『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

Autumn in Nagoya

2014年09月13日 | 日記


歩道のイチョウは実がたわわだ。
半年かけて自ら育てた銀杏をびっしりとつけた。
歩道に落ちる寸前、不思議とにおいは全くない。




4月、ただの枯れ木だった。
5月、小さい葉っぱが芽生え
6月、緑の大樹となった。



9月、今は子孫をたくさん備えた。

イチョウの紅葉は見事だろう。
田舎のお寺の大イチョウには目を見張るほどきれいなものが多い。
石段や石畳に黄色なイチョウの落ち葉は映える。
この歩道にもきれいに散るだろう。
それが楽しみだ。

厳しい冬を無事に過ごすために余分なものを削ぎ落し、次の春に備える。
植物界は戦略に満ちている。

嗚呼、ボタニカル!