四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

念ずれば通ず?!

2005年01月07日 | Weblog
すっかり龍の学級便りになってます。すみません(^_^;)。

昨日、「先生ずっと病欠してくれないかなぁ」なんて思ったことが通じたのか、今日も先生はお休み。昨日と同じアシスタントのアンがクラスを進めてくれました。やっぱり見てて安心感があるんです。 同じ歌を歌う時でも、先生は「何の歌を歌おう? ○○○○(曲名)にしようか」って歌い始めるんですが、アンは歌の題名と絵が付いたカードを2つ持って子供達に見せ、「どっちの曲がいい?○○○○?それとも△△△△?」って子供に選ばせます。時間がかかってもゆっくり待ち、その子が指差したり、見つめたり、反応のあったカードの曲を歌います。最初、彼女が龍にカードを見せた時、机にカードを置きました。でも、私が龍によく見えるよう、カードを手にとって目の前にかざすと、次からちゃんと龍にカードを見せる時には、彼に見えやすい位置にかざしてくれるようになりました。龍の事を分かろうとする意欲を感じました。
午後は音楽の先生が赤組の教室に来て、みんなで音楽に合わせて楽器を演奏。‥の予定だったのですが、この日は休み明けの3日目。長い間、家にいた子供達は久しぶりの学校生活にちょっと疲れが出てたようです。二人の子供が止めようもないくらい金切り声を上げて泣き出し、クラスは大混乱。アップビートの曲ではこの子達の緊張を余計に増幅させてしまうと見た音楽の先生、すばやく曲を静かなものに変え、7色の柔らかい布をゆったりと動かしながら「虹の歌」を歌い始めました。先生の歌声が教室に流れ始めて間もなく、二人の子供が静まりました。それはとても印象深い光景でした。この先生の子供達への反応の速さと授業計画の柔軟性、それから音楽の持ち曲の幅広さには深く感銘しました。

今日はアシスタントの人達がこの3日間で一番、子供達に優しい日でした。昨日、車椅子をピシャリと叩いた人も子供達によく話しかけてます。子供達が疲れて混乱してる様子を見て気付きました。昨日はアシスタントの人たちにとっても仕事始めの2日目。なんだか気持ちの浮かない日だったのかもしれないって。それともアンと音楽の先生の優しい波長がみんなに伝染したのかな?
授業の終わりに校長先生がクラスに来て、来週からクラスの先生が復帰することを告げて行きました。ああ‥、この幸せな2日間が束の間の夢で終わってしまうんだろうか???でも色眼鏡で先生を見てはいけませんね。今は私も緊張しながら見知らぬ教室に通っています。良い点よりも不安な点の方が目に付きやすい時期なのだと自分に言い聞かせてます。

(ところで、病気の先生の心配もせず、こんな事を書いているのは、昨日、アシスタントの一人が先生の病欠の事を話していて、「私はなんで彼女が休んでるか知ってるわよ」って意味ありげに言ったんです。だから、先生は本当は病気じゃないのかもっていう気持ちがあるんです。ちょっと言い訳‥。)
コメント
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