『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

ロウバイなど。

2016年01月10日 | 日記


太宰府天満宮では飛梅が咲いたときいて、近所の植物園に散歩に行った。
ロウバイが咲き始めている。
梅の中でも一番早咲きのようだ。
紅梅や白梅とは趣が違う。
と思って調べてみると中国原産らしい。




花はかすかにいい匂いがする。
白梅や紅梅とは違うにおいだ。




温室ではブーゲンビリアがたくさん咲いていた。
普段花びらだと思っているのは実は赤い葉っぱで
その中心からほんとの花が咲く。
南方系の植物どもはみなトリッキーだ。




アナナスの蠱惑的な花。
緑とのコントラストがすばらしい。

さて、梅は英名でJapanese apricotというらしい。
アプリコットは杏なので日本の杏が梅ということか。
どうもピンとこない。
英国人のセンスはよく解らない。
純国産の白梅、紅梅を愛でるにはもう少し時間がかかる。
ともかく新しい花の時間が始まった。
今年はどんなサプライズが出てくるのか、楽しみである。

嗚呼、ボタニカル!






春よ来い

2016年01月09日 | 日記


暖かい日が続く。
新年早々、ベランダの鉢に異変が起きた。
歯を磨きながら外をぼんやり見ていたら
去年の夏からほったらかしにしていた鉢から緑色の何かが見える。
ん?
これは確かアルストロメリアが咲いていた鉢だ。
エキゾチックな花が終わってそのままにしていた。
花は美しかったが散り方が綺麗ではなく、来年はもういいかと思って
水さえやらずに放って置いたものだ。
緑色の何かは新芽である。
雑草かと思ったが独特の葉っぱの形と色つやは間違いなくアルストロメリアだ。
なんとたくましいことか。
花のあとは見向きもされなかったのに。



ハゴロモジャスミンにも小さな花芽がついてきた。
去年は小さかったが植え替えたせいで大きく成長した。
こちらは水を切らさず世話をしていたものだ。
あの可憐でいい匂いの小さな花がまたやってくるのだ。

花は天からの贈り物。
最高のギフトである。
待ちわびる喜びと、期せずに授かる喜び。
春は幸福にあふれている。

嗚呼、ボタニカル!