『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

PROTOLEAF

2014年10月13日 | 日記
BSのドラマ「植物男子 ベランダー」の舞台にもなった二子玉川のグリーンショップPROTOLEAFへ出かけた。
流石に珍しいものが多く、しかも点数も多い。
折しも「エアプランツ フェア」を開催しており危険度は最大級。
台風で言えば超大型で非常に強いタイプ、只今避難命令がでた状況だ。




開花中のエアプランツもあり見所満載で息が荒くなってきた。
初めて見るものもや見慣れたものでも大きいものが多く、目移り心移り心変わりと心は千々に乱れる。
落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせ特に行きたくもないのにトイレにいって感情を調整する。
予算の上限を決めて本格的に吟味した。
同行者(妻)も同様に一つ一つ手にとってはプライスカードと予算のせめぎ合いで
発見 → 希望 → 逡巡 → 断念 → 発見を繰り返しているようだ。
かくして大型台風の目は次々と移動する。

途中美しいディコトマ(アロエの仲間)に激しく心惹かれたが、高さが80センチくらいありその後の電車移動を考えて断念。
結局ウチにはいないエアプランツ2点と、小さなラン(ビオラセア)を購入。
ずんぐりしたスプレプトフィラとシャープな緑葉が美しいカウレッセンス。
ビオラセアは花芽がでており、開花するといい匂いがするらしい。
予算は150%使ってしまったが満足度は200%だ。








やっぱり東京はすごい。
このタイプのお店は大阪にも神戸にも名古屋にもない。
考えてみればただの葉っぱに数千円投入することもあるので
あまりポピュラーな趣味ではないのだろう。
東京くらいのマーケットサイズがないと大規模にするには合わないのかもしれない。
まあ一年に一度くらいは来てみたいものだ。
値段を見ないで好きなものを買えたらどんなにいいかと思う。
しかし、予算を限ってじっくり品定めをしながら夢中でさまよい歩くのは楽しい。
悩んだ末に今回は縁がなかった子達に思いを残して帰るくらいのほうがモチベーションが上がるのだ。
かくしてオレのボタニカルライフはつづく。

嗚呼、ボタニカル!




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