『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

アデニウム

2015年10月12日 | 日記


姫路の温室植物園へ行った。
恒例の多肉とサボテンのフェアだ。
立派なサボやアロエ、リトープスに魅了される。
常設の施設ではアナナスが真っ赤に染まり洋ランたちはいい匂いをさせている。
やっぱり花はいいなあ。
花びらのしめった冷たさと控えめな芳香がたまらない。



鑑賞した後は販売コーナーを徘徊する。
またしても回遊魚のようにグルグル品定めだ。
ちょっと欲しかったものが安く買えた。
アデニウム。
「砂漠の薔薇」と呼ばれている。
スライムのように丸くユニークな幹に咲く花は美しいらしいのだ。
下はネット上の写真。


きれいだ。
これからは冬眠に入るので葉っぱが増えるのは来年の春からになるようだ。
今から楽しみの先買いである。
ひとつひとつ春の楽しみが増えていく。
手に入れたものは楽しい時間。
ありがたいことである。

嗚呼、ボタニカル!


ノリタケの森

2015年10月11日 | 日記


愛知県は陶器の町だ。
瀬戸物、INAX(現在はLIXIL)、ナルミ、そしてノリタケなど日本を代表する企業が多い。
そのノリタケ発祥の地にある施設「ノリタケの森」にアンティーク雑貨のバザーへ行った。
雑貨に混じってサボテン、多肉植物、エアプランツなどの植物もある。
古い木製品やさびれた金属製品はどれも欲しくなる。
昨年はここで年期の入った麺棒と子供靴の木型、ドラティ(エアプランツ)を買ったものだ。



今年もいいものを見つけた。
フレクスオーサ・ヴィヴィパラ。
花茎が枝のように伸びてそこに子株が着いている。
だいたい1-1.5万円が相場だが半分程度の価格だった。
迷わずゲット。



変わった形のサンセベリア。
株からランナーが2本伸びてかっこいい。
奥さんのお土産にゲット。

朝から女性や若い家族連れでにぎわっていいる。
みんな手に取っては値段を見て、買うかどうか迷っている。
わかるわかるその気持ち。
楽しい時間だ。

バザーは明日月曜日の4時半までやっているので名古屋にお住まいの方にはおすすめですよ。
http://www.noritake.co.jp/mori/event/


嗚呼、ボタニカル。

PROTOLEAF

2015年10月04日 | 日記


再び二子玉川のPROTOLEAFへ行く。
1年ぶりだ。
チランジア・フェアが今年も開催されていて、最終日に滑り込んだのだ。
YouTubeでおなじみのプロトリーフ・チャンネルおじさんも発見しテンションは上がっていく。




お店の売り場が半減しており品数は減っている。
ただ、お目当てのチランジアたちは品揃えはまずまず。
他所ではあまり見られないものも多い。
さて予算との葛藤が始まった。
狭い売り場をグルグル数十分もかけて吟味する。
なにせ下に置いてあるもの、目の高さあたりに掛けてあるもの、頭上にぶら下がっているものなど
3次元敵にディスプレイされているので、一回見ただけでは見落としてしまう。
回遊魚のように数回転して今度は逆に数回転して今日の一押しを探すのだ。




今日の一押しゲットした。
予算はかなりオーバーしたが他所ではあまり売っていないタイプだ。
ドラティの仲間だが家にいるヤツらとは少し種類が違う。
トリコームが少なく、丸くくりんくりんに巻く形が美しい。
このまま大きく育つかなあ。
何回転していくのか楽しみだ。
思えば去年ここで買ったカウレッセンスも少しは大きくなった。
来年またここに来たときに1年の成長を見るのだろう。
チラ族は成長が遅いが故に年に一回振り返るくらいがちょうどいいようだ。
ゆっくりと確実に大きくなれるよう、多少の面倒は見てやる。
が、あとは自分で何とかしろよ、チラどもよ。

嗚呼、ボタニカル!