやわらかく、実の袋は薄いのでそのまま食べられます。外の皮もとても薄く、濃いオレンジ色で、手で容易にむくことができます。酸味が少ないので、ジャムやケーキに利用するよりも、生で食べるほうがおすすめ。
「南津海(なつみ)」は「マンダリン」と「ポンカン」の掛け合わせで、味がいいことから、最近になって収穫量が増えています。見ためはミカンに似ていて、皮は手で簡単にむけます。実の皮は薄く、袋ごと食べられます。甘みが強く、酸味がほどよくあり、味わいはしっかりとしています。初夏にかけて出回ります。
その他にも、「マーコット」、「アンコール」、「セミノール」、「ばんぺいゆ」、「日向夏(ひゅうがなつ)」、「甘夏(甘夏みかん)」、「カラ(カラマンダリン)」、「スイートスプリング」、「はるか」、「まりひめ」など、まだまだ新品種が生まれています。