『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

ランの家

2015年04月12日 | 日記


ランの家を作った。
オンシーやカトレア、胡蝶蘭その他の家だ。
風通しがよく直接陽が当たらないところなどどこにもない。
ましてや藤棚やブドウの棚があるわけもない。
そこで去年買ったエアコンの室外機カバーと流木を使ってみた。
鉢を吊す針金は自作したがうまくいかない。
いろいろ試行錯誤したがうまくいかず、結局ネットでオーキッドハンガーとやらを買った。
いい。
いい感じだ。
明石の海で拾って名古屋に持って帰った流木がやっと役にたった。




オーキッドハンガーとはこんなもの。
なんか手術用の器具か、漁でつかう道具みたいである。

今日はラン族の大半を新しい水苔で植え替えた。
これから夏になる前には花を咲かせてくれるだろうか。
わくわくどきどきする。
まずは花芽が大きくなった胡蝶蘭が楽しみだ。

嗚呼、ボタニカル!

楽しい予感

2015年04月12日 | 日記


アルストロメリアにつぼみがついた。
最近ぐいぐいと上に伸びてきたのだ。
開花が楽しみだ。
ワイルドで美しい花が咲くはずだ。
色はわからないが3種類あるのでカラフルになるだろう。
アンジェリーナ・ジョリーのようにクールできれいな花が咲くといい。
たぶん、こんな花たち。





いったん咲き終わったハゴロモジャスミンに次の花芽がついてきた。
2回も花と匂いを楽しませてくれるなんて、なんていいやつだ。
大きな鉢に植え替えて樹木にしようと思っているが植え替えはもう少し先にしよう。



コチョウランはゆっくりとつぼみをそだてている。
少しずつ少しずつふくらんでいく。
なるほどあの長い期間きれいに咲くためには成長にも時間をかけるのだな。
ふむふむ、なるほど。
植物界は知恵にあふれ、花はいろんなことを教えてくれる。

嗚呼、ボタニカル!

夢のような季節

2015年04月05日 | 日記


雨の朝。
ベランダ越しに公園の桜を見下ろす。
あいにくの雨ではあるが、ひんやりと湿った風のなかで花を見るのも悪くない。
雨のおかげですべてが落ち着いて見える。




昨日カルセオラリアに小さなハチが遊びにきた。
風船みたいな花を割ろうと刺しにきたようにも見える。
のどかだ。



先日冬を室内で過ごしていたヤツらを戸外に出した。
さみしくなった部屋の中を飾る小さなデンドロビウム。
清楚である。
匂いも可憐だ。
フレームの中の少女は竹久夢二の絵はがき。
なかなかマッチしている。
花を見ているのか夢見ているのか。
夢のような桜の季節はもうすぐ終わる。

嗚呼、ボタニカル!






再生

2015年04月04日 | 日記


朝の気温が10度をこえるようになった。
起きるとき身体も楽だがそれは植物たちも同じようだ。
冬の間茶色く縮んでいたやつらも起き出した。
緑色に姿を変えて。
春になったらきれいに生まれ変われるなんてうらやましい限りだ。




こいつも冬はやる気がゼロで勝手に葉を枯らして休んでいたクワズイモ。
いかにもクワズイモの葉っぱぽいねじねじした芽が出てきた。
なんかおもしろい。



おお、地中深く沈めておいたやつが芽吹いている!
ええと何だっけ、カサブランカだ。
あのお派手な花がほんとに咲くのか楽しみだ。

春の光りとぬくもりはありがたい。
こいつらにあやかってオレも生まれ変わるとするかな。

嗚呼、ボタニカル!