十四番目の月、再び。 2018年03月31日 | 花鳥風月 日没前に東の空に浮かんだうっすらと白い月。 西にはまだ夕日が輝く時間から透かし絵のように昇り始めた。 昼から夜へのバトンタッチ。 さっきより明るさが増して、透明度が減った。 少しづつ、遠慮がちに。 十一時時前、ほぼ真上の空に煌々と輝く月。 側には満開の染井吉野や雪柳が放つ濃厚な気配。 今日は十四番目の月。 正円にはわずかに欠けた月。 期待のような、予感のような影。 一番好きな形。 春の楽しみはいくらでもありますね。 « ツバメの四月 | トップ | 弥生晦日の宵 »