四万十凸凹隊 ごぞまる絵日記

四万十川水系を中心に沈下橋を見て回りました

波介川と仁淀川の関係

2014年03月31日 | 川岸の風景

土佐市の自宅前を流れる鎌田井筋
井筋は、2級河川の波介川を渡り、土佐市用石(もちいし)~土佐市新居へとお水を送ります
ちなみに現在波介川は、ブラックバスの釣りで割と有名な河川になっています
スカパーの釣りビジョンで・・・・

波介川小野水門
この水門の役割は、洪水時仁淀川からの逆流を防ぐため作られました

昔は十文字ってとこで仁淀川と合流していました
十文字の渕は海水と淡水が混ざり合う深い淵で20mあるとかないとか?
チヌやスズキが釣れるらしい
十文字の渕は、上の画像の左の山の下にあります
現在は、波介川は土佐市新居の海まで続いています

小野水門のすぐ下流の堤防
大昔、たぶん1600年ごろは、この位置で波介川は、仁淀川に合流していました
土佐市中島っていう集落は、昔は川中島だった
洪水のたびに全て押し流されました

仁淀川と波介川は、堤防を挟んで接しています

仁淀川右岸から見た新仁淀川大橋(開通はまだ先のようです)

仁淀川右岸の堤防にある慰霊碑
明治22年7月9日 大洪水が起こり、仁淀川の堤防が決壊した
中島集落の18戸が流出し、19人の方がなくなった
推測ですが、たぶん集落がほぼ完全に消失したんじゃないでしょうか
今でもそんなに多い集落じゃありませんので・・・
生き残った人がまた集落を再建した??

仁淀川大橋から上流
50m位上流に古い橋の橋脚跡が残ります
子供の頃、橋の上でバスが行き違えず大げんかをしているのを見たことがあります

仁淀川大橋から見た川の中
中央部は、川原のように見えますが水の中です

広岡井筋    高知市春野町

2014年03月24日 | 川岸の風景
2014年3月15日(土)晴れ
自転車で八田堰~広岡井筋~新川とぐるっと回ってみました
広岡井筋も土佐市の鎌田井筋も野中兼山さんが作りました
高知のお殿様が山内家であった頃のお話、西暦1650年頃です

八田堰から取水され、広岡井筋は始まります
向こうの堤防からこちらまでが全て井筋でした。たぶん(;一_一)
広岡井筋は、高知のお城下に物資を送る水路として使われました
仁淀川上流から運ばれた薪や炭・米などを新川まで船で輸送し
新川で一旦陸揚げして再度大型船に積み替えます
甲殿~長浜~浦戸湾を経て高知のお城下へ
新川のおとしを過ぎ甲殿まで行くと満潮のころ合いを見て船を進めました




行当のきりぬき



手前が広岡中方面に行く井筋
奥が、新川のおとしへ行く井筋

新川に行く井筋

仁淀川大橋下流の広岡井筋
この井筋も昔よりずいぶん小さくなりました
怖くなる位深く大きな井筋でした
なんせここを船が通っていました

仁淀川左岸の堤防から四国八十八か所 清滝寺方向を望む

新川のお堂の近くの井筋

ここで井筋が分かれます
右側は、四国八十八か所 種間寺前を通って長浜方面にお水を送くる灌漑用水
左は、新川の町を抜けて遠く浦戸湾に注ぎます?
・・・・と言うことだが確認したわけではない(;一_一)
ここ新川が上流のお船の終着場です
大きな蔵や旅館・商店がたくさんありました
今でも当時の面影が残ります






新川の落とし

・・・・・今度、浦戸湾まで行ってみよう。今もいけるんじゃろうか??
土佐市の鎌田井筋や広岡井筋が、そのまま残っていれば文化的財産となったでしょうにおしいことです(;一_一)

大本五社神社  津野町黒川

2014年03月20日 | 川岸の風景
2014年3月9日(日) 晴れ
  第五回十和トレイルマラソンだったのに・・・
    起きたら10時だった
寝坊しちまった(;一_一)
昨日、バッテリーを充電し、メモリの予備を用意したのに起きれなかった
今から行こうとも思ったが、もうスタートしているし現地に到着したらたぶん終わっている
しょうがないんで以前から気になっていた津野町の神社に行ってみた


迷った一つ手前を曲がってドンドコドンドコ山へ

里山に古い橋(沈下橋?)があった

滝発見! 20m位上から落ちてくる微妙に2段になっているが、あまりゆっくり見ていたくない
今にも上から大岩が落ちてきそう(;一_一)


自然のアーチ
近くで見たけどどうやったらこうなるかわからなかった

須崎の風の里公園が目の前に見えてきた
久しぶりに鳥形山と風力発電所を見に行こう(^◇^)


風の里公園に到着
着いたのは昼ごろだったのに霜柱が残っていて展望台に上がる階段がシャリシャリと音をたてる
とにかく・・・・・・寒かった


いつ来ても鳥形山は良いなあ~
一度でいいからまじかで見てみたい

風の里公園第1号風車から今日の目的だった神社さんの鎮守の森が見える
あのポッチとした森に行こうとしたのに・・・・
こんな山の上に来ちまった

風の里公園から下りてきました

道路わきの広いことに車を止めて神社さん散策
神社さんの名前は、大本五社神社

長い石段の上にあります
急傾斜ではないが、石段の一つ一つがが高いんでだれた


狛犬様

境内から鳥居を見下ろしてます


神社さんの向こうに風の里公園の風力発電の風車が見えます
あと1週間くらいで桜が咲きます

そしたらもう1回来よう!
すごく良い景色だぞ。きっと(^O^)/

松尾八幡宮   土佐市高岡

2014年03月16日 | 川岸の風景
2014年3月8日(土) 晴れ
前回行けなかった土佐市高岡町の松尾八幡宮に行ってみた
高岡にこんな長い参道がある神社が、あったんだ
・・・・はじめて知りました

