京都地方気象台は27日、京都市の桜の開花を発表した。今年の開花は平年より1日早く、1週間ほどで満開になる見込みだという。

 同日午後2時半ごろ、気象台の職員が世界遺産二条城京都市中京区)にあるソメイヨシノの標本木に開花の基準となる5、6輪以上の花が咲いているのを観測した。冷え込む日が続いていたが、この日の京都市最高気温は4月中旬並みの19・5度を記録した。

 千葉県旭市から観光に来ていた主婦林優子さん(61)は「開花はまだだと思っていたのでラッキーでした。桜のピンクが大好きなのでうれしいです」と笑顔だった。(