初夏の花、アルストロメリア。
去年は苗を買ってきて育てたが、そのあとはほったらかしていたことは以前に書いた。
奇跡の発芽から2週間。
3つある鉢から発芽しているのは1つだけだ。
当たり前だ。
花のあとは水ももらえずベランダに吹き込むわずかな雨水だけで生きてきたのだ。
発芽する方が奇跡なのだ。
こんな感じ。
近所の団地の植え込みにもアルストロメリアが群生している。
例の植物おばばが育てているに違いない。
繁殖力が強いので一度植えたらたぶん毎年咲くのだろう。
その脇には、カンザキアヤメ。
アヤメにしては小さくて可愛い。
筋状の模様がアルストロメリアに似ているので去年は間違えたほどだ。
季節を知らせ、次の季節を予感させてくれるヤツら。
誰にでも足下に持っている小さな幸福。
時間の意味を教えてくれる。
時間は最良の友である。
嗚呼、ボタニカル!