松尾八幡神社 一の鳥居

高岡の町の真北に社を構える八幡宮

一の鳥居から二の鳥居まで300m位の参道が続く

参道を進むと二の鳥居が見える

近所の方のお散歩コースになっているようだが、この道車が平気で通る
ほとんど行き違うスペースがない

一の鳥居 狛犬さま

一の鳥居 狛犬さま

松尾八幡宮 由緒書き

松尾八幡宮 二の鳥居


二の鳥居 狛犬さま

三の鳥居と立派な門をくぐると長い石段が延いている

石段を登り切ると狛犬様がお出迎え
天保12年の奉納



狛犬様の後ろ姿
髪にカールがかかってちょっとかわいい

境内から見下ろす
石段の途中に鷲?が乗っかった灯篭がある

松尾八幡宮の神橋がかかる小さな用水路?
この小さな水路にドンコがいた
清流にすむドンコがいる
・・・・
さすが清流仁淀川からのお水が流れる水路

松尾神社の北側に何かあるんだが、今回はよう行かなんだ
あれは、御神体だろうか?

巨大な石に見えるんだが・・・・・??
・・・・・
後日友人に聞くと水道のタンクだということだった
しかし、神社の上にタンクを置くやろうか普通・・・・(;一_一)

恵美酒神社&松尾八幡宮

2014年03月15日 | 川岸の風景

「恵美酒」=お酒の神様じゃろうか??
って思いこみ、ここから暴走が始まった

土佐市立図書館で借りた「土佐史の神々:広谷喜十郎著」には、
「大昔、仁淀川は、清い流れであったため、神河、三輪川その後と呼ばれ、
清い水でお酒を造り、神酒として土佐の大神(土佐一の宮、土佐二の宮)に奉納されたいた
三輪・・奈良県の三輪大神神社(お酒の神様)

昔、土佐市高岡には8軒の酒造屋さんがあったらしい!
今も亀泉酒造(土佐市出間)さんがある
高岡の北には、松尾八幡神社がある
京都の松尾大社(お酒の神様)である

って
ゆえに高岡のドラゴン広場の恵美酒神社は、酒造業を主とした商売の神様に間違いないとの結論に至った

高岡にある松尾八幡神社を地図帳で見ると土佐市北原??にあった?
北原も高岡町??
ありっ!随分変だなと思ったが、とにかく行ってみた

ちっちゃな神社さんだったが、狛犬がユニークだった


四万十町の高岡神社の狛犬に似ていた


満足だったが、後でネットを見ると高岡のま北に松尾八幡神社があった
・・・・・(;一_一)


また、ネットで恵美酒を調べると「エビス」で「エビシュ」ではなかった・・・・・(;一_一)


次回は
松尾八幡宮に行ってみよう(^O^)/

鎌田井筋 

2014年03月12日 | 川岸の風景
2014年3月8日(土) 晴れ
実家の文旦選定のお手伝いをした後、鎌田井筋を散策してみようと出かけた

・・・・・・井筋にお水がありません
年に1度の井筋の清掃でしょうか
田んぼに水がいらないこの時期清掃が行われます
まあ、とりあえず井筋に沿って北上し、鎌田堰まで行ってみました

土佐市高岡の井筋を北上

松尾八幡宮の一の鳥居を避けるように井筋が・・・
昔の井筋の川幅は、現在の2倍ほどあったと思います
水深もたぶん倍以上だった・・・・ような
道や側溝となって現在も残ります


途中、現役の小さな水車を見つけました
水をくみ上げ田んぼに水を送るんでしょう

おおっ!1万円発見(^◇^)・・・・・・近寄ってみると「子供銀行紙幣だった」

川エビ発見(^O^)/
いるんですね~  昔はもっとたくさんいたんです
柄杓ですくってうちの母に晩御飯のおかずに煮てもらいました
40年以上前の小学校に上がる前だったような気がします


鎌田堰は、現在ありませんが、JR土讃線の鉄橋の下流にあった・・・・?
JR鉄橋を作る際に結構もめたようです・・・・(;一_一)

右岸の鉄橋の袂に「堰後」の石碑がありました
白い電気BOXの横にありますが、説明書きはありません

石碑の下流100m位の所が、一際急流となっている箇所があります
ここに堰があったように思えます?

今、鎌田排水口がある辺りです
鎌田堰は、洪水のたびに破損しそのたびに修復されました
現在の井筋の取水口は、日高村小村神社の北側の仁淀川右岸となっています


・・・・・・
今度、お水が流れているときに井筋を散策しようと思ってます


文旦選定のお手伝い 2014

2014年03月09日 | 川岸の風景
2014年3月8日(土) 晴れ
奥さんの実家の文旦選定のお手伝いをした
文旦を収穫した後、2月後半よりじいちゃん(義父)がコツコツ剪定を始めていた
今日は、その最終日でしたので家族総出でお手伝いに行った

・・・・少し遅いが、まあいかんよりいいかな(;一_一)

剪定前の文旦の木
枝が上に伸びボーボー状態

上に大きく伸ばすと今後収穫が大変になる
上よりは横に伸ばすように枝を切る
また、葉っぱにお日様がよく当たるように全体を考えて切るらしい
・・・・
猫の手程度のお手伝いだったような

枝や葉を切っていくと取り忘れた文旦が・・・
「この文旦最後に取ろう」とじいちゃんがのたまう

まわりを全て選定し終わってここだけ

千秋楽 最後の分担を収穫し最後に残った枝を切った

剪定完了

今年の選定はすべて完了です

来年はもう少し早くお手伝いをしようと去年も思った・・・・(;一_一)